ミヤママスタケ

ミヤママスタケ (担子菌類ツガサルノコシカケ科)【深山鱒茸】
Laetiporus montanus

ミヤママスタケ

2024/10/06 苗場山

「サルノコシカケ」的に、立木や枯れ木の幹に何段にも重なり生える木材腐朽菌。

鮮やかな朱色の大型のキノコで、森の中で異様な存在感を示しています。

名前は、鱒の魚肉に色が似ていることから「鱒茸」と。

山地から亜高山帯の主に針葉樹に生え、下面は黄色っぽくなります。

ずっと同一視されてきて近年別種とされた「マスタケ」では、主に広葉樹に生え傘裏が白っぽくなります。

いずれも食用とされてきましたが、老菌や加熱不十分では中毒を起こすようで、海外では毒キノコとされているそうです。


【Youtube 山川草木図譜チャンネル】

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