8月

アオスジアゲハ

アオスジアゲハ (アゲハチョウ科)(学名: Graphium sarpedon)この蝶は関東以南では全く珍しくないのですが、あまり蝶に興味のない人がとても珍しがることがよくあります。多分、花壇とかをひらひら舞っていることは少なく、木の高いと...
3月

ウバユリ

ウバユリ (ユリ科ウバユリ属)【姥百合】(Cardiocrinum cordatum)ユリの仲間には違いないのですが、なんとも地味な花ではあります。ユリとは思えない丸い大きな葉を付けますが、開花期には枯れ落ちてくることが多いので、歯(葉)が...
6月

クワガタソウ

クワガタソウ (APG:オオバコ科クワガタソウ属)(ゴマノハグサ科)【鍬形草】(Veronica miqueliana)あまり目立たない小さな花ですが、なかなか綺麗な花です。独特の葉序なので、見分けはつけやすい植物です。もっと高い山地には、...

ツバメオモト

ツバメオモト (ユリ科ツバメオモト属)【燕万年青】(Clintonia udensis)「オモト(万年青)」のような青々とした美しい葉が眼を引く、初夏の山野草として人気の高い花です。とても清楚な雰囲気の純白色の花は、いかにもユリ科の形状で、...
6月

オオヤマフスマ

オオヤマフスマ (ナデシコ科オオヤマフスマ属)【大山衾】(Moehringia lateriflora)全国の山地から亜高山帯に多く生育し、林縁や日当たりのよい草地に生えます。ハコベの仲間に似ていますが、萼片が短いのが特徴です。長楕円形の葉...
6月

サワギク

サワギク (キク科サワギク属)【沢菊】(Nemosenecio nikoensis)沢沿いや湿地の、やや薄暗いところに咲く小型のキクです。ほの暗いところに、鮮やかな黄色が浮かび上がるように映えます。葉の切れ込みが深く整っているので涼やかな感...
野山の植物

ヒメウツギ

ヒメウツギ (アジサイ科ウツギ属)【姫空木】(Deutzia gracilis)関東地方以西の山地の日当たりのよいところに生育し、枝先に多数の白い花をつける日本固有種です。株が小柄で枝葉の感じも綺麗で、純白の沢山の花をつけるので庭木として好...
野山の植物

サワフタギ

サワフタギ (ハイノキ科ハイノキ属)【沢蓋木】(Symplocos chinensis)ハイノキ属ということで、「ハイノキ」の花によく似ています。山地の沢や湿地、水辺に生え、名前のように細い沢にフタをするように流れの上に茂ります。秋には綺麗...

コバイモ

コバイモ (ユリ科)【小貝母】(学名:Fritillaria japonica)山野草マニアに人気のある花で、「スプリング・エフェメラル」のひとつです。主に関西方面に分布するものですが、地域による変種が多く、写真のものは植栽なので品種は判り...

クサボケ

クサボケ (バラ科ボケ属)【草木瓜】(Chaenomeles japonicae)日本在来種のボケです。日当たりのよい里山に春を告げる花ですね。「クサ」という名ながら、小さくても低木です。もっと大きな木のほうの「ボケ」は、中国伝来の古い帰化...
7月

クリ

クリ (ブナ科クリ属)【栗】(学名: Castanea crenata)山野に自生する原種は、シバグリ(柴栗)またはヤマグリ(山栗)と呼ばれます。畑で実を採るものはもちろん栽培品種ですが、多摩地方にはあちこちに栗林が残っています。独特の匂い...
野山の植物

ジャノヒゲ

ジャノヒゲ (APG:キジカクシ科ジャノヒゲ属)(ユリ科)【蛇の髭】(Ophiopogon japonicus) 別名:リュウノヒゲ庭や公園によく植えられる、あのジャノヒゲです。園芸用のものかと思っていましたが、里山の林床でも意外と普通に生...
野山の植物

トキワハゼ

トキワハゼ (サギゴケ科サギゴケ属)(ゴマノハグサ科)【常磐爆】(Mazus pumilus)とても綺麗で洒落た造形ですが、何せ小さいのであまり普通の人の眼をひきません。たいへんよく似た花に「ムラサキサギゴケ」がありますが、実物は草と花の大...
7月

