季節別

9月

ハンカイシオガマ

ハンカイシオガマ (ハマウツボ科シオガマギク属)【樊噲塩竃】(Pedicularis gloriosa)関東地方から東海地方の山地、特に富士山周辺の箱根、丹沢、奥多摩、御坂などの林下に生える「フォッサマグナ要素」の植物です。他のシオガマ類に...
野山の植物

オナモミ

オナモミ (キク科オナモミ属)【葈耳、巻耳】(Xanthium strumarium subsp. sibiricum)子どもに大人気の「ひっつきむし」の代表格で、誰しも子供の頃にイガイガの実をセーターなどに投げて遊んだものです。しかし、じ...
野山の植物

コヒロハハナヤスリ

コヒロハハナヤスリ (シダ植物ハナヤスリ科)【小広葉花鑢】(Ophioglossum petiolatum) 別名:ナガバハナヤスリこの仲間は皆よく似ていて区別が難しいのですが、「ヒロハハナヤスリ」に比べて栄養葉がやや細身で、基部が急に狭く...
山岳の植物

ヤマタイミンガサ

ヤマタイミンガサ (キク科コウモリソウ属)【山大明傘】(Parasenecio yatabei) 別名タイミンガサモドキ本州の宮城県以南から中部地方、および四国の一部に分布します。深山の湿気のある落葉樹林の林床に生え、地下茎により群生します...
8月

ボタンイボタケ

ボタンイボタケ (担子菌類イボタケ科)【牡丹疣茸】(Thelephora aurantiotincta)コナラやアカマツなどの樹林の根と共生する菌根菌です。地面から幅広い扇状の傘を四方に開き、八重咲きのボタンの花のように展開します。傘の表面...
野山の植物

ゴウソ

ゴウソ (カヤツリグサ科スゲ属)【郷麻】 (Carex maximowiczii)  別名:タイツリスゲ(鯛釣菅)全国の湿地に生えるスゲで、雌性の小穂が別名の「鯛釣り」のごとく、数個垂れ下がって目立ちます。同じ茎の先端には細長い褐色の雄性の...
8月

カラカサタケ

カラカサタケ (担子菌類ハラタケ科)【唐傘茸】(Macrolepiota procera)夏から秋に雑木林や草地で見られる大型のキノコです。成長すると直径20センチを超える傘は、灰褐色のささくれ状の鱗片に覆われます。細長い柄にはまだら模様が...
野山の植物

クスダマツメクサ

クスダマツメクサ (マメ科シャジクソウ属)【薬玉詰草】(Trifolium campestre)1940年代に確認された、ヨーロッパから西アジア原産の帰化植物で、道端や空き地などに群生します。同類の「コメツブツメクサ」によく似ていますが、花...
野山の植物

ヤナギトラノオ

ヤナギトラノオ (サクラソウ科オカトラノオ属)【柳虎の尾】(Lysimachia thyrsiflora)本州中部地方以北~北海道に分布し、山地の湿原に生育します。ただし、湿原といっても低層湿原に生育し、高層湿原には生えないので、例えば尾瀬...
6月

キタキチョウ

キタキチョウ(キチョウ) (シロチョウ科)【北黄蝶】(Eurema mandarina)「モンキチョウ」よりひとまわり小さい普通種の「キチョウ」ですが、「キチョウ」は近年「キタキチョウ」と「ミナミキチョウ」に分けられました。奄美や南西諸島の...
野山の植物

ケラマツツジ

ケラマツツジ (ツツジ科ツツジ属)【慶良間躑躅】(Rhododendron scabrum)慶良間諸島(沖縄)で発見されたため無つけられていますが、慶良間諸島だけの固有ではなく、沖縄本島、奄美大島にも分布します。山地や渓流沿いの岩場などに大...
半翅目

ミンミンゼミ

ミンミンゼミ (半翅目セミ科)(Hyalessa maculaticollis)郊外の街中から里山にかけて、夏の風物詩ですね。しかし、国内の分布域はほぼ全国ですが東日本の太平洋側に多く、西日本では都市部にはあまりいなくて、やや標高が高い山地...
高山植物

カンチコウゾリナ

カンチコウゾリナ (キク科コウゾリナ属)【寒地顔剃菜】(Picris hieracioides subsp. kamtschatica) 別名:タカネコウゾリナ「コウゾリナ」の高山型で、亜高山帯~高山帯の砂礫地、草地などに生えます。茎には黒...
野山の植物

トウゴクシダ

トウゴクシダ (シダ植物オシダ科オシダ属)【東谷羊歯】(Dryopteris nipponensis)数ある「ベニシダ」似の常緑シダのひとつ。葉にはあまり光沢がなく、最下羽片の下向き第一小羽片が中裂から深裂程度まで裂けます。また、鱗片が黒褐...

