タヌキ (イヌ科タヌキ属)【狸】
(Nyctereutes procyonoides viverrinus)
タヌキは極東アジアの動物ですが、20世紀になってから毛皮目的でソ連に移入され、現在ではヨーロッパ各地に帰化しているようです。
元来、森林や藪地、水辺に生息する雑食性の動物のため、都市郊外でも生息することができ、雑木林や河川敷、住宅地の一角などにも生息していることが多いようです。
狭山丘陵周縁地でも見られ、保護林や住宅地の中でたびたび目撃したことがあります。
あるときは近所の住宅街の夜の道路の真ん中に横たわっている動物を遠目に見つけ、車に撥ねられた犬かと思って行って見たら狸でした。
大きな外傷や出血は無いものの全く動かないので、死んでいると思い、道の脇に動かそうと思って軍手などを持ってくるともう居なくなっていました。
これは車に当てられたショックで「擬死」の状態になり、しばらくして生き返って逃げ去ったのでしょう。
いわゆる「狸寝入り」というやつですね。
日本産のタヌキは「ニホンタヌキ」として亜種とされてますが、さらに「ホンドタヌキ」と「エゾタヌキ」に分ける説もあります。
似たような感じのものとして、「アナグマ」や「アライグマ」と誤認される場合も多いようです。
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