甲虫 ナナホシテントウ ナナホシテントウ (テントウムシ科)【七星天道】(Coccinella septempunctata)日本全国に分布し、最も普通に多く見られるテントウムシのひとつです。成虫も幼虫時代ももっぱらアブラムシを食べる肉食昆虫で、農業を行う人間にと... 2022.10.19 5月昆虫甲虫
6月 オクヤマコウモリ オクヤマコウモリ (キク科コウモリソウ属)【奥山蝙蝠】(Parasenecio maximowiczianus var. alatus)「コウモリソウ」の変種でコウモリソウより高い亜高山域に生育し、本州の中部地方の太平洋側に分布します。幅広... 2023.01.18 6月8月キク科夏山岳の植物
山岳の植物 コウモリソウ コウモリソウ (キク科コウモリソウ属)【蝙蝠草】(Parasenecio maximowiczianus)葉の形から蝙蝠の名を冠した深山に生える野草で、「モミジガサ」などと同じ仲間です。頭花は円錐花序または総状花序につき、小花は両性の筒状花... 2023.01.18 8月キク科夏山岳の植物
3月 カゴノキ カゴノキ (クスノキ科ハマビワ属)【鹿子の木】(Litsea coreana)関東-福井以西の本州、四国、九州に分布する常緑高木です。最大の特徴はその成木の樹皮。灰黒色ベースの樹皮が楕円形の薄片になってはがれ落ち、その跡が白っぽいカモフラー... 2023.01.18 3月クスノキ科樹木野山の植物
野山の植物 アマギカンアオイ アマギカンアオイ (ウマノスズクサ科カンアオイ属)【天城寒葵】(Asarum muramatsui)「タマノカンアオイ」に似た感じで、伊豆半島周辺に分布するカンアオイです。タマノカンアオイより小型のようで、葉柄の色が淡緑色になること、葉脈の... 2023.01.18 10月ウマノスズクサ科山岳の植物春野山の植物
10月 タカクマホトトギス タカクマホトトギス (ユリ科ホトトギス属)【高隈杜鵑】(Tricyrtis ohsumiensis)黄色い花のホトトギス類は地域限定の固有種が多く、この「タカクマホトトギス」も「キバナノホトトギス」の亜種とも別種ともいわれるものですが、鹿児... 2024.10.27 10月ホトトギスユリ科山岳の植物秋
春 ムコジママンネングサ ムコジママンネングサ (ベンケイソウ科キリンソウ属)【聟島万年草】(Sedum mukojimanensis)小笠原列島の固有種で、聟島(むこじま)列島の媒(なこうど)島の断崖絶壁に生育するマンネングサです。従来、小笠原列島に自生するベンケ... 2023.01.23 3月ベンケイソウ科春海岸の植物
春 ヒメヒダボタン ヒメヒダボタン (ユキノシタ科ネコノメソウ属)【姫飛騨牡丹】(Chrysosplenium nagasei var. luteoflorum)日本海側ネコノメソウの代表「ホクリクネコノメ」の系統ながら、太平洋側の「イワボタン」や「ニッコウネ... 2023.05.27 5月6月ユキノシタ科山岳の植物春
野山の植物 ミコシガヤ ミコシガヤ (カヤツリグサ科スゲ属)【神輿茅】(Carex neurocarpa)日当たりのよい草地や湿地に生え、密につけた小穂の下の2-3枚の苞葉が長く伸びて、お神輿のような形と見なして名付けられました。雌雄性の小穂がいくつも密集し、雄花... 2023.01.23 5月カヤツリグサ科夏春野山の植物
野山の植物 ニセカントウタンポポ(仮称) ニセカントウタンポポ(仮称) (キク科タンポポ属)(Taraxacum sp.)学名未確定 別名:カントウモドキ(仮称)タンポポの日本在来種と「セイヨウタンポポ」などの外来種、または外来種由来の雑種の見分け方として、総苞片がまとまっている... 2023.04.02 4月キク科帰化植物春野山の植物
