ヤマドリタケモドキ (担子菌類イグチ科)
(Boletus reticulatus)
温帯の落葉広葉樹林や混交林に生えるキノコで、ブナ科の落葉樹と共生関係をもつ菌根菌でもあります。
直径10cm以上ある大型のキノコで、「イグチ科」の各種の中でも典型的な特徴をもち、食用として料理に使われるポルチーニの仲間です。
この仲間は傘の裏にひだが無く、代わりに「管孔」という穴がたくさん空いています。
また、柄の部分全体に網目模様が現れ、傘の表面全体にも細かい網目模様があります。
柄は根元に近づくほど太くなっています。
傘の上が平たくなっているのは出てから時間が立っているためで、出始めは丸い形です。