タテハチョウ科 ジャノメチョウ ジャノメチョウ (タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)【蛇目蝶】(Minois dryas)全国に広く分布する普通種の地味な蝶です。多くの「ジャノメチョウ類」の中でも元祖「ジャノメチョウ」の名をもち、明るいところを飛び大型のわりにはあまりぱっ... 2023.09.08 タテハチョウ科8月
タテハチョウ科 ベニヒカゲ ベニヒカゲ (タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)【紅日陰】(Erebia neriene niphonica)黒褐色の羽根で、前翅に橙赤色の帯があり、その中に黒い眼状紋が並ぶ、地味ながら目を引くデザインの高山蝶です。亜高山の日当たりの良い草... 2024.08.29 タテハチョウ科8月
タテハチョウ科 ミスジチョウ ミスジチョウ (タテハチョウ科ミスジチョウ属)【三筋蝶】(Neptis philyra)こげ茶の地色に3本の白い筋をもつ「元祖」ミスジチョウ。近縁の「コミスジ」などによく似ていますが、最初の白帯が直線的で途切れず、やや大きめです。また、コミ... 2023.07.21 タテハチョウ科7月蝶類
タテハチョウ科 コジャノメ コジャノメ (タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)(Mycalesis francisca)本州以南で平地から低山の雑木林などの林内に普通に見られるジャノメチョウ。薄暗い林下を飛び、樹液などに集まり花にはほとんど来ない地味な蝶です。同類の「ヒ... 2022.05.26 タテハチョウ科5月蝶類
タテハチョウ科 ヒカゲチョウ ヒカゲチョウ (タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)【日陰蝶】(Lethe sicelis) 別名:ナミヒカゲ雑木林の中など林下の日陰を飛び回り、花より樹液などにやってきます。ジャノメチョウの仲間なので裏面にはっきりした眼状紋がありますが、表... 2023.09.08 タテハチョウ科
9月 クモガタヒョウモン クモガタヒョウモン (タテハチョウ科)(Nephargynnis anadyomene)全国の丘陵地から高原まで林縁の草地に現れるヒョウモンチョウです。斑点が丸っこく、連続模様が少ないのでいかにもヒョウ柄の模様で、裏面ははっきりした模様が無... 2020.10.01 9月タテハチョウ科蝶類
タテハチョウ科 クロヒカゲ クロヒカゲ (タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)【黒日陰】(Lethe diana)全国に普通に生息するジャノメチョウの仲間。翅の表面側は黒褐色の無地で、とても地味な蝶です。普通は日陰の林内にしかいないことが多いですが、この日は霧雨もようだ... 2023.09.08 タテハチョウ科7月
タテハチョウ科 オオウラギンスジヒョウモン オオウラギンスジヒョウモン (タテハチョウ科)【大裏銀筋豹紋】(Argyronome ruslana) 一見したところ、3脈が目立ったので「ミドリヒョウモン」かと思いましたが。後で調べると斑紋のパターンが若干違いました。全国の林縁や渓流沿い... 2020.08.01 タテハチョウ科7月
9月 イチモンジチョウ イチモンジチョウ (タテハチョウ科)【一文字蝶】(Limenitis camilla)「コミスジ」と並んで、この手の蝶の普通種で都市近郊でもよく見られます。白帯が一本通ったシンプルな意匠ですっきりしています。近似種の「アサマイチモンジ」とよ... 2023.09.09 9月タテハチョウ科6月7月5月
6月 メスグロヒョウモン メスグロヒョウモン (タテハチョウ科)(Damora sagana)「雌黒」という通り、雌だけが黒っぽい羽根をもつ、雌雄異色の蝶です。「ツマグロヒョウモン」も雌だけ前翅半分が黒くなっていますが、この蝶では根本的に全く違うデザインとなっていま... 2020.08.05 6月タテハチョウ科7月