3月 ヒマラヤスギ ヒマラヤスギ (マツ科ヒマラヤスギ属)【ヒマラヤ杉】(Cedrus deodara)公園や学校の巨大樹の定番ですが、最近はあまり流行らないのか新しい公園などでは少ないようですが、昔は何故か大病院によく見られました。日本には、明治12年に渡来... 2024.03.25 12月3月7月8月マツ科園芸植物樹木街での植物
野山の植物 アオミズ アオミズ (イラクサ科ミズ属)【青水】(Pilea pumila)全国の湿った林下や沢沿いの林縁に広く生育する一年草で、山菜として有名です。名の通りみずみずしい青い葉が生え、葉腋から雄花と雌花が混生した花序が出ます。雄花は白っぽい花被片と2... 2024.09.29 10月9月イラクサ科秋野山の植物
9月 ヒメハッカ ヒメハッカ (シソ科ハッカ属)【姫薄荷】(Mentha japonica)北海道と本州中北部に分布し、低地の湿地に生育する小型で繊細な和ハーブです。細い茎が直立して、先端のほうに集中して花序がつきます。花は淡紅紫色で萼片は5裂し、花序にも茎... 2023.01.23 8月9月シソ科夏秋野山の植物
9月 シロザ シロザ (ヒユ科アカザ属)【白藜】(Chenopodium album)全国の畑の周りや荒地などに生える雑草で、ユーラシア原産の史前帰化植物と考えられています。同属の「アカザ」とよく似ていて、新葉の表面に白い粉粒がついて白くなるのでアカザに... 2023.01.23 9月ヒユ科秋野山の植物
夏 メタカラコウ メタカラコウ (キク科メタカラコウ属)【雌宝香】(Ligularia stenocephala)東北以南の本州、四国、九州の山地~亜高山の湿った林縁や湿地に生え、黄色い疎らな花が咲きます。同属の「オタカラコウ」によく似ていますが、葉が矢じり... 2023.08.12 10月8月キク科夏山岳の植物秋
9月 ルコウソウ ルコウソウ (ヒルガオ科サツマイモ属)【縷紅草】(Ipomoea quamoclit)熱帯アメリカ原産のつる性植物で、最近の園芸品かと思いきや、江戸時代の初期から渡来しているそうです。たいへん細かく切れ込んだ繊細な葉が特徴で、フェンスや垣根... 2023.01.23 9月ヒルガオ科園芸植物帰化植物秋街での植物
野山の植物 ミツバフウロ ミツバフウロ (フウロソウ科フウロソウ属)【三葉風露】(Geranium wilfordii)全国の野山で数多く見られる「ゲンノショウコ」とそっくりで、花の拡大だけ見る分には全く見分け不可能な植物です。ゲンノショウコと同じようなところに生育... 2024.09.16 9月フウロソウ科夏山岳の植物秋野山の植物
野山の植物 フジレイジンソウ フジレイジンソウ (キンポウゲ科トリカブト属)【富士伶人草】(Aconitum x fudjisanense)「アズマレイジンソウ」と「レイジンソウ」の中間的形質をもち、関東や中部に分布すると思われる種間交雑種。雑種起源なだけに、見分けのポ... 2023.12.13 10月9月キンポウゲ科山岳の植物秋野山の植物
野山の植物 ヒメガンクビソウ ヒメガンクビソウ (キク科ガンクビソウ属)【姫雁首草】(Carpesium rosulatum)「ガンクビソウ」の仲間にもいろいろな種類がありますが、これはその中でも最も小型のもの。へら型のロゼット状根生葉が特徴で、そこから細い茎を伸ばし、... 2023.10.07 9月キク科秋野山の植物
9月 クサボタン クサボタン (キンポウゲ科センニンソウ属)【草牡丹】(Clematis stans)「クレマチス」属の名をもつ「センニンソウ」の仲間ですが、他の仲間と違い蔓ではなく直立するやや大型の草です。秋に咲く淡紫色の花は、一見筒状の合弁花のようですが... 2023.09.22 9月キンポウゲ科山岳の植物秋野山の植物
