コミヤマハンショウヅル

コミヤマハンショウヅル (キンポウゲ科センニンソウ属)【小深山半鐘蔓】
Clematis alpina subsp. ochotensis var. fauriei

コミヤマハンショウヅル

2025/07/10 早池峰山

ハンショウヅル」の高山型が「ミヤマハンショウヅル」ですが、「コミヤマハンショウヅル」は北東北の一部の山地に分布する変種です。

八幡平や岩手山、早池峰山、秋田駒ケ岳、姫神山などで見られます。

ミヤマハンショウヅルより小型というわけではなく、花はほぼ同じで、やや開き気味に咲き、違いは葉が1回3出複葉であることです。

(ミヤマハンショウヅルは2回3出複葉)

小葉は3深裂しますが、ときに全裂し2回3出複葉と紛らわしい場合があようようです。

紫の4枚の萼片は大きく開くことはなく、内部に十数本の細い花弁を備えています。

ハイマツや他の木に絡みついて藪の中で咲いています。

秋田県:絶滅危惧種ⅠB類

コミヤマハンショウヅル

2025/07/10 早池峰山

コミヤマハンショウヅル

2025/07/10 早池峰山


【Youtube 山川草木図譜チャンネル】

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