オオハナワラビ (シダ植物・ハナヤスリ科ハナワラビ属)【大花蕨】
(Botrychium ternatum)
ハナヤスリ科の羊歯は、特異な一枚葉のタイプが多いが、ハナワラビ属は羽状葉のタイプです。
独立して上に突き出した胞子葉が特徴的ですが、「フユノハナワラビ」や「オオハナワラビ」は冬緑性で、夏には枯れてしまいます。
年明けごろには胞子葉は枯れてしまっていますが、栄養葉は独特の三角形の葉序です。
オオハナワラビは葉の縁が尖った重鋸歯となっています。
よく似た「フユノハナワラビ」では鈍頭でもっと丸っこくなります。
【Youtube 山川草木図譜チャンネル】