昆虫 ハラビロカマキリ ハラビロカマキリ (カマキリ目カマキリ科)【腹広蟷螂】 (Hierodula patellifera) 本州以南の全国に普通にいるカマキリで、腹部が広く前胸部が短めです。 通常緑色で、前翅に白い斑点があるのが特徴です。 また、前脚基部(鎌の... 2024.10.16 昆虫
蛾 アゲハモドキ アゲハモドキ (アゲハモドキガ科)【揚羽擬】 (Epicopeia hainesii) 山麓の道で、見慣れない小型の黒いアゲハがいるのに気づき観察してみると、これはアゲハチョウではなく「蛾」でした。 その名も「アゲハモドキ」で、「ジャコウア... 2024.08.23 蛾8月
7月 キイトトンボ キイトトンボ (イトトンボ科キイトトンボ属)【黄糸蜻蛉】 (Ceriagrion melanurum) 本州以南の平地や低山地の池や湿地に見られるイトトンボ。 イトトンボの仲間ではほぼ唯一の、腹部が黄色い種類で、特にオスは鮮やかな黄色で尾部... 2024.07.12 7月トンボ類
4月 ヤマサナエ ヤマサナエ (サナエトンボ科アジアサナエ属) (Asiagomphus melaenops) やや大きめのサナエトンボで、平地や里山の川沿いに現れる普通種。 黄色と黒の斑紋が特徴的で、春秋に里に現れ、夏は山中に移動して過ごします。 【You... 2024.04.27 4月トンボ類
4月 ギフチョウ ギフチョウ (アゲハチョウ科ギフチョウ属)【岐阜蝶】 (Luehdorfia japonica) 蝶の「スプリングエフェメラル」として、本州の里山に生息する日本固有種です。 里山や低山の落葉広葉樹林に生育し、春先に年に一度だけ出現します。 ... 2024.04.12 4月アゲハチョウ科蝶類
タテハチョウ科 ジャノメチョウ ジャノメチョウ (タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)【蛇目蝶】 (Minois dryas) 全国に広く分布する普通種の地味な蝶です。 多くの「ジャノメチョウ類」の中でも元祖「ジャノメチョウ」の名をもち、明るいところを飛び大型のわりにはあま... 2023.09.08 タテハチョウ科8月
タテハチョウ科 ベニヒカゲ ベニヒカゲ (タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)【紅日陰】 (Erebia neriene niphonica) 黒褐色の羽根で、前翅に橙赤色の帯があり、その中に黒い眼状紋が並ぶ、地味ながら目を引くデザインの高山蝶です。 亜高山の日当たりの... 2024.08.29 タテハチョウ科8月
蜂類 クマバチ クマバチ(キムネクマバチ)(膜翅目ミツバチ科)【熊蜂】 (Xylocopa appendiculata circumvolans) 子供のころは「クマンバチ(熊ん蜂)」の呼び名で、飛んでくると恐れていた蜂ですが、実際には極めて温厚な性格で人... 2023.08.08 蜂類7月
タテハチョウ科 ミスジチョウ ミスジチョウ (タテハチョウ科ミスジチョウ属)【三筋蝶】 (Neptis philyra) こげ茶の地色に3本の白い筋をもつ「元祖」ミスジチョウ。 近縁の「コミスジ」などによく似ていますが、最初の白帯が直線的で途切れず、やや大きめです。 ま... 2023.07.21 タテハチョウ科7月蝶類
シジミチョウ科 ミズイロオナガシジミ ミズイロオナガシジミ (シジミチョウ科) (Antigius attilia) 全国の雑木林に生息するシジミで、食草がコナラ、クヌギ、カシワなどなので、都市部の林でも普通に生息するようです。 何故か「ミズイロ」の名前がついていますが水色の部... 2023.05.25 シジミチョウ科5月
10月 キマダラカメムシ キマダラカメムシ (カメムシ科) (Erthesina fullo) わりあい大型で星模様が綺麗なカメムシで結構目立ちます。 本来、台湾や中国、東南アジア原産で、江戸時代に長崎での出島から入ってきたらしいのですが、戦後ぐらいまでは長崎周辺の... 2023.01.18 10月半翅目
6月 ハサミツノカメムシ ハサミツノカメムシ (ツノカメムシ科) (Acanthosoma labiduroides) 前胸の両側の赤い突起が印象的なカメムシ。 この突起が「ツノ」という名の所以だと思うが、「ハサミ」とは何か? 実は雄の生殖器付属器官として尾部に赤い... 2023.01.18 6月半翅目
甲虫 ナナホシテントウ ナナホシテントウ (テントウムシ科)【七星天道】 (Coccinella septempunctata) 日本全国に分布し、最も普通に多く見られるテントウムシのひとつです。 成虫も幼虫時代ももっぱらアブラムシを食べる肉食昆虫で、農業を行う人... 2022.10.19 甲虫昆虫5月
