野山の植物 アスカイノデ アスカイノデ (シダ植物オシダ科イノデ属)【飛鳥猪の手】(Polystichum fibrillosopaleaceum)林下に生育する常緑性のシダで、東北中部から東海地方にかけて太平洋側に分布します。「イノデ」と極めて似ているので区別が難... 2019.11.24 6月オシダ科野山の植物
9月 カラスザンショウ カラスザンショウ (ミカン科サンショウ属)【烏山椒】(Zanthoxylum ailanthoides)「サンショウ」の仲間ですが、はるかに大きな樹木で高さ10m以上になります。サンショウの仲間で似ていますが役に立たないという意味で「カラス... 2022.09.25 10月6月9月ミカン科樹木野山の植物
春 クロマツ クロマツ (マツ科マツ属)【黒松】(Pinus thunbergii) 別名:オマツいわゆる白砂青松といわれる海岸風景に欠かせない松の木で、本州以南に分布しますが、古くから植栽されているので本来の細かい分布はよく分からないようです。どちらか... 2021.09.30 11月12月5月7月マツ科園芸植物春樹木街での植物野山の植物
野山の植物 イヌヌマトラノオ イヌヌマトラノオ (サクラソウ科オカトラノオ属)【犬沼虎の尾】(Lysimachia x pilophora)「オカトラノオ」と「ヌマトラノオ」の自然交雑種で、最近各地にたいへん増えているようです。両者の特徴を兼ね備えていて、しかも交雑種だ... 2023.02.03 7月8月サクラソウ科夏野山の植物
野山の植物 ヒメガマ ヒメガマ (ガマ科ガマ属)【姫蒲】(Typha domingensis)全国の沼や溜池、水路などに生え、深い水深まで生育します。蒲の穂となる太い雌花花序とその上にある雄花花序との間が、数センチ離れてつくのが特徴のようです。「ヒメ」といっても... 2019.10.06 8月ガマ科夏水生植物野山の植物
野山の植物 ミズオトギリ ミズオトギリ (オトギリソウ科ミズオトギリ属)【水弟切】(Triadenum japonicum)全国の湿地や沼地などに生える小型の草で、日本のオトギリソウ類で唯一黄色くない花。茎先と葉腋に小さな淡紅色の5弁花をつけます。雄しべは3本1セッ... 2019.08.28 8月オトギリソウ科夏野山の植物
野山の植物 オオヒナノウスツボ オオヒナノウスツボ (ゴマノハグサ科ゴマノハグサ属)【大雛の臼壷】(Scrophularia kakudensis)名前の通り「ヒナノウスツボ」の大きいやつで、一般的な解説では高さ1mになるとありますが、これは背丈以上ぐらいありました(18... 2023.08.13 8月ゴマノハグサ科夏野山の植物
9月 ホシホウジャク ホシホウジャク (スズメガ科)【星蜂雀】(Macroglossum pyrrhosticta)夏の天気のよい日向で、花から花へとホバリングしながら吸蜜して飛び回る、蜂のようなハチドリのような蛾です。同じような生態の「オオスカシバ」に似ていま... 2024.08.23 9月蛾
野山の植物 シオデ シオデ (サルトリイバラ科サルトリイバラ属)【牛尾菜】(Smilax riparia)「サルトリイバラ」の仲間で、よく似た感じの雌雄異株のつる草です。新芽や若葉は山菜として親しまれ、また根は生薬として使われてきました。サルトリイバラより小さ... 2024.11.11 11月6月7月8月サルトリイバラ科ユリ科夏野山の植物
野山の植物 ソクズ ソクズ (レンプクソウ科ニワトコ属)(Sambucus chinensis) 別名:クサニワトコ本州以南の里山や人里に生え、背丈ぐらいの高さに茂ります。灌木のような大柄な草ですが、個々の花は小さく、セリ科のような集散花序をつけます。花序の中... 2023.10.09 7月8月レンプクソウ科夏野山の植物
