3月

エンピツセッコク

エンピツセッコク (ラン科セッコク属)【鉛筆石斛】(Dendrobium teretifolium)オーストラリア東部海岸地方の山地の熱帯雨林や湿潤林に分布する着生蘭。「セッコク」の仲間で、「鉛筆」というのは長い円筒形に変化した独特の葉の形...
3月

ソナレムグラ

ソナレムグラ (アカネ科シマザクラ属)【磯馴葎】(Leptopetalum coreanum var. coreanum)千葉県以南から琉球までの海岸の岩場に分布する海岸性の「ムグラ」類で、「ヤエムグラ」などの仲間ですが海岸植物らしく、葉が...
3月

クリハラン

クリハラン (シダ植物ウラボシ科クリハラン属)【栗葉蘭】 (Neolepisorus ensatus) 特徴的な単葉の常緑シダで、大きな葉は薄手で硬く光沢があります。「ヒトツバ」などに似ていますが、もっと大きく、丸いソーラスが1-3列に連な...

バイカオウレン

バイカオウレン (キンポウゲ科オウレン属)【梅花黄蓮】(Coptis quinquefolia) 別名:ゴカヨウオウレン(五加葉黄蓮)亜高山に近いシラビソなどの苔むした針葉樹林下に多く、「ミツバオウレン」に似ていますが、根生葉の小葉が5枚と...
野山の植物

ミチノクフクジュソウ

ミチノクフクジュソウ (キンポウゲ科フクジュソウ属)【陸奥福寿草】(Adonis multiflola)従来、日本のフクジュソウは、種としては1種類と考えられていました。ところが近年、研究が進み分類が見直された結果、日本のフクジュソウは4種...
3月

ムクドリ

ムクドリ (ムクドリ科ムクドリ属)【椋鳥】(Sturnus cineraceus)郊外では「ヒヨドリ」と並んで、都市部ではそれ以上に、人里に馴染んで群れで生息する野鳥です。畑や公園などの開けた場所で、地面の虫や種子をついばんで歩く点で「ツグ...
野山の植物

ムクロジ

ムクロジ (ムクロジ科ムクロジ属)【無患子】(Sapindus mukorossi)関東以南の山地に自生する落葉樹ですが、寺社の境内などにもよく植えられています。丸い果実の中に入っている種子が黒い球形でとても硬く、数珠玉に使われたようです。...
野山の植物

タラヨウ

タラヨウ (モチノキ科モチノキ属)【多羅葉】(Ilex latifolia)静岡以西~九州に分布する常緑高木ですが、寺院や庭園などに植えられていることも多いようです。雌雄異株で、春から初夏に淡黄緑色の花が咲き、秋には赤い実が生ります。光沢の...
3月

モズ

モズ (モズ科モズ属)【百舌鳥】(Lanius bucephalus)全国の平地から低山に生息し、はやにえ(早贄)で有名なモズは、スズメとさほど変わらないくらいの小鳥ですが、小さな猛禽類という感じで激しい狩りをする鳥です。見た目にも可愛いの...
3月

モミジバフウ

モミジバフウ (APG:フウ科フウ属)(マンサク科)【紅葉葉楓】(Liquidambar styraciflua) 別名:アメリカフウ都市の街路樹としてよく使われるアメリカ原産の落葉樹です。中国原産の「フウ」の葉が3裂なのに対して5-7裂で...
3月

メジロ

メジロ (メジロ科メジロ属)【目白】(Zosterops japonicus)里で見られる身近な小鳥の中でもシンプルな可愛さは筆頭クラスではないでしょうか。(実はドアップでみると意外と眼が怖いのだが(^^;;)。現在では捕獲・飼育は原則全面...

イヌシデ

イヌシデ (カバノキ科クマシデ属)【犬四手】(Carpinus tschonoskii)丘陵地の雑木林に「クヌギ」や「コナラ」とともに多く生える落葉樹です。幹は灰色で独特の縦縞模様が入り綺麗です。には12-15対の側脈がはっきりと入り不揃い...
3月

クヌギ

クヌギ (ブナ科コナラ属)【櫟、椚木】(Quercus acutissima)「コナラ」と並んで関東地方の雑木林の代表樹です。古代より人との関わりが深く、狩猟採集時代には食料としてのドングリとして、また成長が早いので材木や薪炭として里山の重...
野山の植物

カシワ

カシワ (ブナ科コナラ属)【柏】(Quercus dentata)全国の山野に自生しますが比較的寒冷な荒地や礫地に多いようです。柏餅に使われる独特の丸い波状鋸歯の大きな葉が特徴的で、葉柄がほとんど無く束ねたような葉のつき方です。幹はコルク質...
1月

トウカエデ

トウカエデ (ムクロジ科カエデ属)【唐楓】(Acer buergerianum)公園樹や街路樹に多く見られる紅葉の綺麗なカエデですが、その名の通り原産国は中国・台湾です。江戸時代に中国から徳川幕府に贈られたのが始まりだそうです。大木になり、...