6月 クロサナエ クロサナエ (サナエトンボ科ダビドサナエ属) (Davidius fujiama) 「サナエトンボ科」というのは、似たような種類がたくさんあって中でも「ダビドサナエ属」はどれもよく似ていて同定が難しいようです。 生息域と胸の模様、尾部の付属... 2024.04.27 6月トンボ類
6月 アサヒナカワトンボ アサヒナカワトンボ (カワトンボ科) (Mnais pruinosa) 山中で見たことのない小さなトンボを見つけ撮影しましたが、最初イトトンボの仲間かと思い調べましたが該当が無く判らず。 いろいろ調べ、専門のSNSで質問したところイトトンボ... 2022.09.12 6月トンボ類
5月 ホソミオツネントンボ ホソミオツネントンボ (アオイトトンボ科)【細身越年蜻蛉】 (Indolestes peregrinus) 「オツネン」という名は「越年」という意味で、初夏に成虫になった若い個体がそのまま冬を越して春に成熟するということです。 冬の間は枯れ... 2022.06.03 5月トンボ類
タテハチョウ科 コジャノメ コジャノメ (タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科) (Mycalesis francisca) 本州以南で平地から低山の雑木林などの林内に普通に見られるジャノメチョウ。 薄暗い林下を飛び、樹液などに集まり花にはほとんど来ない地味な蝶です。 同... 2022.05.26 タテハチョウ科5月蝶類
セセリチョウ科 ミヤマセセリ ミヤマセセリ (セセリチョウ科) (Erynnis montanus) セセリチョウの仲間は茶色っぽく地味なのが多く、蛾と思われているものが多いですが、よく見ると地味ながら渋い味わいがあります。 このミヤマセセリも特にメスは独特の雲形文様が... 2023.04.08 4月5月セセリチョウ科
アゲハチョウ科 ヒメギフチョウ ヒメギフチョウ (アゲハチョウ科ギフチョウ属)【姫岐阜蝶】 (Luehdorfia puziloi inexpecta) ヒメギフチョウ本州亜種 「春の妖精」とも呼ばれ、早春の林に舞う可憐な蝶です。 同属の「ギフチョウ」が主に山陰から近畿・... 2024.04.06 5月アゲハチョウ科
6月 コノシメトンボ コノシメトンボ (トンボ科アカネ属)【小熨斗目蜻蛉】 (Sympetrum baccha matutinum) アカトンボの仲間のひとつで、雄は胴体と顔面が赤くなります。 翅の先端に褐色斑があるのが特徴で日本全国に分布しますが、夏場には樹林... 2021.12.06 6月トンボ類
9月 ミヤマアカネ ミヤマアカネ (トンボ科アカネ属)【深山茜】 (Sympetrum pedemontanum elatum) 広くいう赤トンボのひとつですが、他の種と違い翅にこげ茶色の広い帯があります。 雄は胴が赤くなり、翅脈や縁紋まで赤くなります。 雌は... 2021.09.25 9月トンボ類
8月 シオカラトンボ シオカラトンボ (トンボ科)【塩辛蜻蛉】 (Orthetrum albistylum speciosum) 里山や郊外で最も身近なトンボのひとつです。 名の元となった、塩振りされたような粉を吹いた灰色の胴体は雄で、雌は「ムギワラトンボ」と呼... 2021.08.30 8月トンボ類
7月 ナツアカネ ナツアカネ (トンボ科)【夏茜】 (Sympetrum darwinianum) 初夏から現われる赤トンボ。 雄は成熟すると胴も胸も顔も眼も全て真っ赤になります。 「アキアカネ」はこうならないので、雄はすぐ見分けられます。 2021.08.30 7月トンボ類
6月 キマダラセセリ キマダラセセリ (セセリチョウ科) (Potanthus flavus) 「セセリチョウ」の仲間は、どれも蛾に間違われることの多い蝶です。 そもそも、蝶と蛾は明確な区別の線引きはできないのですが、その中でもセセリチョウはより蛾に近い特徴をも... 2021.06.22 6月セセリチョウ科
タテハチョウ科 ヒカゲチョウ ヒカゲチョウ (タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)【日陰蝶】 (Lethe sicelis) 別名:ナミヒカゲ 雑木林の中など林下の日陰を飛び回り、花より樹液などにやってきます。 ジャノメチョウの仲間なので裏面にはっきりした眼状紋があります... 2023.09.08 タテハチョウ科
アゲハチョウ科 ウスバシロチョウ ウスバシロチョウ (アゲハチョウ科)【薄羽白蝶】 (Parnassius citrinarius) 別名:ウスバアゲハ 「シロチョウ」の名がつきますが、「モンシロチョウ」「スジグロシロチョウ」などの仲間ではなく、アゲハチョウ科です。 ただし... 2021.04.24 アゲハチョウ科
9月 クモガタヒョウモン クモガタヒョウモン (タテハチョウ科) (Nephargynnis anadyomene) 全国の丘陵地から高原まで林縁の草地に現れるヒョウモンチョウです。 斑点が丸っこく、連続模様が少ないのでいかにもヒョウ柄の模様で、裏面ははっきりした模... 2020.10.01 9月タテハチョウ科蝶類
