アブラナ科

ハマハタザオ

ハマハタザオ (アブラナ科ヤマハタザオ属)【浜旗竿】(Arabis stelleri var. japonica)「ヤマハタザオ」の仲間の中でも姿ががっしりして存在感があります。海岸近くの砂地や岩礫地に生え、北海道から九州まで全国に分布しま...

エゾイヌナズナ

エゾイヌナズナ (アブラナ科イヌナズナ属) 【蝦夷犬薺】(Draba borealis) 別名:シロバナノイヌナズナ北海道の海岸から山地~亜高山まで、岩場に生える白花で北方系の「イヌナズナ」です。同時期、同所的に咲く「タカネグンバイ」に似て...

ハクサンハタザオ

ハクサンハタザオ (アブラナ科ヤマハタザオ属)【白山旗竿】(Arabidopsis halleri subsp. gemmifera var. senanensis)山地から高山帯にかけて生育する小型の草ですが、あまり「ハタザオ」類の細長い...
野山の植物

ハルザキヤマガラシ

ハルザキヤマガラシ (アブラナ科ヤマガラシ属)【春咲山芥子】(Barbarea vulgaris) 別名:セイヨウヤマガラシヨーロッパからの帰化植物で明治時代から渡来しており、現在は全国に帰化自生し、街中から高原にまで進出しています。鮮やか...

ワサビ

ワサビ (アブラナ科ワサビ属)【山葵】(Eutrema japonicum)刺身やお寿司に欠かせない、あの「ワサビ」です。日本の原種ワサビは日本原産で、セイヨウワサビとは別属となっています。全国の深山の冷涼で澄んだ渓流に自生しますが、昔から...
野山の植物

カラクサナズナ

カラクサナズナ (アブラナ科マメグンバイナズナ属)【唐草薺】(Lepidium didymum)南米原産とされる帰化植物で、関東以西に広く自生しています。地面に低く這いロゼット状に広がります。葉は深く切れ込み独特の羽状になるのを唐草模様と見...
6月

オオバタネツケバナ

オオバタネツケバナ (アブラナ科タネツケバナ属)【大葉種漬花】(Cardamine scutata)全国の山地の沢沿いや湿地に生える「タネツケバナ」の仲間です。羽状複葉の先端の頂小葉が大きめとなり、花つきはややまばらで花序は長く伸びません。...

ハマダイコン

ハマダイコン (アブラナ科ダイコン属)【浜大根】(Raphanus sativus var. hortensis f. raphanistroides)海岸の砂地や後背地に群生し、白と淡紅色の花が目を引く野草です。従来、栽培ダイコンが逸出し...
6月

ヤマガラシ

ヤマガラシ (アブラナ科ヤマガラシ属)【山芥子】(Barbarea orthoceras) 別名:ミヤマガラシ本州中部以北から北海道に分布し、山地から高山帯まで幅広い垂直分布で湿った場所に生えます。茎頂に多数の小さな黄色の花をつけ、花は4弁...
野山の植物

ハナハタザオ

ハナハタザオ (アブラナ科ハナハタザオ属)【花旗竿】(Dontostemon dentatus)アブラナ科のハタザオの仲間ではたいへん珍しい、ピンク色の花を咲かせる希少種です。茨城県の国営ひたち海浜公園で海岸砂丘に保護されたものが有名ですが...
高山植物

ウメハタザオ

ウメハタザオ (アブラナ科ヤマハタザオ属)【梅旗竿】(Arabis serrata var. japonica f. grandiflora)「フジハタザオ」の変種である「イワハタザオ」の高山型とされ、東北から中部山岳に分布します。アブラナ...

キバナスズシロ

キバナスズシロ (アブラナ科キバナスズシロ属)【黄花蘿蔔】(Eruca vesicaria subsp. sativa)近所の道端に、見慣れない花を発見。やけに瑞々しい感じの葉が茂り、花は「十字科植物」っぽい。気になったので写真に撮り、帰っ...
野山の植物

キバナハタザオ

キバナハタザオ (アブラナ科キバナハタザオ属)【黄花旗竿】(Sisymbrium luteum)その名の通り黄色い花のハタザオですが、独自のキバナハタザオ属となり、帰化植物の「カキネガラシ」と同属です。花の終わった後にできる長角果は最大15...
野山の植物

カキネガラシ

カキネガラシ (アブラナ科キバナハタザオ属)【垣根芥子】(Sisymbrium officinale)「ヤマハタザオ」を黄色い花にして、横にひょろひょろ伸ばしたような草で、ヨーロッパ原産の帰化植物です。茎はよく分枝して四方に広がり、密生する...

オランダガラシ

オランダガラシ (アブラナ科オランダガラシ属)【和蘭芥子】(Nasturtium officinale) 別名:クレソン料理に使われる「クレソン」です外来生物法で要注意外来生物に指定

セイヨウアブラナ

セイヨウアブラナ (アブラナ科アブラナ属)【西洋油菜】(Brassica napus) ナノハナ、ナタネいわゆる「ナタネ」として畑一面に栽培される「菜の花」はたいがい「セイヨウアブラナ」のようです。ヨーロッパ原産で明治時代に移入されたもので...

イヌガラシ

イヌガラシ (アブラナ科イヌガラシ属)【犬芥子】(Rorippa indica)「イヌ」の名がつくということは何らかの「悪口」ですが、これの場合「カラシナ」に似ているが役に立たないという意味のようです。「イヌナズナ」と同じですね。ロゼットで...

