野山の植物

トネハナヤスリ

トネハナヤスリ (シダ植物ハナヤスリ科)【利根花鑢】(Ophioglossum namegatae)利根川水系と、大阪の淀川流域のヨシ原にだけ生育するシダ植物です。「ヒロハハナヤスリ」に似ていますが、丸い単葉の栄養葉には柄があり、「コヒロハ...
野山の植物

ユキグニミツバツツジ

ユキグニミツバツツジ (ツツジ科ツツジ属)【雪国三葉躑躅】(Rhododendron lagopus var. niphophilum)名前の通り、秋田県あたりから近畿北部の日本海側多雪地域に分布するミツバツツジです。同じく近畿北部から中国...

シロバナネコノメソウ

シロバナネコノメソウ (ユキノシタ科ネコノメソウ属)【白花猫の目草】(Chrysosplenium album)高尾山などの人気者「ハナネコノメ」の西日本版で、分類上は母種にあたります。岐阜県以西の近畿、中国、四国、九州に分布し、「ハナネコ...
野山の植物

アカボシタツナミソウ

アカボシタツナミソウ (シソ科タツナミソウ属)【赤星立浪草】(Scutellaria rubropunctata)南西諸島固有種のタツナミソウで、種子島・屋久島以南から沖縄諸島に分布します。山野の林縁に生える多年草で、匍匐した茎から枝が直立...
3月

オオミネイワヘゴ

オオミネイワヘゴ  (シダ植物オシダ科)【大峰岩杪羅】(Dryopteris lunanensis)国内では奈良県の大峰山中に数十株生育しているのみという、極めて危機的な状況にある常緑シダ。三重県にも生育地があったが、そちらは既に絶滅したと...

スズシロソウ

スズシロソウ (アブラナ科ヤマハタザオ属)【蘿蔔草】(Arabis flagellosa)スズシロ(ダイコン)の花に似ているからスズシロソウとは、いささか安直なネーミングで、ハタザオ類など似ている花は山ほどありますね。本州の近畿以西から中国...

オリヅルスミレ

オリヅルスミレ (スミレ科スミレ属)【折鶴菫】(Viola stoloniflora)沖縄本島のやんばるの渓流に生育していた、幻のスミレです。「生育していた」と過去形なのは、今では野生絶滅種とされているため。唯一といわれた生育地が、ダム建設...

チャルメルソウ

チャルメルソウ (ユキノシタ科チャルメルソウ属)【哨吶草】(Mitella furusei var. subramosa)関東で見られるチャルメルソウ類は全て「コチャルメルソウ」ですが、これは「コ」も「オオ」もつかないチャルメルソウです。本...

シロバナショウジョウバカマ

シロバナショウジョウバカマ (シュロソウ科ショウジョウバカマ属)(ユリ科)【白花猩々袴】(Heloniopsis breviscapa var. flavida)関東以西の本州と四国に分布しますが、分布の中心は近畿圏のようで、六甲山や金剛山...

モミジチャルメルソウ

モミジチャルメルソウ (ユキノシタ科チャルメルソウ属)【紅葉哨吶草】(Asimitellaria acerina)福井県、滋賀県、京都府の日本海側に、局所的に分布するチャルメルソウです。中裂して先端が尖った葉がモミジ葉状なので名付けられてい...
野山の植物

シロバナヤマルリソウ

シロバナヤマルリソウ (ムラサキ科ルリソウ属)【白花山瑠璃草】(Omphalodes japonica f. albiflora)「ヤマルリソウ」は、淡い青色が基本色ですが咲き始めはピンク色も多く、色の濃いもの薄いものなど変化に飛んでいます...
野山の植物

コナミキ

コナミキ (シソ科タツナミソウ属)【小浪来】(Scutellaria guilielmii)海岸付近の草地や林床などに生育する、小型のタツナミソウの仲間です。山岳の湿地に生える「ヒメナミキ」によく似ていますが、生育環境は全く違い南方系です。...
3月

キンキエンゴサク

キンキエンゴサク (ケシ科キケマン属)【近畿延胡索】(Corydalis papilligera)「ヤマエンゴサク」に酷似する種類で、明確な違いは種子に乳状突起があるかどうかだけのようです。(キンキエンゴサク=有り、ヤマエンゴサク=無し)外...