9月 サガミラン(サガミランモドキ) サガミラン(サガミランモドキ) (ラン科シュンラン属)【相模蘭】(Cymbidium nipponicum)(Cymbidium macrorhizon var. aberrans) 別名:サガミランモドキこのランは「マヤラン」とよく似たと... 2024.06.29 7月8月9月ラン科夏野山の植物
6月 ニホンカナヘビ ニホンカナヘビ (爬虫綱有鱗目カナヘビ科)(Takydromus tachydromoides)「トカゲ」に似てトカゲに非ずで、トカゲより尻尾が細長くスマートなのが「ヘビ」の名がつく所以でしょうか。北海道から屋久島まで、琉球以外の日本全国に... 2021.08.31 5月6月9月爬虫類
9月 アオツヅラフジ アオツヅラフジ (ツヅラフジ科アオツヅラフジ属)【青葛藤】(Cocculus trilobus) 別名:カミエビ全国の山野や低地に生える、独自のツツラフジ科の植物です。雌雄別株で目立たない花で、特に個性を発揮する草ではありませんが、秋に濃紺... 2024.10.27 10月12月7月9月ツヅラフジ科夏秋野山の植物
野山の植物 ナガボノシロワレモコウ ナガボノシロワレモコウ (バラ科ワレモコウ属)【長穂白吾木香】(Sanguisorba tenuifolia var. alba) ナガボノワレモコウナガボノワレモコウには、白花「ナガボノシロワレモコウ」と赤花「ナガボノアカワレモコウ」とが... 2023.10.29 9月バラ科夏秋野山の植物
9月 シロネ シロネ (シソ科シロネ属)【白根】(Lycopus lucidus)同じシソ科の「メハジキ」や「クルマバナ」などのように、葉腋に段々に花をつける草です。とはいえ、それらよりもはるかに小さく目立たない白い花です。茎は一本に立ち上がり、十字に対... 2023.08.18 8月9月シソ科秋野山の植物
9月 ツルマメ ツルマメ (マメ科ダイズ属)【蔓豆】(Glycine soja) 別名:ノマメ全国の低地や里に生える、大豆の原種とされるマメです。蔓で他の植物などに巻き付き、全体に細かい毛が生え、萼まわりも毛深いです。小さな花は凹みのある旗弁に色の薄い閉じ... 2020.09.12 9月マメ科秋野山の植物
野山の植物 ヤブタバコ ヤブタバコ (キク科ガンクビソウ属)【藪煙草】(Carpesium abrotanoides)横向きに長く伸びた枝に葉と花が並ぶ独特の姿です。個々の花は「ガンクビソウ」に似ていますが、もっと小さく閉鎖的な感じです。茎は地面から直立して生え、... 2021.10.16 2月9月キク科秋野山の植物
野山の植物 シロバナサクラタデ シロバナサクラタデ (タデ科イヌタデ属)【白花桜蓼】(Persicaria japonica)「サクラタデ」の白花というだけかと思っていましたが、別種の花です。比べると個々の花が小さく、花序もややまばらで弱々しい感じがします。雌雄異株なので... 2023.09.27 10月8月9月タデ科秋野山の植物
野山の植物 テングタケ テングタケ (テングタケ科)【天狗茸】(Amanita pantherina)「ベニテングタケ」と並んで、見栄えのする毒キノコの代表格です。毒性はベニテングタケよりも、こちらの方が強いということです。近年別種に分けられた「イボテングタケ」は... 2023.11.05 9月キノコ秋野山の植物
9月 メヤブマオ メヤブマオ (イラクサ科ヤブマオ属)【雌薮苧麻】(Boehmeria platanifolia)「ヤブマオ」「アカソ」「メヤブマオ」は、たいへん良く似ていて変異もあるので見分けが難しい場合があります。特にこのメヤブマオは、ヤブマオとアカソの... 2022.09.14 9月イラクサ科秋野山の植物
