ミヤマセセリ (セセリチョウ科)
(Erynnis montanus)
セセリチョウの仲間は茶色っぽく地味なのが多く、蛾と思われているものが多いですが、よく見ると地味ながら渋い味わいがあります。
このミヤマセセリも特にメスは独特の雲形文様が特徴的です。
落葉広葉樹林で春にだけ羽化し飛び回るので「ヒメギフチョウ」などと同様「春の使者」といえるのですが、ギフチョウと並べてしまうといかにも地味ですね。
まして、地面一面の落ち葉の中では全く目立ちません。
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