カドハリイ (カヤツリグサ科ハリイ属)【角針藺】
(Eleocharis tsurumachii)
霞ヶ浦周辺のごく一部の湿地に自生する日本固有種。
たいへん地味で一般に人が顧みることのない植物ですが、世界で唯一無二の存在だそうです。
同じハリイ属の「マシカクイ」の変種とも別種ともいわれているようで、「カンガレイ」のように茎の断面が三角のものが多い中で、これは四角いグループです。
花の小穂の鱗片が幅広く平滑ということで、小穂がすべすべした感じです。
環境省カテゴリ:絶滅危惧ⅠA類(CR)
茨城県:絶滅危惧ⅠA類
種の保存法による「国内希少野生動植物種」に指定。