ミヤママタタビ (マタタビ科マタタビ属)【深山木天蓼】
(Actinidia kolomikta)
「マタタビ」よりも標高の高い、または深山に生育するようで、亜高山帯の手前ぐらいでも多く見られます。
マタタビと同様に花期の後半に葉先が白くなりますが、これはさらに赤っぽくピンク色に変わります。
葉柄や花茎が赤いことが多く、全体に赤い色素が多いように感じられます。
全体的にはマタタビとほぼ同様なのですが、葉縁が不規則に波打った感じで葉の基部が心形になることが多いようです。
雌雄異株で、中部地方以北及び北海道に分布。
さらに、猫がマタタビに見せるような反応が本種では見られないそうで、これで見分けることができますが、山にネコを連れてくるわけにもいかず…(笑)