オオナルコユリ

オオナルコユリ (クサスギカズラ科アマドコロ属)(ユリ科)【大鳴子百合】(Polygonatum macranthum)全体の大きさとしては、大きめの「ナルコユリ」とあまり変わらないようですが、葉が大きく幅広で脈が目立ちます。花数はむしろ少...
6月

クリンソウ

クリンソウ (サクラソウ科サクラソウ属)【九輪草】(学名 Primula japonica)プリムラの属名があらわすように、「サクラソウ」の仲間で、鮮やかな紅色の花を数段に連ねて咲く、日本特産種です。深い山地の湿地や水辺に多く、大きな群落を...
6月

ヤマアジサイ

ヤマアジサイ (アジサイ科アジサイ属)【山紫陽花】(Hydrangea serrata)「ガクアジサイ」よりも少し小型で華奢な紫陽花で、ガクアジサイの本来の自生地が海岸なのに対して、山間の沢沿いや湿潤な地に広く自生する種類です。ガクアジサイ...
6月

シモツケ

シモツケ (バラ科シモツケ属)【下野】(Spiraea japonica)コデマリなどの仲間で、山の日当たりのよいところに茂っています。下野の国で最初に見つかったことから名付けられたそうですが、日本全国に分布します。高山性の同属に、「イワシ...
野山の植物

アカツメクサ

アカツメクサ (マメ科シャジクソウ属)【紫詰草】(Trifolium pratense) 別名:ムラサキツメクサ、レッドクローバーおなじみの、ヨーロッパ原産の牧草ですが、明治時代以降に帰化して日本全国の普通の野の花となっています。「シロツメ...
野山の植物

ガクアジサイ

ガクアジサイ (アジサイ科アジサイ属)【額紫陽花】(Hydrangea macrophylla f. normalis)いわゆる「アジサイ」の原種で、「額」の名のように花序の周辺部を「装飾花」が取り囲む形です。もともとの原種は、関東南岸から...
6月

ツクバネソウ

ツクバネソウ (シュロソウ科ツクバネソウ属)(ユリ科)【衝羽根草】(Paris tetraphylla)輪生する4枚葉が特徴的な、全国の山地に生える野草です。8本の雄しべがいきなり萼から突き出たような、およそ花らしくない特異な花を咲かせます...
野山の植物

ウワミズザクラ

ウワミズザクラ (バラ科ウワミズザクラ属)【上溝桜】(Padus grayana)まるで「ブラシの木」のような特異な花序ですが、れっきとした日本の桜の仲間です。同属の「イヌザクラ」とよく似ていますが、ウワミズザクラでは花茎に葉がついているの...
野山の植物

キショウブ

キショウブ (アヤメ科アヤメ属)【黄菖蒲】(Iris pseudacorus)この花は、何故か「カキツバタ」の黄花だと思っている人が多いようですが、「カキツバタ」でも「ハナショウブ」でもなく、ヨーロッパ原産の固有種です。キショウブは明治頃か...
野山の植物

アヤメ

アヤメ (アヤメ科アヤメ属)【綾目】【文目】(Iris sanguinea)アヤメは、「ハナショウブ」、「カキツバタ」と常に混同されがちですが、ハナショウブ、カキツバタが湿地性なのに対して陸生で、湿地にも咲きますが野山の草原状のところに多く...
野山の植物

カキツバタ

カキツバタ (アヤメ科アヤメ属)【燕子花】【杜若】(Iris laevigata)「ハナショウブ」、「アヤメ」と常に混同されがちですが、その中でも一番マイナーな存在という感じがします。在原業平の歌は有名ですが、実際の花はよく判るようで判らな...
6月

ササバギンラン

ササバギンラン (ラン科キンラン属)【笹葉銀蘭】(Cephalanthera longibracteata)「ギンラン」と見分けがつかないほどそっくりですが、より大型で「ササバ」の名の通り、葉が笹の葉的な細長い感じで、花茎の下のほうの苞葉が...
野山の植物

ヤブデマリ

ヤブデマリ (レンプクソウ科ガマズミ属)(スイカズラ科)【藪手毬】(Viburnum plicatum var. tomentosum)アジサイの仲間かと思いきや、これはガマズミ属。真っ白でよく目立つ装飾花が4弁の形で面白いと思いましたが、...
6月

ヤマハタザオ

ヤマハタザオ (アブラナ科ヤマハタザオ属.)【山旗竿】(Arabis hirsuta)名前の通り一本の旗竿のように長く高く伸びた草です。鋸歯の有る葉は下よりの方にまばらに付いていて、頂上には、いかにもアブラナ科らしき白い4弁花。別に珍しくも...
6月