野山の植物 シュウブンソウ シュウブンソウ (キク科シオン属)【秋分草】(Aster verticillatus)地面から数十センチ伸びた茎から横にひょろひょろと長い枝茎を出し、その葉腋にたいへん小さな花を並べて咲かせます。ぱっと見に、なんの花か見当がつきません。しか... 2023.09.27 10月9月キク科秋野山の植物
野山の植物 トラノオスズカケ トラノオスズカケ (オオバコ科クガイソウ属)(旧ゴマノハグサ科)【虎尾鈴懸】(Veronicastrum axillare)「スズカケソウ」の仲間で、同じようにツル状の茎に花序をつけますが、スズカケソウと違い、花序が円錐形となり、花の色も紫... 2024.10.31 8月9月オオバコ科ゴマノハグサ科園芸植物夏秋野山の植物
9月 ノシラン ノシラン (APG:キジカクシ科ジャノヒゲ属)(ユリ科)【熨斗蘭】(学名:Ophiopogon jaburan)「ジャノヒゲ」や「オオバジャノヒゲ」をうんと大きくしたような草で、「ラン」ではありません。日本では関東、東海地方以西の分布で、海... 2021.02.11 9月キジカクシ科ユリ科園芸植物海岸の植物秋野山の植物
9月 ノダケ ノダケ (セリ科シシウド属)【野竹】(Angelica decursiva)数多く存在するシシウド類の中でも異端児です。普通ほとんどの種類で白色の花は、独特のチョコレート色です。個々の小花の雄しべが展開すると白い雄しべとのコントラストが目立... 2023.09.27 10月8月9月セリ科夏秋野山の植物
6月 カワラサイコ カワラサイコ (バラ科キジムシロ属)【河原柴胡】(Potentilla chinensis)日当たりのよい河原や砂礫地に生える草で、独特の細かい羽状複葉の葉が特徴的です。葉だけ見るとキジムシロ属とは思えませんが、花を見ればキジムシロ的です。... 2019.07.05 6月8月9月バラ科夏野山の植物
6月 コクサギ コクサギ (ミカン科コクサギ属)【小臭木】(Orixa japonica)低山の湿った林内などに生える低木で、雌雄異株ということです。小枝につく葉が、2枚づつの互生となっており、「コクサギ型葉序」と名付けられています。「サルスベリ」などが同... 2023.05.18 4月5月6月ミカン科春樹木野山の植物
6月 スダジイ スダジイ (ブナ科シイ属)(Castanopsis sieboldii)照葉樹林の植物を代表する「椎ノ木」です。暖地性の植物のため、南東北あたりが分布の北限となっています。丈夫な樹種であるため、しばしば大木となります。この樹は白金自然教育園... 2020.02.10 2月6月ブナ科樹木街での植物野山の植物
6月 ハンカイソウ ハンカイソウ (キク科メタカラコウ属)【樊会草】(Ligularia japonica)静岡以西の低山の湿地に生え、直径10cm以上の大きなオレンジ色の花を咲かせます。花と全体の雰囲気は「マルバダケブキ」などにも似ていますが、葉が全く違い、... 2023.07.28 6月キク科夏野山の植物
野山の植物 ランヨウアオイ ランヨウアオイ (ウマノスズクサ科カンアオイ属)【乱葉葵】(Asarum blumei)関東西南部、山梨県、静岡県東部を中心として分布するカンアオイの一種です。えらの張った葉の形が特徴ですが、「ランヨウ」とは「乱葉」という意味らしいです。た... 2022.03.08 3月6月ウマノスズクサ科野山の植物
6月 キタテハ キタテハ (タテハチョウ科)(Polygonia c-aureum)町や田園で多く見られるタテハチョウ類の代表のような蝶です。茶色ベースの色合いと、羽根の縁がギザギザなせいか、多くの人に「蛾」だと思われる蝶のひとつです。なかなか渋くて、自分... 2024.10.29 10月11月6月9月タテハチョウ科
