5月

イボタヒョウタンボク

イボタヒョウタンボク (スイカズラ科スイカズラ属)【水蝋瓢箪木】(Lonicera demissa var. demissa)山梨県から静岡・埼玉・長野県にかけて分布する、いわゆる「フォッサマグナ要素」の植物です。山地~亜高山の林内や林縁に...

タデスミレ

タデスミレ (スミレ科スミレ属)【蓼菫】(Viola thibaudieri)現在、日本で自生地がただ一か所のみというたいへん希少なスミレです。その姿もきわめて独特なもので、山地の落葉樹林下にすっくと立ち上がり、スミレとは思えない「タデ」の...

エゾノコリンゴ

エゾノコリンゴ (バラ科リンゴ属)【蝦夷小林檎】(Malus baccata var. mandshurica)信州の山中で頭上に白い花が満開。時期柄「ズミ」だと思ったが、花序が全体に純白で花が大き目な感じでした。また、雄しべが短めで、葉に...

サクラスミレ

サクラスミレ (スミレ科スミレ属)【桜菫】(Viola hirtipes)日本産の野生スミレの中で最大の花を咲かせ、「スミレの女王」と称される豪華な花です。ほぼ全国的に分布するものの、里には無く、標高のある山地の日当たりの良い草原に生育しま...

イワネコノメソウ

イワネコノメソウ (ユキノシタ科ネコノメソウ属)【岩猫の目草】(Chrysosplenium echinus) 別名:イワネコノメ関東以西の山地の湿った林床に生え、主に太平洋側に分布。花期には根生葉がなく、茎葉は対生で無毛、鋸歯が目立ちギザ...

マルバネコノメソウ

マルバネコノメソウ (ユキノシタ科ネコノメソウ属)【丸葉猫の目草】(Chrysosplenium ramosum) 別名:マルバネコノメ近畿地方以北の山地の林下の湿った場所に生えます。花期に根生葉は無く、走出枝が多数出て、茎葉は対生で丸く葉...
6月

クルマバツクバネソウ

クルマバツクバネソウ (シュロソウ科ツクバネソウ属)【車葉衝羽根草】(Paris verticillata)深山や亜高山に生育する「ツクバネソウ」の仲間で、ツクバネソウが4枚葉なのに対して6-8枚の葉が輪生します。葉序はちょうど「キヌガサソ...

ルイヨウショウマ

ルイヨウショウマ (キンポウゲ科ルイヨウショウマ属)【類葉升麻】(Actaea asiatica) 2021/05/23 長野県比較的深山の森の中に生え、3出複葉の葉が「サラシナショウマ」などに似るので升麻の名がついています。短いブラシ状の...

シロバナエゾノタチツボスミレ

シロバナエゾノタチツボスミレ (スミレ科スミレ属)【白花蝦夷の立坪菫】(Viola acuminata f. alba)そもそも、「エゾノタチツボスミレ」は白っぽい紫や白花が多いようで、白花を「f. alba」として品種分けする必要があるの...

ヒゲネワチガイソウ

ヒゲネワチガイソウ (ナデシコ科ワチガイソウ属)【髭根輪違草】(Pseudostellaria palibiniana)「ワチガイソウ」の仲間で、似ていますが花や葉が細く、もう少し標高の高めのところに咲く種類です。ワチガイソウは5弁花ですが...

エゾノタチツボスミレ

エゾノタチツボスミレ (スミレ科スミレ属)【蝦夷の立坪菫】(Viola acuminata)「蝦夷」の名がついていますが、北海道限定ではなく本州中部域まで分布します。とはいえ、やはり北方系のようで、本州中部では山地性という感じで標高の高い高...

アズマシライトソウ

アズマシライトソウ (シュロソウ科シライトソウ属)【東白糸草】(Chionographis hisauchiana subsp. hisauchiana)「シライトソウ」の亜種または変種とされる種類で、埼玉県~東京都の山地の林下に生育します...
野山の植物

ジャケツイバラ

ジャケツイバラ (マメ科ジャケツイバラ属)【蛇結茨】(Biancaea decapetala)「イバラ」の名をもちますが、葉を見れば判るようにマメ科の植物です。茨の名の通り硬くて鋭い棘があり、つる性で他の木に絡んで伸びますが、「フジ」と同様...
9月

オカタツナミソウ

オカタツナミソウ (シソ科タツナミソウ属)【丘立浪草】(Scutellaria brachyspica)タツナミソウの仲間も多くの種類があり、なかなか分かりにくいですが、これは「オカ」の名が付くように低山や丘陵地に多い種類です。「タツナミソ...