6月 キタテハ キタテハ (タテハチョウ科)(Polygonia c-aureum)町や田園で多く見られるタテハチョウ類の代表のような蝶です。茶色ベースの色合いと、羽根の縁がギザギザなせいか、多くの人に「蛾」だと思われる蝶のひとつです。なかなか渋くて、自分... 2024.10.29 6月9月タテハチョウ科10月11月
タテハチョウ科 アカタテハ アカタテハ (タテハチョウ科)【赤立羽】(学名: Vanessa indica)日本全国に分布し、都市周辺でも普通に見られるタテハです。わりあい秋に多く見られ、幼虫はイラクサ科の植物を食草としています。日当たりのよいところが好きで、写真のよ... 2018.01.09 タテハチョウ科4月蝶類
タテハチョウ科 ヤマキマダラヒカゲ ヤマキマダラヒカゲ (タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)【山黄斑日陰】(Neope niphonica) キマダラヒカゲは、1970年代に「サトキマダラヒカゲ」と「ヤマキマダラヒカゲ」に分けられましたが、それまでは同一の一種類でした。小中学... 2023.09.08 タテハチョウ科蝶類
タテハチョウ科 オオムラサキ オオムラサキ (タテハチョウ科)【大紫】(Sasakia charonda)日本の「国蝶」として知られるオオムラサキは、日本最大のタテハチョウです。大きさと同時に重量感のある蝶なので、「ひらひら」というより「バサバサ」という感じで力強く飛び... 2021.07.08 タテハチョウ科7月蝶類
タテハチョウ科 リュウキュウアサギマダラ リュウキュウアサギマダラ (タテハチョウ科リュウキュウアサギマダラ属)【琉球浅葱斑】(学名:Ideopsis similis)その名の通り、琉球に生息するアサギマダラの仲間ですが、「アサギマダラ」とは別属になっています。八重山諸島の小浜島の... 2021.12.20 タテハチョウ科8月蝶類
3月 ルリタテハ ルリタテハ (タテハチョウ科)【瑠璃立羽】(学名 Kaniska canace)似たような柄の傾向が多いタテハチョウの中で、独自の色彩をもつルリタテハですが、やはりタテハらしく渋好みのデザインではあります。縄張りの習性をもつため、同じような... 2019.10.16 3月9月タテハチョウ科4月10月蝶類
タテハチョウ科 スミナガシ スミナガシ (タテハチョウ科)【墨流】(Dichorragia nesimachus)タテハチョウの中でも、オオムラサキやゴマダラチョウに近い仲間で、渋い色模様の蝶です。特別珍しいわけではありませんが、個体数が多くないのでそれほど頻繁に見ら... 2018.01.09 タテハチョウ科8月蝶類
タテハチョウ科 ミドリヒョウモン ミドリヒョウモン (タテハチョウ科)(Argynnis paphia)羽根裏が緑色を帯びているのでミドリヒョウモンですが、心なしか表の茶色も他のヒョウモンよりもややくすんで緑がかっている感じがします。写真のように、雄の場合は前翅に3本の性標... 2018.01.09 タテハチョウ科7月蝶類
タテハチョウ科 コヒョウモン コヒョウモン (タテハチョウ科)【小豹紋】(Brenthis ino)夏本番となった高原に舞うヒョウモンチョウ類の中でも、やや小型でやや丸っこいので優しい感じのする蝶です。「ヒョウモンチョウ」との区別が微妙で、じっくり見れるか、後で写真判定... 2023.08.12 タテハチョウ科7月8月蝶類
6月 ヒオドシチョウ ヒオドシチョウ(タテハチョウ科)(緋縅蝶・学名Nymphalis xanthomelas)いかにもタテハチョウらしい、渋い美しさで、日向で見るととても綺麗。「エルタテハ」とそっくりですが、後翅のへりに綺麗な水色の縁取りが入ります。大菩薩の雁... 2021.03.04 6月タテハチョウ科3月4月5月蝶類
6月 ヒメウラナミジャノメ ヒメウラナミジャノメ (タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)【姫裏波蛇目】(Ypthima argus)里山の水田まわりや、河原などにポピュラーな蝶。地味ながら、羽裏の波模様が細かく綺麗です。野菊にさかんにやってきています。主な食草のひとつ「... 2023.09.08 6月9月タテハチョウ科5月蝶類