イタヤカエデ

イタヤカエデ (ムクロジ科カエデ属)【板屋楓】(Acer pictum) (イトマキイタヤ)「イタヤカエデ」はカエデ属イタヤ節の総称で、細かくは多くの変種や品種があり地域変異が多いようです。5-7裂する葉は切れ込みが浅く鋸歯がないタイプで、...
12月

アオハダ

アオハダ (モチノキ科モチノキ属)【青肌】(Ilex macropoda)全国の丘陵地や山地の雑木林に生える落葉高木です。とはいっても最大10-15mほどまでで、いわゆる「巨樹」にはなりません。樹皮はわりあい滑らかで「エノキ」に似た感じです...
3月

スエコザサ

スエコザサ (イネ科アズマザサ属)【寿衛子笹】(Sasaella ramosa var. suwekoana)宮城県以北の本州に分布する、「アズマザサ」の変種。葉の片側が裏に巻き込み、ねじれたようになっていて、葉の表面に長毛があります。名前...
3月

ナワシログミ

ナワシログミ (グミ科グミ属)【苗代茱萸】(Elaeagnus pungens)伊豆半島以西の沿海部に多い常緑低木で、実の生る「グミ」の仲間で春の苗代の時期に実が生るという種類。花は秋に咲き、花弁は無く筒型の白色から淡黄色の萼片が4裂し、表...
3月

ツルマサキ

ツルマサキ (ニシキギ科ニシキギ属)【蔓柾】(Euonymus fortunei)日本全国に分布する常緑のつる植物(木本)です。樹木や岩を這い上がり、「マサキ」に似て少し小さい葉が良く茂ります。初夏に緑色の目立たない花を咲かせ、秋には丸い実...

キレンゲツツジ

キレンゲツツジ (ツツジ科ツツジ属)【黄蓮華躑躅】(Rhododendron molle subsp. japonicum f. flavum)「レンゲツツジ」の黄花品種です。花色以外は普通の赤いレンゲツツジと同様で、通常のレンゲツツジに混...

チチブシロカネソウ

チチブシロカネソウ (キンポウゲ科チチブシロカネソウ属)【秩父白銀草】(Enemion raddeanum)  別名:オオシロカネソウ「シロカネソウ」の名がつきますが、「アズマシロカネソウ」や「トウゴクサバノオ」などシロカネソウ属のような小...

スズサイコ

スズサイコ (キョウチクトウ科カモメヅル属)(ガガイモ科)【鈴柴胡】(Vincetoxicum pycnostelma)日当たりのよい草地に生え、他の草にまぎれてひょろひょろと立ち上がるので、たいへん見つけづらい草です。「コバノカモメヅル」...
高山植物

ユキワリソウ

ユキワリソウ (サクラソウ科サクラソウ属)【雪割草】(Primula farinosa subsp. modesta)「雪割草」の名前は、キンポウゲ科の「ミスミソウ」や「スハマソウ」の通称&園芸名となっていますが、これが正式な「ユキワリソウ...

ヒメカンゾウ

ヒメカンゾウ (ススキノキ科ワスレグサ属)(ユリ科)【姫萱草】(Hemerocallis dumortieri)「ニッコウキスゲ」よりも小型で花期が早く、花茎は葉より長くならない種類です。原産地や出自は不明なようで、資料によっては日本原産以...
野山の植物

ヤブジラミ

ヤブジラミ (セリ科ヤブジラミ属)【藪虱】(Torilis japonica)全国の野山や道ばたに普通に生える雑草ですが、セリ科らしい繊細な葉も花もなかなか綺麗です。花後の実が「オナモミ」のミニチュアのような「ひっつき虫」になるのを、「シラ...

イワセントウソウ

イワセントウソウ (セリ科イワセントウソウ属)【岩仙洞草】(Pternopetalum tanakae)深山や亜高山の薄暗い林下にひっそりと咲くたいへん繊細な花です。「セントウソウ」の名で花や感じは似ていますが別属で、独特の体制をもっていま...

