ベニヒカゲ

ベニヒカゲ (タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)【紅日陰】
(Erebia neriene niphonica)

ベニヒカゲ

2023/08/10 湯の丸高原

黒褐色の羽根で、前翅に橙赤色の帯があり、その中に黒い眼状紋が並ぶ、地味ながら目を引くデザインの高山蝶です。

亜高山の日当たりの良い草原や林縁で、多彩なお花畑を成しているようなところで群れ飛んでいます。

本州に分布する個体群は本州亜種とされ、中部地方以北の亜高山帯に生育します。

分布の西限は白山とされています。

北海道では平地から山地まで広く分布します。

幼虫の食草は、イネ科、カヤツリグサ科。

環境省カテゴリ:準絶滅危惧(NT)

ベニヒカゲ

2024/08/21 根子岳

ベニヒカゲ

2023/08/10 湯の丸高原

ベニヒカゲ

2023/08/10 湯の丸高原

ベニヒカゲ

♀は翅裏の雲状帯がはっきり出るようだ  2024/08/21 根子岳


【Youtube 山川草木図譜チャンネル】

タイトルとURLをコピーしました