ヤツガダケトウヒ

ヤツガダケトウヒ (マツ科トウヒ属)【八ヶ岳唐檜】
Picea koyamai) 別名:ヒメマツハダ

ヤツガダケトウヒ

2021/12/03 多摩森林科学園

近縁種の「ヒメバラモミ」同様、氷河期遺存種とみられる日本特産の針葉樹で、八ケ岳の西岳と南アルプスの海抜1000-2000mの一部にのみ分布します。

冷涼でありながら降雪が少なく乾燥ぎみの地域を好み、これは氷河期の日本列島の気候傾向に適合しているようです。

樹皮は暗い灰褐色で、樹齢を重ねると鱗状に剥離します。

自生地では個体数が少なく樹勢が衰退気味で、鹿の食害もあるため絶滅が心配されています。

長野県;絶滅危惧Ⅱ類(VU)

ヤツガダケトウヒ

2021/12/03 多摩森林科学園

ヤツガダケトウヒ

2021/12/03 多摩森林科学園

ヤツガダケトウヒ

2021/12/03 多摩森林科学園

ヤツガダケトウヒ

2021/12/03 多摩森林科学園

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