チョウセンゴヨウ (マツ科マツ属)【朝鮮五葉】
(Pinus koraiensis) 別名:チョウセンマツ
北東アジアから朝鮮半島に多く、昔は日本には自生しないと思われていたため「朝鮮五葉松」と呼ばれます。
国内では、福島県南部から岐阜県にかけての中部地方と四国の一部に分布しますが、比較的稀な樹木のようです。
楯鱗を構成することはなく、落葉広葉樹林や混交林に混成しています。
「五葉松」の仲間なので5本の葉が束生し、葉の長さはゴヨウマツより長くなります。
松かさは大型で、果実はいわゆる「松の実」として食用になります。
食用に使われるものは朝鮮半島で栽培されているようです。