タチネコノメソウ

タチネコノメソウ (ユキノシタ科ネコノメソウ属)【立猫の目草】(Chrysosplenium tosaense) 別名:トサネコノメ山地の渓流沿いに生育し、水しぶきのかかるような水際に生えるネコノメソウです。「ツルネコノメソウ」と形状、生育...
野山の植物

フジツツジ

フジツツジ (ツツジ科ツツジ属)【藤躑躅】(Rhododendron tosaense) 別名:メンツツジ「富士ツツジ」ではなく「藤ツツジ」で、藤の花に似た色だという名前です。確かに、「ミツバツツジ」などに一見似た色ですが、もっと薄く青みを...
野山の植物

イヌコリヤナギ

イヌコリヤナギ (ヤナギ科ヤナギ属)【犬行李柳】(Salix integra)沖縄を除く日本全国の川岸などに普通に見られるヤナギ。高さ2-3mの低木で、対生する葉がいわゆる「柳葉」ではなく楕円形で、縁は巻き込まずヤナギらしくない感じです。雌...
3月

アマミスミレ

アマミスミレ (スミレ科スミレ属)【奄美菫】(Viola amamiana)奄美大島、沖縄本島の固有種で、日本最小のスミレと称されています。奄美大島の中でも現在では一箇所の生育地とされているようで、近年見つかった沖縄本島の自生地も北部やんば...

リュウキュウアセビ

リュウキュウアセビ (ツツジ科アセビ属)【琉球馬酔木】(Pieris japonica subsp. koidzumiana)沖縄本島に生育する固有種の常緑低木です。本土の普通の「アセビ」よりも、花が大きく花つきも良いので園芸用に人気があり...
3月

ヤマオオイトスゲ

ヤマオオイトスゲ (カヤツリグサ科スゲ属)【山大糸菅】(Carex clivorum)「ヒメカンスゲ」に似ていますがもっと大きめで花の小穂が濃褐色でなく、「カンスゲ」よりもずっと小型で葉が遥かに細いスゲです。密集した株立ちになり、色が全体に...
野山の植物

シマテンナンショウ

シマテンナンショウ (サトイモ科テンナンショウ属)【島天南星】(Arisaema negishii)伊豆諸島の八丈島、三宅島、御蔵島、青ヶ島に分布し、林下に生育する日本固有種です。形状的に「マイヅルテンナンショウ」に似ていますが、遥かに小型...
野山の植物

メヤブソテツ

メヤブソテツ (シダ植物オシダ科ヤブソテツ属)【雌藪蘇鉄】(Cyrtomium caryotideum) 別名:イワヤブソテツ常緑性の単羽状のシダで、頂羽片が大きく、「ヤブソテツ」類の中では側羽片が2-6対と少ない種類です。羽片基部の上側に...

ヒメタツナミソウ

ヒメタツナミソウ (シソ科タツナミソウ属)【姫立浪草】(Scutellaria kikai-insularis) 別名:キカイタツナミソウ奄美群島の中の、喜界島だけに自生する固有種です。背が低くて5cm程度しかなく、茎が地を這うように伸びま...

オオイワウチワ

オオイワウチワ (イワウメ科イワウチワ属)【大岩団扇】(Shortia uniflora var. uniflora)「イワウチワ(コイワウチワ)」の学名上の母種となるもので、秋田県から新潟県にかけての日本海側の山地に分布します。花はイワウ...
3月

オカメザクラ

オカメザクラ (バラ科サクラ属)【阿亀桜】(Prunus incamp cv. Okame)「カンヒザクラ」と「マメザクラ」を人工交配して作られた園芸品種の桜です。1930年ごろにイギリスの園芸家が作出したもので、「カワヅザクラ」などと同時...

ミスミソウ

ミスミソウ (キンポウゲ科ミスミソウ属)【三角草】(Hepatica nobilis var. japonica) 俗称:ユキワリソウ本州中部以西から九州にかけて分布する多年草で、「雪割草」として有名な北陸~東北日本海側の「オオミスミソウ」...

ミヤマウメモドキ

ミヤマウメモドキ (モチノキ科モチノキ属)【深山梅擬】(Ilex nipponica) 別名:ホソバウメモドキ「ウメモドキ」によく似ますが。より山地性で葉が細めになります。高さ2-3mほどの低木で、本州東北地方~中国地方の日本海側に分布し、...
野山の植物

カワヤナギ

カワヤナギ (ヤナギ科ヤナギ属)【川柳】(Salix miyabeana subsp. gymnolepis) 別名:ナガバカワヤナギ川岸や湿地に生える、高さ3~6mほどの落葉低木で、北海道南部~本州に分布します。細長い葉は互生で、縁に浅い...