野山の植物 カラムシ カラムシ (イラクサ科カラムシ属)【苧】(Boehmeria nivea var. nipononivea)全国の林下や林縁の湿ったところに生え、人里周辺の低山や里山に多い多年草です。数千年前の古代より茎の皮を繊維用に使うため栽培されてきた... 2023.01.23 9月イラクサ科秋野山の植物
9月 ツガルミセバヤ ツガルミセバヤ (ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属)【津軽見せばや】(Hylotelephium ussuriense var. tsugaruense)世界自然遺産の白神山地を中心とした青森県、秋田県にのみ分布する固有種。深山の岩場か... 2023.01.23 9月ベンケイソウ科山岳の植物秋
6月 ハス ハス (ハス科ハス属)【蓮】(Nelumbo nucifera) 別名:ハチスハスはインド周辺が原産とされ、中国経由で日本に渡来した史前帰化植物とされています。仏教のイメージが強く、仏教とともに伝来した感じもしますが仏教伝来よりもかなり古く... 2023.08.18 6月7月8月ハス科園芸植物夏水生植物
6月 アメリカスズカケノキ アメリカスズカケノキ (スズカケノキ科スズカケノキ属)【亜米利加鈴懸】(Platanus occidentalis)北アメリカ東部原産で、明治時代に渡来した落葉広葉樹です。いわゆる「プラタナス」の仲間ですが、街路樹に多い「プラタナス」は、本... 2023.01.23 6月スズカケノキ科園芸植物樹木街での植物
野山の植物 タイワンツクバネウツギ タイワンツクバネウツギ (スイカズラ科ツクバネウツギ属)【台湾衝羽根空木】(Abelia chinensis var. ionandra)日本では奄美大島、沖縄本島、石垣島の海岸や山地の岩地に稀に生育する希少種で、「ツクバネウツギ」や「アベ... 2023.01.23 8月スイカズラ科夏樹木海岸の植物野山の植物
9月 イノコヅチ(ヒカゲイノコヅチ) イノコヅチ(ヒカゲイノコヅチ) (ヒユ科イノコヅチ属)【日陰猪子槌】(Achyranthes bidentata var. japonica)いわゆる広義の「イノコヅチ」は、主にこの「ヒカゲイノコヅチ」と「ヒナタイノコヅチ」の2変種を含んで... 2023.01.23 9月ヒユ科夏秋街での植物野山の植物
野山の植物 サンカクイ サンカクイ (カヤツリグサ科フトイ属)【三角藺】(Schoenoplectus triqueter)全国の低地の沼や湿地、川岸などに生える「イグサ」の仲間。名の通り茎の断面が三角形で、地下茎が横に伸びて群生することが多いようです。花序は短い... 2023.01.23 7月カヤツリグサ科夏水生植物野山の植物
9月 ミヤマフユイチゴ ミヤマフユイチゴ (バラ科キイチゴ属)【深山冬苺】(Rubus hakonensis)「フユイチゴ」とよく似ていますが、やや山地性のようで茎の毛は少なく、葉はやや細長くごく浅いく3~5裂となります。葉先は尖り、葉の細かい鋸歯は先端が刺状にな... 2023.01.23 9月バラ科山岳の植物秋野山の植物
野山の植物 アブラガヤ アブラガヤ (カヤツリグサ科アブラガヤ属)【油茅】(Scirpus wichurae)北海道から九州に分布する日本固有種で、低地から山地まで湿地や湿原に普通に見られます。高さ1mほどになり、分岐しながら垂れ下がる小穂が綺麗な茶褐色となり、わ... 2023.01.23 8月カヤツリグサ科夏山岳の植物野山の植物
6月 クロサナエ クロサナエ (サナエトンボ科ダビドサナエ属)(Davidius fujiama)「サナエトンボ科」というのは、似たような種類がたくさんあって中でも「ダビドサナエ属」はどれもよく似ていて同定が難しいようです。生息域と胸の模様、尾部の付属器の形... 2024.04.27 6月トンボ類
