アサヒナカワトンボ （カワトンボ科）
（Mnais pruinosa）
2022/06/02 高尾山
山中で見たことのない小さなトンボを見つけ撮影しましたが、最初イトトンボの仲間かと思い調べましたが該当が無く判らず。
いろいろ調べ、専門のSNSで質問したところイトトンボではなくカワトンボの仲間。
確かに言われてみれば羽根の形や畳んだ姿はカワトンボ的ですね。
それにしてもカワトンボ類は「ハグロトンボ」しか見たことがなかったので、羽根が透明なカワトンボが居るとは知りませんでした。
日本特産種で関東地方以西の本州・四国・九州に分布します。
ところが、同一種の中で、何と透明翅型、褐色翅型、橙色翅型、淡橙色翅型とバリエーションがあり、かつ、ごく類似した「ニホンカワトンボ」があって、これもバリエーション豊富。
アサヒナカワトンボとニホンカワトンボの区別はかなり難しく、標本を比較しなければほぼ識別不能なようです。
しかし、分布域によってはおおむね判断が可能なようで、高尾山に居るのはアサヒナカワトンボとのことです。