ウキヤガラ

ウキヤガラ (カヤツリグサ科ホタルイ属)【浮矢幹】(Bolboschoenus fluviatilis subsp. yagara)池や湿地の浅い水底に生育する抽水植物で、水底に匍匐茎を伸ばし、そこから垂直に茎を立ち上げて群生します。茎は「...
野山の植物

ヤブサンザシ

ヤブサンザシ (スグリ科スグリ属)【藪山査子】(Ribes fasciculatum)「サンザシ」はバラ科の植物ですが、このヤブサンザシは実がサンザシに似ているというだけで、全く別のスグリ科です。全体に同じスグリ科の「ザリコミ」に似ています...
野山の植物

シダレヤナギ

シダレヤナギ (ヤナギ科ヤナギ属)【枝垂柳】(Salix babylonica var. babylonica)一般に単に「ヤナギ」といえば、これをイメージすると思います。中国中南部原産で、奈良時代ころに渡来したと思われるそうです。最近はあ...

トガクシソウ

トガクシソウ (メギ科トガクシソウ属)【戸隠草】(Ranzania japonica) 別名:トガクシショウマ【戸隠升麻】1属1種の日本固有種で、本州の中部・北部に分布し、日本海側の多雪地帯や、戸隠、白馬、尾瀬等から東北地方に分布。多雪地の...
6月

ヒメイズイ

ヒメイズイ (キジカクシ科アマドコロ属)【姫萎ずい】(Polygonatum humile) 別名:ヒメアマドコロ本州中部以北~北海道に分布し、山地や高原、または海岸の草地に生える小型の「アマドコロ」の同属なので似ていますが、アマドコロのよ...
野山の植物

カナビキソウ

カナビキソウ (ビャクダン科カナビキソウ属)【鐵引草】(Thesium chinense)北海道南部以南の日当たりの良い草地に生える、とても目立たない草です。半寄生植物で、自身で光合成も行いますがイネ科の植物の根に寄生して養分を得ています。...

シロスミレ

シロスミレ (スミレ科スミレ属)【白菫】(Viola patrinii) 別名:シロバナスミレ極めてシンプルな名前の通り、白色の花のスミレ。しかし「スミレ(マンジュリカ)」の白花ではなく、全くの別種です。本州中部以北の主に太平洋側に分布し、...

アカギキンポウゲ

アカギキンポウゲ (キンポウゲ科キンポウゲ属)【赤城金鳳花】(Ranunculus japonicus var. akagiensis)「ウマノアシガタ(キンポウゲ)」の変種で、関東から中部の高原や山地に分布します。普通のウマノアシガタ(キ...
野山の植物

コアツモリソウ

コアツモリソウ (ラン科アツモリソウ属)【小敦盛草】(Cypripedium debile)日本の「アツモリソウ属」の仲間の中で、最も小型のランです。檜や杉、赤松などの、少し木漏れ日が入る程度の日陰の林下に生育し、北海道南西部、本州中部、四...
6月

チシオスミレ

チシオスミレ (スミレ科スミレ属)【血潮菫】(Viola hirtipes f. rhodovenia)「サクラスミレ」の一品種で、葉の葉脈に沿って暗赤色の斑が入ったものです。花や全体は普通のサクラスミレと変わりありません。ちょうど、「タチ...

ヤブムラサキ

ヤブムラサキ (シソ科ムラサキシキブ属)(旧クマツヅラ科)【薮紫】(Callicarpa mollis)「ムラサキシキブ」によく似ていますが別種で、宮城県以南とやや南方系の分布となります。丘陵や低山の林内や林縁に生え、雌雄同株で全体に毛が多...
9月

オカウコギ

オカウコギ (ウコギ科ウコギ属)【丘五加木】(Eleutherococcus spinosus var. japonicus) 別名:マルバウコギ関東南部から東海、紀伊半島に分布する雌雄異株の低木です。同属の「ヤマウコギ」と極めて似ていて、...
野山の植物

ヤブウツギ

ヤブウツギ (スイカズラ科タニウツギ属)【藪空木】(Weigela floribunda) 別名:ケウツギ山梨県以西の太平洋側と四国に分布する落葉低木で、同属の「タニウツギ」が日本海側メインなのに対し、本種は太平洋側。東海地方などでは「ニシ...