トウネズミモチ (モクセイ科イボタノキ属)【唐鼠黐】
(Ligustrum lucidum)
中国中南部原産の常緑樹で日本原産の「ネズミモチ」とそっくりですが、樹形が少し大型になります。
また、葉も大きめで先端が細く伸び葉脈が透けて見える点で見分けられます。
枝先につける花序もネズミモチよりも大きく、冬に生る果実も沢山つきネズミモチよりも丸形になります。
丈夫なため公園樹や生垣などに多く植えられていますが、実を好む鳥により種子が拡散し急速に帰化植物として広がりだしているそうです。
そのため、今や「生態系被害防止外来種」とされています。