ツチスギタケモドキ (担子菌類モエギタケ科スギタケ属)【土杉茸擬】
(Pholiota-sp)
スギタケ属のスギタケの仲間は何種類かあって、未だ分類がはっきりしていないようです。
「スギタケ」や「スギタケモドキ」は、倒木や枯れ木に生えるものですが、これは林内の地上に群生するタイプのようです。
傘の特徴的なササクレ状の鱗片が、よく見ると繊維状で、まだら模様の部分は毛玉のようになっています。
また、柄も同様のササクレ状となっています。
「ツチスギタケモドキ」の名はまだ仮称で、学名もついていません。
食用にもされるようですが、胃腸障害を起こす毒性があるようです。