タテハチョウ科 クロヒカゲ クロヒカゲ (タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)【黒日陰】 (Lethe diana) 全国に普通に生息するジャノメチョウの仲間。 翅の表面側は黒褐色の無地で、とても地味な蝶です。 普通は日陰の林内にしかいないことが多いですが、この日は霧雨... 2023.09.08 タテハチョウ科7月
タテハチョウ科 オオウラギンスジヒョウモン オオウラギンスジヒョウモン (タテハチョウ科)【大裏銀筋豹紋】 (Argyronome ruslana) 一見したところ、3脈が目立ったので「ミドリヒョウモン」かと思いましたが。後で調べると斑紋のパターンが若干違いました。 全国の林縁や渓... 2020.08.01 タテハチョウ科7月
蛾 ホシホウジャク ホシホウジャク (スズメガ科)【星蜂雀】 (Macroglossum pyrrhosticta) 夏の天気のよい日向で、花から花へとホバリングしながら吸蜜して飛び回る、蜂のようなハチドリのような蛾です。 同じような生態の「オオスカシバ」に似... 2024.08.23 蛾9月
6月 ゴマダラカミキリ ゴマダラカミキリ (カミキリムシ科)【胡麻斑髪切】 (Anoplophora malasiaca) 一般的なカミキリムシの中でも最もポピュラーな種類です。 幅広い樹種を食樹対象としていて、プラタナスなど街路樹の多くも対象とするため、都市部で... 2022.10.19 6月甲虫
6月 オオシオカラトンボ オオシオカラトンボ (トンボ科)【大塩辛蜻蛉】 (Orthetrum melania) 「シオカラトンボ」によく似たポピュラーなトンボですが、シオカラよりもやや大きく、後翅の付け根が扇形に黒くなっています。 また、胴体がシオカラよりも太く平... 2021.08.30 6月7月トンボ類
6月 ハグロトンボ ハグロトンボ (カワトンボ科)【羽黒蜻蛉】 (Calopteryx atrata) 小さな小川の流れや湿地に沿って、ひらひらと優雅に舞う小型トンボです。 同じ水辺でもヤンマ類などと対照的に、ちょっと小型の蝶のように弱々しい感じをうけます。 ... 2021.08.30 6月9月7月トンボ類
6月 ルリシジミ ルリシジミ (シジミチョウ科)【瑠璃蜆】 (Celastrina argiolus) 全国どこにでも分布するシジミですが、せわしなく飛び回るので分かりにくいです。 濡れた林道などで吸水することがあるので、そのときは見やすい感じです。 食草が... 2019.06.11 6月シジミチョウ科
6月 イチモンジチョウ イチモンジチョウ (タテハチョウ科)【一文字蝶】 (Limenitis camilla) 「コミスジ」と並んで、この手の蝶の普通種で都市近郊でもよく見られます。 白帯が一本通ったシンプルな意匠ですっきりしています。 近似種の「アサマイチモン... 2023.09.09 6月9月タテハチョウ科7月5月
9月 ナミアゲハ ナミアゲハ (アゲハチョウ科)【並揚羽】 (学名:Papilio xuthus)アゲハ 単に「アゲハ」「アゲハチョウ」といえば、このナミアゲハのことで街中や人里に多く見られ全国に分布します。 年2-4回発生し、春型と夏型があります。 近縁の... 2023.11.29 9月アゲハチョウ科
6月 ウラナミアカシジミ ウラナミアカシジミ (シジミチョウ科)【裏波赤小灰蝶】 (学名:Japonica saepestriata) 雑木林に住むゼフィルスの仲間で、「アカシジミ」と同属で表の色柄はたいへん似ていますが、裏模様が全く違います。 薄オレンジの地色に黒... 2020.05.24 6月シジミチョウ科5月蝶類
6月 アカシジミ アカシジミ (シジミチョウ科) (Japonica lutea) コナラやクヌギやカシなどを食草とする、いわゆる「ゼフィルス」の仲間のシジミチョウです。 雑木林に住み、日中はあまり活発に活動しないので、樹の葉に止まっていることが多く羽根の表... 2020.08.18 6月シジミチョウ科
6月 スジグロシロチョウ スジグロシロチョウ (シロチョウ科) (Pieris melete) 「モンシロチョウ」と並んで東京周辺などでも一番多く見られる蝶ですが、一般には昔からモンシロと混同されていることが多いかもしれません。 しかし、昔は東京でもちょっと郊外では... 2022.09.22 6月シロチョウ科
6月 メスグロヒョウモン メスグロヒョウモン (タテハチョウ科) (Damora sagana) 「雌黒」という通り、雌だけが黒っぽい羽根をもつ、雌雄異色の蝶です。 「ツマグロヒョウモン」も雌だけ前翅半分が黒くなっていますが、この蝶では根本的に全く違うデザインとなっ... 2020.08.05 6月タテハチョウ科7月