キノコ

山岳の植物

スギヒラタケ

スギヒラタケ (担子菌類キシメジ科)【杉平茸】 (Pleurocybella porrigens) 木材腐朽菌の一種で、主に低山や里山の針葉樹の倒木や枯れ木に生えるキノコです。 原木に半円形につき、ほぼ純白で重なり合って群生します。 味や香...
山岳の植物

ミヤママスタケ

ミヤママスタケ (担子菌類ツガサルノコシカケ科)【深山鱒茸】 (Laetiporus montanus) 「サルノコシカケ」的に、立木や枯れ木の幹に何段にも重なり生える木材腐朽菌。 鮮やかな朱色の大型のキノコで、森の中で異様な存在感を示して...
9月

ヤマドリタケモドキ

ヤマドリタケモドキ (担子菌類イグチ科) (Boletus reticulatus) 温帯の落葉広葉樹林や混交林に生えるキノコで、ブナ科の落葉樹と共生関係をもつ菌根菌でもあります。 直径10cm以上ある大型のキノコで、「イグチ科」の各種の中...
9月

ドクツルタケ

ドクツルタケ (担子菌類テングタケ科)【毒鶴茸】 (Amanita virosa) 毒キノコです。 しかも、日本の毒キノコの中でもトップクラスの、極めて致命的な猛毒をもつ種類です。 広葉樹や針葉樹の湿った林下に発生し、薄暗い林の下でもよく目...
9月

カメムシタケ

カメムシタケ (子嚢菌類オフィオコルディケプス科)【亀虫茸】 (Ophiocordyceps nutans) いわゆる「冬虫夏草」の一種で、浅い土中のカメムシの体から伸びて綿棒状のオレンジ色の子実体を1本~数本伸ばします。 当然カメムシは死...
野山の植物

オオシロカラカサタケ

オオシロカラカサタケ (担子菌類ハラタケ科)【大白唐傘茸】 (Chlorophyllum molybdites) もともと亜熱帯系の種類なので沖縄など南方でみられていたそうですが、現在では関東にも広く出現します。 公園や緑地などの芝生や草地...
野山の植物

ボタンイボタケ

ボタンイボタケ (坦子菌類イボタケ科)【牡丹疣茸】 (Thelephora aurantiotincta) コナラやアカマツなどの樹林の地上に生えるキノコで、八重咲の花状と表現される独特の形です。 縁が白っぽくなるのも特徴です。
野山の植物

カエンタケ

カエンタケ (子嚢菌類ボタンタケ科)【火焔茸】 (Trichoderma cornu-damae) 見た目にも不気味なキノコですが、致死量数グラムという猛毒で、単に強烈な中毒症状のみならず、造血機能障害とか脳の萎縮とか恐るべき後遺症の恐れも...
野山の植物

ツチグリ

ツチグリ (担子菌類ツチグリ科)【土栗】 (Astraeus hygrometricus) 形のユニークさからはトップクラスのキノコですが、意外と全国何処にでもある普通種です。 胞子袋の外側の厚手の外皮が6-10片ほどに裂けて開き、ヒトデの...
野山の植物

イヌセンボンタケ

イヌセンボンタケ (担子菌類ナヨタケ科)【犬千本茸】 (Coprinellus disseminatus) とても小さなキノコですが、山道を歩いていて突然現れると、思わず「うわっ」と言ってしまうような群生で生育し、時には何万本にもなるそうで...
8月

タマゴタケ

タマゴタケ (テングタケ科)【卵茸】 (Amanita caesareoides) 鮮やかな色合いと堂々と目立つ姿で、「ベニテングタケ」と並んで派手なキノコですね。 「テングタケ」「ベニテングタケ」を代表に毒キノコが居並ぶテングタケ科の仲間...
7月

キツネノハナガサ

キツネノハナガサ (坦子菌類ハラタケ科)【狐花傘】 (Leucocoprinus fragilissimus) 林下の落ち葉の中に2-3cmのとても繊細なキノコ。 全体に薄く脆く、軸も中空だそうで、触れるとすぐに壊れてしまうようです。 傘の...
野山の植物

ヒイロタケ

ヒイロタケ (担子菌類タマチョレイタケ科)【緋色茸】 (Pycnoporus coccineus) 里山の草むらに場違いなほどに鮮やかなオレンジ色! 広葉樹の枯れ木に生えるキノコで「カワラタケ」と同科で「サルノコシカケ」に近い仲間です。 食...
野山の植物

エリマキツチグリ

エリマキツチグリ (担子菌類ヒメツチグリ科)【襟巻土栗】 (Geastrum triplex) 有名な「ツチグリ」によく似ていますが、星状にめくれ上がった外皮に普通のツチグリのようなひび割れ鱗模様が無く無地平坦です。 さらに熟すと外皮が同心...