ヤマツツジ

ヤマツツジ (ツツジ科ツツジ属)【山躑躅】(Rhododendron kaempferi)日本の野生ツツジの代表種で、分布域がもっとも広いものとされています。里山から千数百mの山地まで幅広い範囲に生育しています。山で出会うツツジにもいろいろ...
6月

ヒメレンゲ

ヒメレンゲ (ベンケイソウ科マンネングサ属)【姫蓮華】(学名 Sedum subtile)関東以西の山地の沢沿いや湿った林下の岩上などに群生する、山地性のマンネングサです。赤い葯が目立つ花で、互生する茎葉はツメクサのように細く、根生葉はへら...
6月

コゴメウツギ

コゴメウツギ (バラ科コゴメウツギ属)【小米空木】(Stephanandra incisa)「ウツギ」の名がつく中でも、アジサイ科の仲間ともスイカズラ科のシリーズとも違う異端児という感じで、珍しくバラ科です。花がとても細かいので見えにくいで...
野山の植物

ウツギ

ウツギ (アジサイ科ウツギ属)【空木】(学名:Deutzia crenata) 別名:ウノハナ(卯の花)茎が中空のため空木(うつぎ)と呼ばれるものの、「ウツギ」の名がつくものは、多くの種類にわたっています。アジサイ科のほか、スイカズラ科の「...
6月

コウホネ

コウホネ (スイレン科コウホネ属)【河骨】(Nuphar japonica)スイレンなどに比べると、なんとも地味な花ですが、夏の陽の中で水面に映える色ではあります。また、スイレンなどと比べると厚手でつやがあるスコップ型の葉が特徴です。半分つ...
6月

キキョウ

キキョウ (キキョウ科キキョウ属)【桔梗】(Platycodon grandiflorus)秋の七草として古典的に親しまれてきた花で日本全国に分布しますが、植えられたものは、どこでも見られるものの、野生のものはほとんどの地域で絶滅危惧種とな...

ミツバツツジ

ミツバツツジ (ツツジ科ツツジ属)【三葉躑躅】(Rhododendron dilatatum var. dilatatum)まだ辺りは一面の枯草色という早春の山の中に、ぽつぽつと鮮やかなピンクが見えだすと、春の喜びの象徴のような感じがします...
9月

ラクウショウ

ラクウショウ (ヒノキ科ヌマスギ属)【落羽松】(学名:Taxodium distichum)  別名:ヌマスギ(沼杉)北アメリカ原産の針葉樹で、公園などに移植されています。もともと、湿地の植物で半分冠水したような水辺に生え、呼吸のための気根...

シャガ

シャガ (アヤメ科アヤメ属)【射干】(学名:Iris japonica)学名が「アイリス・ジャポニカ」というくらいで、日本のアヤメの代表みたいだが、原産は中国で、古い時代の帰化植物と言われています。そのため、天然自然の深山にはなく、人里周辺...
3月

キバナセツブンソウ

キバナセツブンソウ (キンポウゲ科)【黄花節分草】(Eranthis hyemalis)節分草といっても、南ヨーロッパから導入された園芸種です。鮮やかな黄色で、ちょっとクロッカスのような感じです。また、色合いはキンポウゲ科らしく、ちょっとヒ...

ヒメリュウキンカ

ヒメリュウキンカ (キンポウゲ科)【姫立金花】(Ranunculus ficaria) 別名:キクザキリュウキンカ「リュウキンカ」といっても、早春の尾瀬に咲く「リュウキンカ」とは違い、これは英国原産の園芸品。日本のリュウキンカは水辺や湿原に...
6月

ヒメフウロ

ヒメフウロ (フウロソウ科フウロソウ属)【姫風露】(Geranium robertianum)ヒメフウロは、日本では伊吹山など近畿や四国の一部地域にしかなく、主に石灰岩地帯に生息する絶滅危惧種ということで、東京周辺などにあるはずもないのです...
野山の植物

イチヤクソウ

イチヤクソウ (APG:ツツジ科イチヤクソウ属)(イチヤクソウ科)【一薬草】(学名:Pyrola japonica )全国の里山に普通に分布する花ですが、半日陰の林下を好み菌根菌にもある程度依存しているようで、生育適地はそんなに多いわけでは...