タカネイチヨウラン

タカネイチヨウラン (ラン科イチヨウラン属)【高嶺一葉蘭】(Dactylostalix uniflora)2024年6月、遺伝子解析により「イチヨウラン」から分けられ、新種として再分類されたばかりの野生蘭です。普通のイチヨウランに比べ小型で...

リュウキュウハナイカダ

リュウキュウハナイカダ (ハナイカダ科ハナイカダ属)【琉球花筏】(Helwingia japonica subsp. liukiuensis)「ハナイカダ」の亜種で、ハナイカダに比べて葉が細長く艶があり、鋸歯が鋭くはっきりしています。雌雄異...
高山植物

シロバナコマクサ

シロバナコマクサ (ケシ科コマクサ属)【白花駒草】(Dicentra peregrina f. alba)「コマクサ」は、普通濃ピンク色の花ですが、その白花品種を「シロバナコマクサ」と称しています。通常色の群落の中にごく稀に生じ、何故か北海...
6月

ツルタケ

ツルタケ (テングタケ科テングタケ属)【鶴茸】(Amanita vaginata)世界的に広く分布し、低地の公園から亜高山帯の針葉樹林までたいへん広い範囲で発生するキノコです。若い段階では卵型から鐘型に、さらに傘が平開します。傘の表面は灰色...
高山植物

ミヤマアワガエリ

ミヤマアワガエリ (イネ科アワガエリ属)【深山粟還り】(Phleum alpinum)「アワガエリ」は、元来本州から九州にかけ広く分布する雑草ですが、現在ではあまり見られなくなり一部の県では絶滅認定されています。そのアワガエリの高山タイプが...
高山植物

クロウスゴ

クロウスゴ (ツツジ科スノキ属)【黒臼子】(Vaccinium ovalifolium) 別名:ミヤマクロウスゴ本州の中部地方以北から北海道に分布し、亜高山帯の林縁や低木林に生える落葉低木です。葉が出るのと同じ頃に、葉腋に5mm-1cmほど...
高山植物

クモマナズナ

クモマナズナ (アブラナ科イヌナズナ属)【雲間薺】(Draba sakuraii var. nipponica)高山帯のアブラナ類もいろいろありますが、これは八ヶ岳や北岳の稜線でよく見られます。岩場の間などに株立ちに生え、「ミヤマハタザオ」...
3月

タニムラアオイ

タニムラアオイ (ウマノスズクサ科カンアオイ属)【谷村葵】(Asarum leucosepalum) 別名:シラユキカンアオイ(白雪寒葵)琉球・徳之島の固有種であり、極めて希少な種で、推定開花株数が50個体程度といわれています。日本で唯一の...
6月

ノウタケ

ノウタケ (ハラタケ科ノウタケ属)【脳茸】(Calvatia craniiformis)林の中に転がっているパンを思わせる特徴的なキノコ。もっと成熟すると、表面は不規則なしわになり脳みそのような外見になるといいます。新鮮な内部はマシュマロか...
高山植物

ツクモグサ

ツクモグサ (キンポウゲ科オキナグサ属)【九十九草】(Pulsatilla nipponica)日本固有の高山植物で、分布地、個体数とも限られるため見るための目的をもって登山しなければ見られない花です。北海道の利尻島・大雪山群・日高山脈北部...
6月

キタマゴタケ

キタマゴタケ (テングタケ科テングタケ属)(Amanita javanica)コナラやクヌギなどの雑木林やモミ林などに出る、鮮やかやな黄色のキノコです。色は違えど「タマゴタケ」によく似て可食なので、タマゴタケの亜種とされていましたが、今では...

エンシュウムヨウラン

エンシュウムヨウラン (ラン科ムヨウラン属)【遠州無葉蘭】(Lecanorchis suginoana)「ムヨウラン」に非常によく似た菌従属栄養植物の蘭で、葉緑素や葉を持たず地面からいきなり花が出ます。花は「ムヨウラン」とほぼ同様ですが、少...