ハナオチバタケ

ハナオチバタケ (ホウライタケ科)【花落葉茸】 (学名:Marasmius pulcherripes) 広葉樹林の落ち葉の中に生えるキノコで、小型で黒いハリガネのような軸が印象的です。 白っぽいものから紫紅色のものまで色は幅広くあり、出始め...
野山の植物

クロホコリタケ

クロホコリタケ (ハラタケ科)【黒埃茸】 (Lycoperdon nigrescens) 針葉樹と広葉樹が入り混じった林で、落ち葉の上に転がった細かいトゲトゲのボール。 何かの実が落ちているようにも見えますが、実はキノコで「クロホコリタケ」...
野山の植物

テングタケ

テングタケ (テングタケ科)【天狗茸】 (Amanita pantherina) 「ベニテングタケ」と並んで、見栄えのする毒キノコの代表格です。 毒性はベニテングタケよりも、こちらの方が強いということです。 近年別種に分けられた「イボテング...
山岳の植物

ベニテングタケ

ベニテングタケ (テングタケ科)【紅天狗茸】 (Amanita muscaria) アニメなどに描かれる毒キノコの代表のような種類で、世界のかなり広い範囲に分布することもあり、毒キノコの共通アイコンと化しています。 しかし、一部では毒抜きの...

オオキノボリイグチ

オオキノボリイグチ (オニイグチ科) (学名:Boletellus mirabilis) 亜高山帯のコメツガ林の倒木や古木の上に生える「イグチ」の仲間です。 イグチ類の多くは地面に生える地上性ですが、これは必ず樹上に生えるので「木登り」の名...
山岳の植物

オオキツネタケ

オオキツネタケ (キシメジ科)【大狐茸】 (Laccaria bicolor) オオシラビソなどの針葉樹林下にて。 アンモニア菌といわれ、動物の排尿あとや死骸が分解したあとに生えるそうです。 可食とのことですが、なんだか嫌ですねえ。
野山の植物

チシオハツ

チシオハツ (ベニタケ科)【血潮初】 (学名:Russula sanguinea) シラビソなどの針葉樹林のミズゴケの林床のあちこちに生えていました。 ややピンクがかった渋い赤色は、まさに紅茸の名にふさわしく軸や笠裏の白とのコントラストが綺...
野山の植物

ニカワホウキタケ

ニカワホウキタケ (アカキクラゲ科) (Calocera viscosa) 「ホウキタケ」の名前ですがホウキタケ科ではないサンゴ型キノコです。 薄暗い杉林の中の苔むした朽木に生えていました。 鮮やかなオレンジ色なので、遠目には何かの花が咲い...
野山の植物

カワリハツ(ウグイスタケ)

カワリハツ(ウグイスタケ) (ベニタケ科) (学名:Russula cyanoxantha f. peltereaui) 狭山丘陵の里近く、雑木林の中にあちこちに生えていました。 うす緑がかった色と傘周辺部の条線が目立ちます。 このような色...
野山の植物

ツルタケダマシ

ツルタケダマシ (テングタケ科テングタケ属) (学名:Amanita spreta) 小金井公園の林床にふと眼についたキノコ。 いかにもキノコらしく整った姿ですが、「ツバ」と「ツボ」を備え、どうもテングタケ系のような形です。 いろいろ調べる...
野山の植物

カワラタケ

カワラタケ (タマチョレイタケ科)【瓦茸】 (Trametes versicolor) 林の中の枯れた切り株や倒木にたくさん生えるキノコです。 サルノコシカケのように、傘が直接重なり合って生え、硬く乾いています。 林の中で出会うと、一瞬ぎょ...
9月

シロソウメンタケ

シロソウメンタケ (シロソウメンタケ科)【白素麺茸】 (Ramariopsis helvola) 高さ7-8cmの、モヤシのようなキノコです。 都立薬用植物園の山野草花壇の中に混じって生えていました。 食用になるが無味無臭とのことです。 積...
野山の植物

シロオニタケ

シロオニタケ (テングタケ科)【白鬼茸】 (Amanita virgineoides) 東村山・八国山を散歩したら、雑木林の中にすごく目立つキノコが! 近辺の林中にあちこちあり、開き方は違えど、皆同じものらしいです。 「シロオニタケ」の仲間...
野山の植物

ヌメリササタケ?

ヌメリササタケ?(フウセンタケ科) 当たっていれば食用 標高約2000mの針葉樹林内。
野山の植物

ニシキタケ

ニシキタケ(ベニタケ科) シラビソなどの苔むした針葉樹林の林床。 北沢峠 標高約2000m ニシキタケで合っていれば食用。
野山の植物

ウスタケ

ウスタケ(ラッパタケ科) ひと目見たら忘れない特徴的なキノコ。 針葉樹林の中の平地に生えていました。 軽い毒性あり。 (北沢峠 標高約2000m)
野山の植物

ヒメホコリタケ

ヒメホコリタケ(ホコリタケ科 Lycoperdon pratense)?? キャンプ場用に整地された草原にあちこち出てました。 ゴルフ場の芝生にも発生するらしいです。 が、キノコの同定は常に??です(^^;; @糸魚川・高浪池キャンプ場
野山の植物

カバイロツルタケ

カバイロツルタケ (テングタケ科)(樺色鶴茸) (学名Amanita fulva) きれいに整った姿の、いかにもキノコ型のキノコです。 色も姿も無難で、いかにも食べられそうに見える通り、熱を通せば食用になるとのことです。 同科内でよく似てい...