レンリソウ

レンリソウ (マメ科レンリソウ属)【連理草】(Lathyrus quinquenervius)河川沿いの湿地や丘陵地の谷戸などに自生するマメ科の花で、「カラスノエンドウ」の3倍ほどの大きめの花を咲かせます。草むらの中に回りの空気に滲むような...
野山の植物

ナツノハナワラビ

ナツノハナワラビ (シダ植物ハナヤスリ科ハナワラビ属)【夏の花蕨】(Botrychium virginianum)「フユノハナワラビ」などと同様に羽状複葉の栄養葉の上に胞子葉を突き出す形状です。夏緑性のシダで、胞子穂を初夏に出すので夏のハナ...

トキワサンザシ

トキワサンザシ (バラ科タチバナモドキ属)【常磐山査子】(Pyracantha coccinea) ピラカンサ庭園に植えられる常緑低木で、いわゆる「ピラカンサ」です。秋から冬にてんこ盛りに実る赤い実でお馴染みですが、花もバラ科らしい白い可愛...

ミズキ

ミズキ (ミズキ科ミズキ属)【水木】(Cornus controversa)日本全国に分布し、公園や植栽にも多いポピュラーな樹木です。階段状に盛り上がる花序が豪勢なのですが、花色が地味なのであまり特別な話題には出てこない感じです。葉が大きく...
6月

カザグルマ

カザグルマ (キンポウゲ科センニンソウ属)【風車】(Clematis patens)園芸品の「クレマチス」の原種となる在来種のつる植物です。野生種の植物としてはとても大きな花を咲かせ、白色から淡紫色のものが多く、シンプルながらたいへん華やか...
野山の植物

ノミノツヅリ

ノミノツヅリ (ナデシコ科ノミノツヅリ属)【蚤の綴り】(Arenaria serpyllifolia)道路の脇や荒地などの乾燥したところに生える雑草で、たいへん細く細かい植物ですが、よく分岐するのでごちゃごちゃしたミニ茂みとなります。白い小...
9月

ハナイバナ

ハナイバナ (ムラサキ科ハナイバナ属)【葉内花】(Bothriospermum zeylanicum)全国の路傍や畑などに生える雑草で、同じムラサキ科の「キュウリグサ」とよく混同されます。花自体の形は見分けがつかないほどそっくりですが、花の...
野山の植物

ツルウメモドキ

ツルウメモドキ (ニシキギ科ツルウメモドキ属)【蔓梅擬】(Celastrus orbiculatus)実や葉が「ウメモドキ」に似るのでこの名がありますが、ウメモドキとは全く無関係な種類のつる性植物です。花は初夏にニシキギ科らしい地味なものが...
野山の植物

ハナミョウガ

ハナミョウガ (ショウガ科ハナミョウガ属)【花茗荷】(Alpinia japonica) 別名:イズシュクシャ関東以西の山林の林下に生え、「ミョウガ」に似た葉で初夏に白に紅色の模様の花をつけます。幅広く大きな葉が茂り、ちょっと「ハラン」にも...
2月

キセキレイ

キセキレイ (スズメ目セキレイ科)【黄鶺鴒】(Motacilla cinerea)山や高原の渓流やその周りで見られ、冬には里の方に降りてきていて、綺麗な黄色が目立ちます。「ハクセキレイ」や「セグロセキレイ」などと同様の感じですが、ややスリム...
10月

ブナ

ブナ (ブナ科ブナ属)【山毛欅】(Fagus crenata)日本の自然度の高い山での落葉広葉樹の代表のような樹木です。北海道南部から鹿児島県までの山地に広く分布し、本州では概ね600~1,600mぐらいの垂直分布とされています。ブナの森は...
高山植物

エーデルワイス

エーデルワイス (キク科 ウスユキソウ属)別名:セイヨウウスユキソウ 【西洋薄雪草】(Leontopodium alpinum)ヨーロッパでもっとも有名な高山植物で、いわば高山植物というイメージの代表のような花であり、独特の形からいろいろな...
6月

メリケンガヤツリ

メリケンガヤツリ (カヤツリグサ科カヤツリグサ属)(Cyperus eragrostis)熱帯アメリカ原産の帰化植物です。在来の「タマガヤツリ」などに似ていますが、大型で繁殖力も強く、関東以西の各地に広がっています。湿地や水流沿いに生育し、...