野山の植物 ショウブ ショウブ (ショウブ科ショウブ属)【菖蒲】(Acorus calamus)これがショウブの花です。アヤメの仲間の「ハナショウブ」ではなく、菖蒲湯に入れる菖蒲でサトイモ科です。同じサトイモ科なので水芭蕉の芯棒などに似ています。普通の葉の途中に... 2023.10.20 6月ショウブ科夏水生植物野山の植物
野山の植物 ヤブレガサ ヤブレガサ (キク科ヤブレガサ属)【破れ傘】(Syneilesis palmata)早春には折りたたまれた傘として地面から生え、山菜として親しまれるヤブレガサですが、花を咲かせるには何年かかかるそうです。たしかに、特徴的な葉が地面に重なるよ... 2023.10.09 4月5月6月7月キク科夏山岳の植物野山の植物
野山の植物 キツネノカミソリ キツネノカミソリ (ヒガンバナ科ヒガンバナ属)【狐の剃刀】(Lycoris sanguinea)「ヒガンバナ」と同じリコリス属の花で、ヒガンバナ同様いきなり花が咲き出します。その前に早春にはすでに葉が出て、他の草が繁る夏には葉が無くなってし... 2023.05.02 7月8月ヒガンバナ科夏野山の植物
野山の植物 タカトウダイ タカトウダイ (トウダイグサ科トウダイグサ属)【高燈台】(Euphorbia lasiocaula)「トウダイグサ」の仲間でもポピュラーなもので、丘陵地から高原まで、本州以南に幅広く分布します。茎の先端から放射状に小枝を出し、独自の杯状花序... 2021.09.12 6月7月8月トウダイグサ科夏野山の植物
6月 キアゲハ キアゲハ (アゲハチョウ科)【黄揚羽】(学名 Papilio machaon)「ナミアゲハ」に較べて大柄で、黒線や模様がくっきりして、飛び方も力強い感じのアゲハです。何処にでも居る種類ですが、平地より山地に多く、時には高山の尾根や山頂付近で... 2018.10.11 10月5月6月アゲハチョウ科
9月 コバノカモメヅル コバノカモメヅル (APG:キョウチクトウ科カモメヅル属)(旧ガガイモ科)【小葉の鴎蔓】(Vincetoxicum sublanceolatum)ヒトデのような特異な花で、色も質感も独特です。しかしよく見ると同じガガイモ科らしく「クサタチバ... 2023.06.12 6月9月ガガイモ科キョウチクトウ科夏秋野山の植物
野山の植物 マユミ マユミ (ニシキギ科ニシキギ属)【檀、真弓】(Euonymus hamiltonianus)材木を弓の材料にしたということで名前の語源となった落葉低木です。鳥が好む秋の派手な実が有名ですが、花はたいへん地味で変わった十字型。秋の紅葉も綺麗で... 2022.11.11 10月11月5月6月7月ニシキギ科山岳の植物春樹木野山の植物
6月 ノイバラ ノイバラ (バラ科バラ属)【野茨】(Rosa multiflora) 別名:ノバラ(野薔薇)日本の野薔薇の代表的な種で、ほぼ雑草といっていいほど各地に自生します。とはいえ、薔薇の接ぎ木の台木としてよく使われるそうなので、園芸の世界で地味に活... 2023.02.04 5月6月7月8月9月バラ科夏春野山の植物
3月 オオハナワラビ オオハナワラビ (シダ植物・ハナヤスリ科ハナワラビ属)【大花蕨】(Botrychium ternatum)ハナヤスリ科の羊歯は、特異な一枚葉のタイプが多いが、ハナワラビ属は羽状葉のタイプです。独立して上に突き出した胞子葉が特徴的ですが、「フ... 2023.02.07 10月11月2月3月4月9月ハナヤスリ科冬羊歯野山の植物
野山の植物 イワガネゼンマイ イワガネゼンマイ (シダ植物ホウライシダ科)【岩ヶ根薇】(学名 Coniogramme intermedia)1-2回羽状でまるで笹の葉のような、羊歯らしくないシダです。同様の「オオバイノモトソウ」よりもさらに、普通の葉っぱ的なので何の草か... 2018.01.02 11月5月ホウライシダ科羊歯野山の植物