「エーデルワイス」は、ヨーロッパでもっとも有名な高山植物で、いわば高山植物の代表のような花であり、独特の形からいろいろなデザインに使われています。
エーデルワイス(edelweis)の名前は、ドイツ語で「高貴な白」という意味で、スイス連邦の国花に、オーストリア共和国の非公式国花とされています。
日本でも一般に広く名が知られますが、これはミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の挿入歌が教科書に載っているせいでしょう。
エーデルワイスの正式な日本名は、「セイヨウウスユキソウ(西洋薄雪草)」ですが、この種類そのもの(学名:Leontopodium alpinum)は、日本にはありません。
ただし、同じ仲間のウスユキソウ属の高山植物は日本にも数種あり、「日本のエーデルワイス」とも呼ばれています。