エゴマ (シソ科シソ属)【荏胡麻】
(Perilla frutescens var. frutescens)
本州から九州にかけて分布し、河原や荒れ地などに生育しますが、縄文時代ごろから栽培され、その逸出が全国に広まっているのではないかと言われているようです。
実からエゴマ油を採るために、今も栽培されています。
在来種の「レモンエゴマ」とは非常によく似ていて、茎の毛や葉の形、包葉の形などで見分けるとされていますが、雑種など中間的なものも多く、区別は極めて困難です。
最終的には、葉を揉んでみたときのレモン臭の有無で区別するしかないようです。