マルバコンロンソウ

マルバコンロンソウ (アブラナ科タネツケバナ属)【丸葉崑崙草】(Cardamine tanakae)「コンロンソウ」に似ていますが、名の通り葉が丸く、「オオバタネツケバナ」によく似ていますが毛深い花です。本州以南の野山に分布し、他の類似種同...
野山の植物

ナズナ

ナズナ (アブラナ科ナズナ属)【薺】(Capsella bursa-pastoris)道端雑草のいわゆるペンペン草ですが、太古からの在来種ではなく、ムギの伝来と共に日本に渡来した史前帰化植物といわれています。春の七草として七草粥に入れられる...

マメグンバイナズナ

マメグンバイナズナ (アブラナ科マメグンバイナズナ属)【豆軍配薺】(Lepidium virginicu)明治中期に渡来した北アメリカ原産の帰化種で、全国に普通に生える雑草となっています。在来種の「ナズナ」のナズナ属とは別の独自の属で、白い...
野山の植物

イヌナズナ

イヌナズナ (アブラナ科イヌナズナ属)【犬薺】(Draba nemorosa)「ナズナ」は春の七草で食用にされますが、これは食用にならないという意味で「イヌ」の名を冠された別属の黄色い花。畑や路傍に咲く背の低い草で、ナズナのペンペン草のバチ...
3月

タネツケバナ

タネツケバナ (アブラナ科タネツケバナ属)【種漬花】(Cardamine scutata)タネツケバナの仲間はかなりいろいろありますが、これは元祖タネツケバナ。日本全国の田んぼや水辺に生える在来種。街では帰化植物の「ミチタネツケバナ」が圧倒...
6月

コンロンソウ

コンロンソウ(アブラナ科タネツケバナ属)【崑崙草】(Cardamine leucantha)タネツケバナの仲間は、どれもよく似ていてたいへん判りづらいものが多いのですが、このコンロンソウは大型の山地性で他に似たものが少ないです。沢沿いの水し...
大雪山

ミヤマハタザオ

ミヤマハタザオ (アブラナ科シロイヌナズナ属)【深山旗竿】(Arabidopsis kamchatica subsp. kamchatica)本州中部から北海道と一部関西の山地に分布し、低山から高山帯まで分布します。「ヤマハタザオ」などのよ...
大雪山

エゾノイワハタザオ

エゾノイワハタザオ (アブラナ科ハタザオ属)【蝦夷岩旗竿】(学名:Arabis serrata var. glauca)登山道わきに地味に咲いている花で、いかにもアブラナ科というところはすぐ判りますが、細かい種類の見分けが難しい。ゆっくり観...
野山の植物

ミツバコンロンソウ

ミツバコンロンソウ (アブラナ科タネツケバナ属)【三葉崑崙草】(Cardamine anemonoides)渓谷の水際に咲き、地味ながら存在感のある花です。「ユリワサビ」などにも似た4弁の花は、いかにもアブラナ科という感じです。「コンロンソ...
野山の植物

ユリワサビ

ユリワサビ (アブラナ科ワサビ属)【百合山葵】(Eutrema tenue)その名の通り、「ワサビ」と同属の同じ仲間ですが、あのように太い根にはなりません。花もよく似ていますが、大き目でまばらに咲き、ワサビと違い、葉が波状の鋸歯となります。...
野山の植物

ミチタネツケバナ

ミチタネツケバナ (アブラナ科タネツケバナ属)【道種浸け花】(Cardamine hirsuta)タネツケバナの仲間は似たものの紛らわしい種類が多いですが、これはヨーロッパから東アジア原産の帰化植物。日本に入ってきたのは近年のようですが、す...
野山の植物

ヤマハタザオ

ヤマハタザオ (アブラナ科ヤマハタザオ属.)【山旗竿】(Arabis hirsuta)名前の通り一本の旗竿のように長く高く伸びた草です。鋸歯の有る葉は下よりの方にまばらに付いていて、頂上には、いかにもアブラナ科らしき白い4弁花。別に珍しくも...
3月

オオアラセイトウ

オオアラセイトウ (アブラナ科オオアラセイトウ属)【大紫羅欄花】(Orychophragmus violaceus) いわゆる「ダイコンの花」としても知られ、別名の「ショカツサイ」(諸葛菜)、「ムラサキハナナ」(紫花菜)の方がポピュラーに使...
野山の植物

ヒロハコンロンソウ

ヒロハコンロンソウ (アブラナ科タネツケバナ属)【広葉崑崙草】(Cardamine appendiculata)「タネツケバナ」の仲間です。いかにもアブラナ科の感じで、低地の湿地から亜高山の渓流まで、幅広く水辺の環境に育つようです。「コンロ...

トキワナズナ

トキワナズナ (アブラナ科イベリス属)(Iberis sempervirens)公園の植栽にて。地中海地方原産の園芸種「イベリス」。アブラナ科なので4弁花なのですが、それが場所によって不均等に曲がって全体がまとまった花の形になっているところ...
野山の植物

オクヤマガラシ

オクヤマガラシ(アブラナ科タネツケバナ属)【奥山芥子】(Cardamine torrentis)「クレソン」などに近い仲間で、中部地方の山地の湿った土地に生える草で、4弁の白い花をつけます。季節的に花はもうほぼ終わりです。マイコミ平でネーチ...