ユモトマムシグサ

ユモトマムシグサ (サトイモ科テンナンショウ属)【湯本蝮草】(Arisaema nikoense subsp. nikoense)東北から中部地方にかけての山岳地で、ブナ林や亜高山林下に生えるテンナンショウです。葉は2枚で小葉は基本5枚、葉...
野山の植物

タニガワスゲ

タニガワスゲ (カヤツリグサ科スゲ属)【谷川菅】(Carex forficula)山地の渓流や湿地沿いに生えるスゲの仲間です。上の細く茶色いのが雄小穂で、下側に3本ほど咲いているのが雌小穂です。雌小穂の鱗片は側面が黒紫色で中肋が鮮やかな緑色...
6月

ツタスミレ

ツタスミレ (スミレ科スミレ属)【蔦菫】(Viola hederacea) 別名:ツルスミレ 俗称:パンダスミレ「パンダスミレ」の愛称で園芸用に流通しているスミレです。オーストラリア原産で、ゆるい鋸歯のある丸い葉がツタのように地面を這って覆...
3月

ヤマモモ

ヤマモモ (ヤマモモ科ヤマモモ属)【山桃】(Morella rubra)南方系の常緑広葉樹で、日本での自生は関東以南の海岸や低山です。公園や庭園に植えることも多いので街中でもよく見られます。雌雄異株で、雌株には初夏に赤く丸い果実が生り、食用...
6月

ウマノミツバ

ウマノミツバ (セリ科ウマノミツバ属)【馬の三葉】(Sanicula chinensis) 別名:ヤマミツバ全国の湿った林縁に生える地味な植物で、「ミツバ」に似ているが食用にできず、馬にでも喰わせるしかないという名前です。3裂した葉が特徴的...
6月

ヤマボウシ

ヤマボウシ (ミズキ科ミズキ属)【山法師】(Cornus kousa)公園や街路樹などに植えられていることが多いので園芸植物と思われがちですが、れっきとした日本在来種で東北以南の山地に自生します。特徴的な4枚の花びらは総苞片で、実際の花序は...
高山植物

ヒメイチゲ

ヒメイチゲ (キンポウゲ科イチリンソウ属)【姫一華】(Anemone debilis)イチリンソウ属の「イチゲ」の類の中でも一番小さな可愛いイチゲです。雪解け後の湿地に近い亜高山の林縁にぽつぽつと生え、「ミズバショウ」や「タテヤマリンドウ」...
高山植物

シロバナシラネアオイ

シロバナシラネアオイ (キンポウゲ科シラネアオイ属)【白花白根葵】(Glaucidium palmatum f. leucanthum)世界に1属1種で日本固有の花である「シラネアオイ」は一般には淡紫色ですが、ときに白花が現われます。これは...
6月

オオタチツボスミレ

オオタチツボスミレ (スミレ科スミレ属)【大立坪菫】(Viola kusanoana)低山から亜高山までの林縁に生えるスミレで、北海道から九州まで見られますが日本海側の多雪地に分布します。花は「タチツボスミレ」とほぼ同様ですが距が白く、花は...

ホテイラン

ホテイラン (ラン科ホテイラン属)【布袋蘭】(Calypso bulbosa var. speciosa)長野県、山梨県、静岡県の一部地域にのみ生育する希少な蘭で、それぞれの県で絶滅危惧Ⅰ類となっています。奇妙な花を咲かせるものが多い蘭の中...
野山の植物

カワヂシャ

カワヂシャ (オオバコ科クワガタソウ属)【川萵苣】(Veronica undulata)川辺や水田などに生える湿性植物で、本州中部以西に分布します。水田雑草の常として近年少なくなっていて外来種に押されているようです。クワガタソウ属らしく4弁...
野山の植物

ムヨウラン

ムヨウラン (ラン科ムヨウラン属)【無葉蘭】(Lecanorchis japonica)「無葉」の名の通り、葉を持たず自ら光合成を行なわない小型の蘭で、本州以南の丘陵や低山の林下に生えます。昔は「腐生植物」と呼ばれ腐植質などから養分を得てい...

ズミ

ズミ (バラ科リンゴ属)【酸実】(Malus toringo) 別名:コナシ、コリンゴ初夏の高原でサクラに似た白い花が猛烈な密度で咲いていれば、大概このズミです。リンゴに近縁な野生種で、リンゴ栽培の台木として使われてきたそうです。秋には鳥の...