野山の植物 ノササゲ ノササゲ (マメ科ノササゲ属)【野大角豆】(Dumasia truncata) 別名:キツネササゲ本州から九州の低山や山地の林縁に生えるマメ科の蔓植物です。淡黄色の花が下向きに並んで咲き、うす黄緑とのツートンカラーに見えますが黄緑色の部分は... 2023.01.23 9月マメ科秋野山の植物
6月 アサヒナカワトンボ アサヒナカワトンボ (カワトンボ科)(Mnais pruinosa)山中で見たことのない小さなトンボを見つけ撮影しましたが、最初イトトンボの仲間かと思い調べましたが該当が無く判らず。いろいろ調べ、専門のSNSで質問したところイトトンボではな... 2022.09.12 6月トンボ類
夏 マルバオモダカ マルバオモダカ (オモダカ科マルバオモダカ属)【丸葉面高】(Caldesia parnassifolia)全国の湖沼や池に生える水生植物で、オモダカ科の仲間の中でも日本では一属一種の変わった種類です。スイレンなどのような丸い浮葉は、他のオモ... 2023.01.23 8月オモダカ科夏水生植物
野山の植物 ナガホノナツノハナワラビ ナガホノナツノハナワラビ (シダ植物ハナヤスリ科ハナワラビ属)【長穂の夏の花蕨】(Botrychium strictum)春に芽吹き、夏に穂をつける夏緑性のシダ植物で、「ナツノハナワラビ」によく似ていますが、小羽片の切れ込みが少なく、その付... 2023.01.23 8月ハナヤスリ科夏羊歯野山の植物
夏 トウジュロ トウジュロ (ヤシ科シュロ属)【唐棕櫚】(Trachycarpus fortunei)日本で普通に山野に生える「シュロ」は「ワジュロ」と呼ばれるものですが、庭園や公園に植栽されるものは、この「トウジュロ」が多いようです。中国南部原産で、葉の... 2022.09.11 8月ヤシ科園芸植物夏帰化植物街での植物
野山の植物 コヤブタバコ コヤブタバコ (キク科ガンクビソウ属)【小薮煙草】(Carpesium cernuum)「ガンクビソウ」に似ていますが、花がすぼまらず、やや大きめで黄色くありません。また、「オオガンクビソウ」より小さく、「サジガンクビソウ」より茎の分岐が多... 2023.08.05 8月キク科夏秋野山の植物
9月 ニシキソウ ニシキソウ (トウダイグサ科トウダイグサ属)【錦草】(Euphorbia humifusa)全国の路傍や空き地、畑などに生える雑草で、同様に生える「コニシキソウ」と混同されることも多いですがこちらは在来種です。コニシキソウなど帰化種に押され... 2023.01.23 9月トウダイグサ科夏秋街での植物野山の植物
9月 コニシキソウ コニシキソウ (トウダイグサ科トウダイグサ属)【小錦草】(Euphorbia maculata)畑の縁や空き地、路傍や荒れ地など、他の草が少ない土の上を這うように四方八方に広がり勢いよく繁殖する雑草です。北アメリカからの帰化植物で、明治時代... 2023.01.23 9月トウダイグサ科夏帰化植物秋街での植物
夏 ナガバノモウセンゴケ ナガバノモウセンゴケ (モウセンゴケ科モウセンゴケ属)【長葉毛氈苔】(Drosera anglica)「モウセンゴケ」同様に粘毛で虫を粘着させ養分として消化する食虫植物で、普通の「モウセンゴケ」と違い10cmほどもある細長い葉を直立させて生... 2023.01.23 8月モウセンゴケ科夏山岳の植物食虫植物
野山の植物 ノッポロガンクビソウ ノッポロガンクビソウ (キク科ガンクビソウ属)【野幌雁首草】(Carpesium divaricatum var. matsuei)「ガンクビソウ」の変種で、低山から山地の湿った林内に咲きます。北海道の野幌で見つかったのが名の由来ですが、本... 2022.09.06 8月キク科夏山岳の植物秋野山の植物