キマダラセセリ (セセリチョウ科)
(Potanthus flavus)
「セセリチョウ」の仲間は、どれも蛾に間違われることの多い蝶です。
そもそも、蝶と蛾は明確な区別の線引きはできないのですが、その中でもセセリチョウはより蛾に近い特徴をもちあわせていることは確かなようです。
キマダラセセリは、元来ほぼ全国どこにでも見られる種類なのですが、都市部の中ではあまり見ないような印象でした。
ところがどうも最近ではかなり減っているような話を聞くようです。
食草がススキやエノコログサ、ネザサなどイネ科の雑草なのでどこにいても良いようですが、都市化の環境変化に弱いのでしょうか。