マツ科

山岳の植物

チョウセンゴヨウ

チョウセンゴヨウ (マツ科マツ属)【朝鮮五葉】(Pinus koraiensis) 別名:チョウセンマツ北東アジアから朝鮮半島に多く、昔は日本には自生しないと思われていたため「朝鮮五葉松」と呼ばれます。国内では、福島県南部から岐阜県にかけて...
山岳の植物

ウラジロモミ

ウラジロモミ (マツ科モミ属)【裏白樅】(Abies homolepis)普通の「モミ」よりも標高の高い寒冷な気候を好み、長野県内陸部などに多く分布します。分布域は福島県以南の本州と四国に自生、本州中部では概ね標高1000mから1800mぐ...
野山の植物

トドマツ

トドマツ (マツ科モミ属)【椴松】(Abies sachalinensis)北海道の針葉樹を代表する樹種で北海道内の針葉樹総量の約半分を占め、天然林も多いですが人工林も北海道内面積の約5割を占めるとされています。内地の「シラビソ」にごく近縁...
12月

ヒマラヤスギ

ヒマラヤスギ (マツ科ヒマラヤスギ属)【ヒマラヤ杉】(Cedrus deodara)公園や学校の巨大樹の定番ですが、最近はあまり流行らないのか新しい公園などでは少ないようですが、昔は何故か大病院によく見られました。日本には、明治12年に渡来...
山岳の植物

オオシラビソ

オオシラビソ (マツ科モミ属)【大白檜曽】(Abies mariesii) 別名:アオモリトドマツ中部地方から東北地方の亜高山帯を構成する代表的な針葉樹です。おおむね海抜1500-2500mぐらいに分布し、豪雪の環境に強い樹種のため東北地方...
6月

シラビソ

シラビソ (マツ科モミ属)【白檜曽】(Abies veitchii) 別名:シラベ「コメツガ」などと並んで中部山岳の亜高山帯を代表する常緑針葉樹です。関東や中部山岳では海抜1,500メートルから2,500メートルの亜高山帯に分布し日本固有種...
樹木

カラマツ

カラマツ (マツ科カラマツ属)【落葉松、唐松】(Larix kaempferi)信州の高原や山岳の風景を彩る日本固有種で、天然の分布の中心は中部山岳周辺で、富士山、奥日光や蔵王の一部などに隔離分布しています。北海道には分布ぜず、北海道の至る...
6月

コメツガ

コメツガ (マツ科ツガ属)【米栂】(Tsuga diversifolia)中部山岳などに登る登山者にとってはお馴染みの常緑針葉樹。日本の固有種で、青森から中部山岳地帯にかけて「シラビソ」や「トウヒ」などとともに亜高山帯の針葉樹林を形成する樹...
12月

ヤツガダケトウヒ

ヤツガダケトウヒ (マツ科トウヒ属)【八ヶ岳唐檜】(Picea koyamai) 別名:ヒメマツハダ近縁種の「ヒメバラモミ」同様、氷河期遺存種とみられる日本特産の針葉樹で、八ケ岳の西岳と南アルプスの海抜1000-2000mの一部にのみ分布し...
12月

ヒメバラモミ

ヒメバラモミ (マツ科トウヒ属)【姫荊棘樅】(Picea maximowiczii)山岳地の針葉樹としてメジャーな「トウヒ」の仲間ですが、奥秩父・八ヶ岳と南アルプス北東部に分布する希少種で、現在の成木は1,000-2,000ほどしかないとさ...
12月

モミ

モミ (マツ科モミ属)【樅】(Abies firma)秋田県以南に自生し、ときに照葉樹林にも混生する、わりあい温暖性の針葉樹です。同属には「トドマツ」「シラビソ」や「オオシラビソ」など亜高山性や北方系のものが多い中で、モミは屋久島にまで分布...

クロマツ

クロマツ (マツ科マツ属)【黒松】(Pinus thunbergii) 別名:オマツいわゆる白砂青松といわれる海岸風景に欠かせない松の木で、本州以南に分布しますが、古くから植栽されているので本来の細かい分布はよく分からないようです。どちらか...
12月

アカマツ

アカマツ (マツ科マツ属)【赤松】(Pinus densiflora)山地に多く、いわゆる「マツタケ山」の林を構成する松です。海岸に多い「クロマツ」と同属の二葉松類で、針葉2本が1セットとなって生えています。そのため、二股同士を引っ掛けて戦...
高山植物

ハイマツ

ハイマツ (マツ科マツ属)【這松】(学名:Pinus pumila)日本アルプスを代表とするような高山の景観に欠かせない低木です。日本では北海道から中部山岳までの分布となり、南限は南アルプスの黒法師岳付近とされています。それより南や西の森林...