絶滅危惧種

山岳の植物

スギラン

スギラン (シダ植物ヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属)(ヒカゲノカズラ植物門)【杉蘭】(Huperzia cryptomerina)北海道東部から本州、四国、九州に分布し、深山の樹幹や岩上に着生する常緑のシダです。「ラン」ではなく「シダ」で...
山岳の植物

ジンジソウ

ジンジソウ (ユキノシタ科ユキノシタ属)【人字草】(Saxifraga cortusifolia) 別名:モミジバダイモンジソウ「ユキノシタ」や「ダイモンジソウ」に似て非なる仲間で、5弁の花弁のうち下2枚だけが長く伸び「人」という文字のよう...
野山の植物

アオヒメタデ

アオヒメタデ (タデ科イヌタデ属)【青姫蓼】(Persicaria erectominor var. erectominor f. viridiflora)花序は密につき「イヌタデ」に似ていますが、花色は他にない緑白色で、花序の間から長い毛...
野山の植物

カドハリイ

カドハリイ (カヤツリグサ科ハリイ属)【角針藺】(Eleocharis tsurumachii)霞ヶ浦周辺のごく一部の湿地に自生する日本固有種。たいへん地味で一般に人が顧みることのない植物ですが、世界で唯一無二の存在だそうです。同じハリイ属...
野山の植物

タタラカンガレイ

タタラカンガレイ (カヤツリグサ科フトイ属)【多々良寒枯藺】(Scirpus mucronatus var. tataranus)「カンガレイ」の変種ですが、群馬県館林市の多々良沼で昭和6年に発見されたものです。3角断面の茎の稜に翼をもつの...
10月

タカオヒゴタイ

タカオヒゴタイ (キク科トウヒレン属)【高尾平江帯】(Saussurea sinuatoides)高尾山で初めて発見され「タカオ」の名を冠された花は「タカオスミレ」を代表にいくつかありますが、これもそのひとつ。「タカネヒゴタイ」や「ミヤマヒ...
野山の植物

サデクサ

サデクサ (タデ科イヌタデ属)(Persicaria maackiana)「ミゾソバ」や「アキノウナギツカミ」など多くの秋のタデ科の花と同様、低地の湿地や水辺に生育する植物ですが、分布が局所的なようで、やや稀な種類です。よく分岐する茎には鋭...

チチブシロカネソウ

チチブシロカネソウ (キンポウゲ科チチブシロカネソウ属)【秩父白銀草】(Enemion raddeanum)  別名:オオシロカネソウ「シロカネソウ」の名がつきますが、「アズマシロカネソウ」や「トウゴクサバノオ」などシロカネソウ属のような小...
野山の植物

イヌセンブリ

イヌセンブリ (リンドウ科センブリ属)【犬千振】(Swertia tosaensis)普通の「センブリ」によく似ていますが、苦みと薬効が少ないので役に立たないという意味の「イヌ」の名が冠されています。センブリに比べ、花の長い毛がたいへん多く...
野山の植物

カンエンガヤツリ

カンエンガヤツリ (カヤツリグサ科カヤツリグサ属)【灌園蚊帳吊】(Cyperus exaltatus var. iwasakii)草丈1mほどと大型になるカヤツリグサで、湖沼岸や川岸の湿地に生えますが、攪乱された土地の好きな1年草なので消長...
9月

ヒダカミセバヤ

ヒダカミセバヤ (ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属)【日高見せばや】(Hylotelephium cauticola)北海道の日高・十勝地方の岩場に生える北海道固有種です。小型で地を這うように伸び、高山植物のイメージがありますが山岳地に...
9月

ミクラシマトウヒレン

ミクラシマトウヒレン (キク科トウヒレン属)【御蔵島塔飛廉】(Saussurea triptera var. mikurasimensis)(ミクラジマトウヒレン)伊豆諸島・御蔵島の最高峰、御山の標高の高いところに分布し、照葉樹林の林縁や草...
9月

シマコウヤボウキ

シマコウヤボウキ (キク科コウヤボウキ属)【島高野箒】(Pertya yakushimensis)日本にはコウヤボウキ属として身近な「コウヤボウキ」と「ナガバノコウヤボウキ」がありますが、もう一種、1988年に記載された「シマコウヤボウキ」...
9月

カワラケツメイ

カワラケツメイ (マメ科カワラケツメイ属)【河原決明】(Chamaecrista nomame)河原や土手などの日当たりのよいところに生えるマメですが、普通のマメ類とちょっと異なる「ジャケツイバラ亜科」に属し、「ジャケツイバラ」や「サイカチ...

