ヤマツツジ (ツツジ科ツツジ属)【山躑躅】
(Rhododendron kaempferi)
日本の野生ツツジの代表種で、分布域がもっとも広いものとされています。
里山から千数百mの山地まで幅広い範囲に生育しています。
山で出会うツツジにもいろいろありますが、それぞれ独自の色合いがあるので、同じ地域内では概ね色で判断できるのではないでしょうか。
ヤマツツジは、同じ赤でも「レンゲツツジ」などともやや違う感じの朱赤の色合いが、いかにも普通のツツジという感じです。
しかし、山地の盛りの時期に光の当たり具合によっては、驚くほど鮮やかな色彩を見せることがあります。