タイヨウフウトウカズラ （コショウ科コショウ属）【太陽風藤蔓】
（Piper postelsianum）
2025/03/04 新宿御苑
日本に自生する「コショウ科」の植物は2種しかなく、普通種の「フウトウカズラ」とこの「タイヨウフウトウカズラ」です。
小笠原諸島の固有希少種で、現在自生が確認されているのは、なんと母島の一株だけとのことです。
同じ小笠原の「ムニンツツジ」と似たような状況で、植物園での系統保存と育成・植戻しが行なわれているようです。
「フウトウカズラ」と違い自立性の草本で、15-20cmほどもある丸い大きな葉が特徴です。
雌雄異株で、葉腋から穂状の花序を出し、小さな花を多数つけます。
環境省カテゴリ：絶滅危惧ⅠA類 (CR)
2025/03/04 新宿御苑
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