アカシデ

アカシデ (カバノキ科クマシデ属)【赤四手】(Carpinus laxiflora)関東地方の雑木林に多く、公園樹にも植えられています。同類の「シデ」の中でも、果穂の果苞が細く疎らな形です。春には葉が出る前に赤い穂状の花がたくさん吊り下がり...
6月

トウゴクシソバタツナミソウ

トウゴクシソバタツナミソウ (シソ科タツナミソウ属)【東国紫蘇葉立浪】(Scutellaria laeteviolacea var. abbreviata)タツナミソウの仲間は種類を見極めるのがなかなか難しいグループですが、このトウゴクシソ...

スズムシソウ

スズムシソウ (ラン科クモキリソウ属)【鈴虫草】(Liparis suzumushi) 別名:スズムシラン「クモキリソウ」の仲間ですが、紫褐色半透明の薄い唇弁をもつ独特の形がスズムシの名の由来となったユニークな小型の地生ランです。2枚の葉が...
6月

エナシヒゴクサ

エナシヒゴクサ (カヤツリグサ科スゲ属)【柄無肥後草】(Carex aphanolepis)同属の「ヒゴクサ」によく似ていますが花穂に柄がなく葉腋の茎に直結しています。ただし、下の方の小穂にはごく短い柄があります。小型で、全国の草地や路傍に...
野山の植物

カキネガラシ

カキネガラシ (アブラナ科キバナハタザオ属)【垣根芥子】(Sisymbrium officinale)「ヤマハタザオ」を黄色い花にして、横にひょろひょろ伸ばしたような草で、ヨーロッパ原産の帰化植物です。茎はよく分枝して四方に広がり、密生する...

セイヨウヒキヨモギ

セイヨウヒキヨモギ (ハマウツボ科セイヨウヒキヨモギ属)【西洋引蓬】(Bellardia viscosa)堤防の草むらにチガヤやツメクサなどに混ざって立つ黄色い花。まっすぐ直立してなかなか見事な立ち姿です。しかしこれはヨーロッパ原産の路傍や...
野山の植物

ヒメコバンソウ

ヒメコバンソウ (イネ科コバンソウ属)【姫小判草】(Briza minor)「コバンソウ」に似て小型なのでヒメコバンソウですが、少し小さいのではなくとても小さいです。小穂の大きさは3-4mmしかなく、コバンソウのような俵型ではなく、平たく潰...

ケムリノキ

ケムリノキ (ウルシ科ハグマノキ属)【煙の木】(Cotinus coggygria)別名:ハグマノキ、スモークツリーとあるビルの植栽に何やらもやもやしたものが...蜘蛛の巣か?よく見ると植物の穂のような感じだが、まるで羽毛のように繊細なかた...
野山の植物

イ(イグサ)

イ(イグサ) (イグサ科イグサ属)【藺草】(Juncus decipiens)あの畳表や茣蓙に使うイグサですが、標準和名では「イ」であり、一番短い標準和名です。葉が退化して細い花茎だけが地上に伸びる独特の姿で、地下茎から出てくるので密集群生...
野山の植物

ヒメイワダレソウ

ヒメイワダレソウ (クマツヅラ科イワダレソウ属)【姫岩垂草】(Phyla nodiflora var. minor南アメリカ原産の園芸植物で、グランドカバーに好んで使われます。葉が多肉的に厚手で先半分だけ鋸歯があります。ちょっと八重咲きの花...
野山の植物

ミヤマシラスゲ

ミヤマシラスゲ (カヤツリグサ科スゲ属)【深山白菅】(Carex olivacea subsp. confertiflora)全国の湿地や水辺に生える大きめのスゲで、茎の先端に雄花の穂を一つつけ、その下に数個の雌花の穂がつきます。果実期にな...

ハクチョウゲ

ハクチョウゲ (アカネ科ハクチョウゲ属 )【白丁花】(Serissa japonica)東南アジア原産で、日本では沖縄に自生するようですが、江戸時代から園芸に使われています。「イヌツゲ」に似て「ユキヤナギ」を大きくしたような雰囲気ですが、雌...
野山の植物

ネズミモチ

ネズミモチ (モクセイ科イボタノキ属)【鼠黐】(Ligustrum japonicum) 別名:タマツバキ関東以西の山野に普通に生える常緑樹ですが、丈夫で葉がしっかりしているので公園などによく植えられています。初夏に4裂した円錐花序をつけ、...