ミヤマウズラ

ミヤマウズラ (ラン科シュスラン属)【深山鶉】(Goodyera schlechtendaliana)ほぼ全国の低山や山地の林下に生え、立ち上がった花茎に5-10個ほどの花を縦に並べて咲かせます。飛ぶ鳥のようなクリオネのような花は白色ですが...
高山植物

タカネクロスゲ

タカネクロスゲ (カヤツリグサ科アブラガヤ属)【高嶺黒菅】(Scirpus maximowiczii) 別名:ミヤマワタスゲ本州中部以北から北海道の高山帯に生育するカヤツリグサです。やや湿気のある場所に生えるようです。楕円形の黒っぽい小穂を...
野山の植物

スズサイコ

スズサイコ (キョウチクトウ科カモメヅル属)(ガガイモ科)【鈴柴胡】(Vincetoxicum pycnostelma)日当たりのよい草地に生え、他の草にまぎれてひょろひょろと立ち上がるので、たいへん見つけづらい草です。「コバノカモメヅル」...
9月

ムシトリスミレ

ムシトリスミレ (タヌキモ科ムシトリスミレ属)【虫取菫】(Pinguicula macroceras)これは、「スミレ」の名を付けられていますが、スミレではなく、「タヌキモ科」の食虫植物です。花の印象がスミレに似ているというだけで、よく見れ...
高山植物

ミチノクコザクラ

ミチノクコザクラ (サクラソウ科サクラソウ属)【陸奥小桜】(Primula cuneifolia var. heterodonta) 別名:イワキコザクラ青森県・岩木山の亜高山帯の雪田周辺や湿地に生育する固有種。「エゾコザクラ」の変種とされ...
6月

キヌガサソウ

キヌガサソウ (APG:シュロソウ科キヌガサソウ属)(ユリ科)【衣笠草】(Kinugasa japonica)「ツクバネソウ」や「エンレイソウ」に似た体制の花ですが、一属一種の日本固有種で、花の華麗さと特異な葉序で、はるかにインパクトのある...
高山植物

クモマミミナグサ

クモマミミナグサ (ナデシコ科ミミナグサ属)【雲間耳菜草】(Cerastium schizopetalum var. bifidum)「ミヤマミミナグサ」の変種で、北アルプス北部の特産種。ミヤマミミナグサにそっくりですが、花弁が2つに中裂し...
野山の植物

バアソブ

バアソブ (キキョウ科ツルニンジン属)【婆ソブ】(Codonopsis ussuriensis)日本にはツルニンジン属が2種あり、一つは「ツルニンジン」別名「ジイソブ」ですが、もう一つが「爺ソブ」に対比させた名の「婆ソブ」です。ツルニンジン...
7月

コウリンカ

コウリンカ (キク科オカオグルマ属)【紅輪花】(Tephroseris flammea subsp. glabrifolia)明るい草原の中で独特のオレンジ色が目立つのですが、よく知らないとどれを見てももう萎れた状態のものしか見つからないと...

フガクスズムシソウ

フガクスズムシソウ (ラン科クモキリソウ属)【富岳鈴虫草】(Liparis fujisanensis)原生林の中の苔むしたブナやカエデの古木の樹幹に生える着生性の小型ランです。着生植物の常で、空中湿度の高い自然度の高い森でしか生きられない希...
山岳の植物

ギボウシラン

ギボウシラン (ラン科クモキリソウ属)【擬宝株蘭】(Liparis auriculata)「クモキリソウ」の仲間の蘭で、光沢のある葉に葉脈の縦じわが目立ち、「ギボウシ」の葉に似ていますが、もちろん遥かに小さな植物です。直立した花茎は黒褐色で...
高山植物

クモマキンポウゲ

クモマキンポウゲ (キンポウゲ科キンポウゲ属)【雲間金鳳花】(Ranunculus pygmaeus)「タカネキンポウゲ」と同様に、北アルプス・白馬岳周辺の限られた礫地だけに僅かに生育する、氷河期遺存と思われる希少な高山植物です。草丈わずか...
野山の植物

コクラン

コクラン (ラン科クモキリソウ属)【黒蘭】(Liparis nervosa)同属の「クモキリソウ」によく似た蘭で、茨城以南の低山の日陰の林内に生育します。花の造りもクモキリソウによく似ていますが、名前の通り花が黄緑の地に黒紫色~暗褐色を帯び...
野山の植物

