ミズイロオナガシジミ (シジミチョウ科)
(Antigius attilia)
全国の雑木林に生息するシジミで、食草がコナラ、クヌギ、カシワなどなので、都市部の林でも普通に生息するようです。
何故か「ミズイロ」の名前がついていますが水色の部分は無く、どうしてこの名になったのか謎です。
羽根の表はほぼ無地の暗い灰褐色で目立ちませんが、裏面は明るい灰白色に独特の黒帯が入るのが特徴的です。
雑木林の普通種ですが、日中は樹上で休んでいることが多く夕方に活動するので意外と見る機会が少ないようです。