タテハチョウ科 アサギマダラ アサギマダラ (タテハチョウ科アサギマダラ属)【浅葱斑】(学名:Parantica sita)アサギマダラは琉球や台湾への「渡り」をすることで有名ですが、夏場は主に標高の高い山地にいます。夏に日本各地で発生した個体の多くは、秋には南に渡り、... 2023.08.11 タテハチョウ科6月7月10月8月蝶類
タテハチョウ科 スジグロカバマダラ スジグロカバマダラ (タテハチョウ科)日本では宮古島以南の南方系の蝶ですが、インドや東南アジアなど世界的には分布は広いようです。アメリカで大量に渡りをするオオカバマダラに近い種類ですが、それよりはかなり小型です。毒を体内に貯めて毒蝶となって... 2018.01.28 タテハチョウ科8月蝶類
タテハチョウ科 オオゴマダラ オオゴマダラ (タテハチョウ科)【大胡麻斑】(学名 Idea leuconoe)日本最大級の蝶といわれている大型の蝶です。白蝶の仲間のようですがタテハチョウ科で、ふわふわとゆっくりした飛び方です。琉球以南に分布する蝶なので、日本では沖縄など... 2018.01.28 タテハチョウ科8月蝶類
6月 コミスジ コミスジ (タテハチョウ科)【小三條】(学名 Neptis sappho)ミスジチョウの仲間の中では、一番普通にいる種類で、都会の公園などでも見ることがあります。ひーら、ひーら、という感じの独特のゆっくりした飛び方で明るい日向の林道沿いなど... 2023.06.06 6月タテハチョウ科10月5月8月蝶類
9月 アカボシゴマダラ アカボシゴマダラ(タテハチョウ科)(Hestina assimilis)もともと、この蝶は日本では、ほぼ奄美大島だけにいるはずなのですが、2000年ごろから突如関東地方で見られるようになりました。ツマグロヒョウモンのように、長年かけて徐々に... 2023.02.05 9月タテハチョウ科5月8月蝶類
タテハチョウ科 シータテハ シータテハ(タテハチョウ科 Polygonia c-album)一見、ぼろぼろになったキタテハのような羽根のタテハチョウ。羽根のヘリの凹凸が激しいのでそんな感じがするが、ヘリが破れているにしては滑らかに丸みを帯びていて紋様もそれに沿ってある... 2018.01.28 タテハチョウ科蝶類
タテハチョウ科 エルタテハ エルタテハ(タテハチョウ科:Nymphalis vaualbum)「ヒオドシチョウ」と非常によく似ている。本州中部では、おおむね1000m以上の山地に棲む。食草がシラカバやダケカンバなので、高原山地の蝶となっている。 2019.02.28 タテハチョウ科8月蝶類
3月 テングチョウ テングチョウ (タテハチョウ科)【天狗蝶】(Libythea celtis)昔は独立したテングチョウ科とされていたが、現在はタテハチョウ科のテングチョウ亜科。鼻先に突き出たパルピ器官という部分が特徴でこの名があるが、わりあい地味な小型の蝶。... 2024.08.23 3月タテハチョウ科4月蝶類
タテハチョウ科 キベリタテハ キベリタテハ(タテハチョウ科)(Nymphalis antiopa)黒紫色のベルベットに黄金の縁取り。まるで、高級な劇場の重厚な緞帳のような羽根のデザイン。タテハチョウの中でも王様クラスの風格があると思う。中級山岳や高原の森まわりに現れ、タ... 2022.08.24 タテハチョウ科8月蝶類
9月 ツマグロヒョウモン ツマグロヒョウモン(タテハチョウ科)(Argyreus hyperbius)元来、ヒョウモンチョウの仲間としては南方系の種類で、もともと日本では近畿地方以南にしかいなかったので、子供のころなどには絶対見られない蝶でした。しかし、2000年ご... 2023.11.29 9月タテハチョウ科10月5月蝶類
タテハチョウ科 クジャクチョウ クジャクチョウ (タテハチョウ科)【孔雀蝶】(学名:Inachis io)北方系の蝶なので、中部地方では亜高山や高原の蝶となりますが、北海道などでは平地にもいます。羽の大きな丸い目玉模様が、孔雀の羽根飾りの模様に似ているのが名前の由来。クジ... 2022.12.26 タテハチョウ科大雪山7月8月蝶類