キイトトンボ (イトトンボ科キイトトンボ属)【黄糸蜻蛉】
(Ceriagrion melanurum)
本州以南の平地や低山地の池や湿地に見られるイトトンボ。
イトトンボの仲間ではほぼ唯一の、腹部が黄色い種類で、特にオスは鮮やかな黄色で尾部に黒い斑紋が入ります。
メスは黄緑がかった黄褐色となり、どちらも翅は透明で複眼は黄緑色。
都市部郊外でも池と樹木がある程度備わった環境では生息しているようです。
薄暗い樹林内をゆっくり飛んでいました。
多くいる藪蚊などを狩っていたのかもしれません。