カワリハツ(ウグイスタケ) (ベニタケ科)
(学名:Russula cyanoxantha f. peltereaui)
狭山丘陵の里近く、雑木林の中にあちこちに生えていました。
うす緑がかった色と傘周辺部の条線が目立ちます。
このような色のキノコとしては、「アイタケ」「クサイロハツ」などがあります。
しかし、アイタケで独特な傘上の色部分のひび割れ模様が全く無いこと、クサイロハツはカバの樹依存が高いらしく、もう少し山岳性っぽいなどで違うようです。
「カワリハツ」は分布域が広く広葉樹林全般にポピュラーなキノコらしいですが、ただし色の変異範囲がたいへん広いようです。
特に緑色のものを「ウグイスタケ」と称し、peltereauiという品種とみる見解があるようなので、それと判断しました。