ニホンカナヘビ (爬虫綱有鱗目カナヘビ科)
(Takydromus tachydromoides)
「トカゲ」に似てトカゲに非ずで、トカゲより尻尾が細長くスマートなのが「ヘビ」の名がつく所以でしょうか。
北海道から屋久島まで、琉球以外の日本全国に生息しますが日本固有種だそうです。
草がよく生い茂る中の丸太や杭、庭石などの上によくじっとしています。
これは日光浴で体温を上げるのが好きなためのようです。
トカゲの好きな石の下や地面の隙間などよりも、草むらや茂みの地面が好きで、ときには多少の樹上にも登るようです。
冬は地中で冬眠するようです。
全国の低山から里山、街中の公園まで広くどこにでも生息しますが、東京都ではレッドデータ準絶滅危惧となっています。
多くの蛇などもそうですが、眼が綺麗で可愛いですね。