マツユキソウ(スノードロップ)

マツユキソウ(スノードロップ) (ヒガンバナ科マツユキソウ属)【待雪草】
Galanthus nivalis) 別名:ユキノハナ

マツユキソウ(スノードロップ)

2023/02/09 昭和記念公園

早春に他の花に先駆けて咲く可憐な花で、園芸種として人気が高い所謂「スノードロップ」の一種です。

ヨーロッパ原産で、独特の形の花は3枚の外花被と3枚の内花被から成り、内花被先端には緑色の斑紋がひとつあります。

茎の先にひとつづつ吊り下がる花の、斜めに開いた外花被は夜間には閉じてしまいます。

同じくスノードロップとして園芸品で普及している「オオユキノハナ(Galanthus elwesii)」では緑色の斑紋が先端と付け根の2つあります。

さらに類似の名前でよく知られた「スノーフレーク」は同科ですが別属となります。

いずれの種類もヒガンバナ科ということで球根には毒があります。

早春の時期に花を咲かせて初夏ごろまで生長しますが夏季には休眠してしまう「スプリング・エフェメラル」の一種です。

マツユキソウ(スノードロップ)

2023/02/09 昭和記念公園

マツユキソウ(スノードロップ)

2023/02/09 昭和記念公園

マツユキソウ(スノードロップ)

2023/02/09 昭和記念公園



【Youtube 山川草木図譜チャンネル】

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