オオサンショウソウ

オオサンショウソウ (イラクサ科サンショウソウ属)【大山椒草】(Pellionia radicans)山地の渓流や谷間の湿った場所に生育し、近畿-中国以西の本州と、四国、九州、沖縄に分布します。同属の「サンショウソウ」よりやや大きく、毛が少...

シナノコザクラ

シナノコザクラ (サクラソウ科サクラソウ属)【信濃小桜】(Primula tosaensis var. brachycarpa) 別名:カマナシコザクラ「イワザクラ」の変種で、南アルプス周辺の亜高山帯に生育します。石灰岩地帯に多く、湿り気の...
6月

ミヤマハンノキ

ミヤマハンノキ (カバノキ科ハンノキ属)【深山榛の木】(Alnus alnobetula subsp. maximowiczii)亜高山帯から高山帯に生える低木で、環境の厳しい高山帯では1m程度のブッシュ状になり、山地帯や北海道の低地などで...
野山の植物

イヌツゲ

イヌツゲ (モチノキ科モチノキ属)【犬黄楊】(Ilex crenata var. crenata)庭木や植え込みなどによく使われる常緑樹ですが、自生は東北以南の本州と、四国、九州の山地に生育します。灰褐色の滑らかな幹で、小さな葉は楕円型で硬...
6月

チシマアマナ

チシマアマナ (ユリ科チシマアマナ属)【千島甘菜】(Lloydia serotina)花茎の先に1個の白色の花をつけ、6枚の花被片と6本の雄しべをもちます。花被片の外側には紅紫色の筋が入り、しばしば赤みを帯びることがあります。花の内部基部は...
高山植物

ウラシマツツジ

ウラシマツツジ (ツツジ科ウラシマツツジ属)【裏縞躑躅】(Arctous alpinus var. japonicus)とても小さな高山植物で、全体の高さ5cm以下ぐらいですが草ではなく低木です。早い時期に開花するので高山植物の全盛期には見...
野山の植物

ニシノオオタネツケバナ

ニシノオオタネツケバナ (アブラナ科タネツケバナ属)【西の大種漬花】(Cardamine dentipetala var. longifurcta)近畿地方以西の本州、四国、九州に分布し、基本種「オオケタネツケバナ」の変種とされています。山...
山岳の植物

シナノキ

シナノキ (アオイ科シナノキ属)【科の木】(Tilia japonica)全国の山地に自生する高木で、日本固有種です。「信濃の国」の語源ともされていて、アイヌ語との関連も指摘されています。最大樹高20-30mに達し、互生する葉はちょっと「カ...
タテハチョウ科

サカハチチョウ

サカハチチョウ (タテハチョウ科)【逆八蝶】(Araschnia burejana)北海道から九州までの全国に分布しますが、出会うことはあまり多くない気がします。山地の林縁や明るい渓流沿いなどに現れ、人の汗などにも寄ってくることがあり、写真...
山岳の植物

アシウテンナンショウ

アシウテンナンショウ (サトイモ科テンナンショウ属)【芦生天南星】(Arisaema ovale var. ovale)「ヒロハテンナンショウ」の仏炎苞が紫褐色を帯びる変種で、京都府の芦生(あしう)地域の名がついています。中部~近畿の日本海...

オオチャルメルソウ

オオチャルメルソウ (ユキノシタ科チャルメルソウ属)【大哨吶草】(Mitella japonica) 別名:ヤマトチャルメルソウ紀伊半島以西の本州と四国・九州に分布し、山地の谷沿いや林縁の湿地などに生えるチャルメルソウです。比較的大型になり...
野山の植物

エビガライチゴ

エビガライチゴ (バラ科キイチゴ属)【海老殻苺】(Rubus phoenicolasius) 別名:ウラジロイチゴ海老ガラの名を思わせる、茎や葉柄、萼片に赤い毛が密生して異様な感じの野イチゴです。しかし、よく考えるとエビは普通毛がないので、...
4月

セアカツノカメムシ

セアカツノカメムシ (半翅目ツノカメムシ科)(Acanthosoma denticaudum)沢沿いの石の上に、やけにカラフルなカメムシ登場。両肩(前胸)の先端が突き出しているので「ツノカメムシ」の仲間ですが、背中の小楯板の部分がオレンジ色...

ヒトツバテンナンショウ

ヒトツバテンナンショウ (サトイモ科テンナンショウ属)【一葉天南星】(Arisaema monophyllum)やや標高の高い山地の谷沿いなど、湿度の高めなところに生えるテンナンショウです。名の通り、通常葉は1本で小葉は鳥足状に7-9枚に分...