ハナハタザオ

ハナハタザオ (アブラナ科ハナハタザオ属)【花旗竿】(Dontostemon dentatus)アブラナ科のハタザオの仲間ではたいへん珍しい、ピンク色の花を咲かせる希少種です。茨城県の国営ひたち海浜公園で海岸砂丘に保護されたものが有名ですが...
7月

ハコネラン

ハコネラン (ラン科コイチヨウラン属)【箱根蘭】(Ephippianthus sawadanus)最初に箱根で発見された日本固有種の繊細な蘭で、太平洋側のブナ帯の薄暗い林床に生えます。長楕円形の葉が地面に一枚つき、花茎が一本伸びて先端に数個...

セイタカスズムシソウ

セイタカスズムシソウ (ラン科クモキリソウ属)【背高鈴虫草】(Liparis makinoana)(Liparis lilifolia var. japonica)唇弁が鈴虫の羽のような形のランで、「スズムシソウ」によく似ていますが、草丈が...
野山の植物

ヒロハノカワラサイコ

ヒロハノカワラサイコ (バラ科キジムシロ属)【広葉河原柴胡】(Potentilla niponica)北海道と本州中部地方以北に分布し、日当たりのよい草地や砂地、河川敷などに生える多年草です。荒地の地面に匍匐して四方に広がるように生えていま...
7月

ミヤマスカシユリ

ミヤマスカシユリ (ユリ科ユリ属)【深山透百合】(Lilium maculatum var. bukosanense)海岸に咲く「スカシユリ」の山岳型変種で、1941年に秩父・武甲山で発見された希少種です。(学名の変種名にも武甲山の名が付い...
高山植物

ヒメハナワラビ

ヒメハナワラビ (シダ植物ハナヤスリ科ハナワラビ属)【姫花蕨】(Botrychium lunaria) 別名:アキノハナワラビ,ヘビノシタ亜高山から高山帯の日当たりのよい草地や岩場に生える小さな羊歯です。1回羽状複葉の栄養葉が1枚だけ立ち上...
6月

ギンレイカ

ギンレイカ (サクラソウ科オカトラノオ属)【銀鈴花】(Lysimachia acroadenia) 別名:ミヤマタゴボウ銀鈴花という美しい名前をつけられた割には、地味で目立たない花です。うす紫がかった白い小さな5裂の花は半開しかせず、しかも...
高山植物

タカネキンポウゲ

タカネキンポウゲ (キンポウゲ科キンポウゲ属)【高嶺金鳳花】(Ranunculus altaicus subsp. shinanoalpinus)キンポウゲ属の花は地域特産種的なものが意外と多数あるのですが、これもそのひとつで白馬岳固有種で...
6月

キタダケキンポウゲ

キタダケキンポウゲ (キンポウゲ科キンポウゲ属)【北岳金鳳花】(Ranunculus kitadakeanus)名前の通り、南アルプス・北岳特産の高山型小型キンポウゲで、北岳・間ノ岳の稜線の岩場にだけ生育しています。「ミヤマキンポウゲ」など...
6月

サクラソウモドキ

サクラソウモドキ (サクラソウ科サクラソウモドキ属)【桜草擬】(Cortusa matthioli var. sachalinensis)(Primula matthioli subsp. sachalinensis)サクラソウ「モドキ」と...
6月

ウルップソウ

ウルップソウ (オオバコ科ウルップソウ属)(ウルップソウ科)【得撫草】(Lagotis glauca) 別名:ハマレンゲ高山の岩礫地に生える、氷河期の遺存植物で、日本ではごく一部の地域に隔離分布します。国内での生育地は北アルプス北部と八ヶ岳...
6月

シロバナシラネアオイ

シロバナシラネアオイ (キンポウゲ科シラネアオイ属)【白花白根葵】(Glaucidium palmatum f. leucanthum)世界に1属1種で日本固有の花である「シラネアオイ」は一般には淡紫色ですが、ときに白花が現われます。これは...
6月

トチナイソウ

トチナイソウ (サクラソウ科トチナイソウ属)【栃内草】(Androsace chamaejasme subsp. capitata)日本に1属2種しか存在しないうちの1種でたいへん希少な高山植物です。確認されている生育地は日本で4箇所しかな...