カナビキソウ

カナビキソウ (ビャクダン科カナビキソウ属)【鐵引草】
Thesium chinense

カナビキソウ

2025/06/17 多摩丘陵

北海道南部以南の日当たりの良い草地に生える、とても目立たない草です。

半寄生植物で、自身で光合成も行いますがイネ科の植物の根に寄生して養分を得ています。

細い線形の葉が段々に互生して、その葉腋に一つづつ花が咲きます。

花弁に見える萼片は3-5裂して内側が白色となり、萼片の基部に細い2本の苞葉があります。

花後には子房が膨らみ、ダルマのような実になります。

「ビャクダン科」の多くは寄生植物で、あの「ヤドリギ」も同科です。


【Youtube 山川草木図譜チャンネル】

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