セセリチョウ科 イチモンジセセリ イチモンジセセリ (セセリチョウ科)(Parnara guttata)日本のセセリチョウ類の中で最も普通に見られる種類です。後翅にある4つの白色の斑紋が直線的に並ぶのが特徴で、前翅にも同様の斑紋がカーブして並びます。主に関東以南に多く、街中... 2024.12.18 セセリチョウ科
4月 ギフチョウ ギフチョウ (アゲハチョウ科ギフチョウ属)【岐阜蝶】(Luehdorfia japonica)蝶の「スプリングエフェメラル」として、本州の里山に生息する日本固有種です。里山や低山の落葉広葉樹林に生育し、春先に年に一度だけ出現します。食草はカ... 2024.04.12 4月アゲハチョウ科蝶類
タテハチョウ科 ジャノメチョウ ジャノメチョウ (タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)【蛇目蝶】(Minois dryas)全国に広く分布する普通種の地味な蝶です。多くの「ジャノメチョウ類」の中でも元祖「ジャノメチョウ」の名をもち、明るいところを飛び大型のわりにはあまりぱっ... 2023.09.08 タテハチョウ科8月
タテハチョウ科 ベニヒカゲ ベニヒカゲ (タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)【紅日陰】(Erebia neriene niphonica)黒褐色の羽根で、前翅に橙赤色の帯があり、その中に黒い眼状紋が並ぶ、地味ながら目を引くデザインの高山蝶です。亜高山の日当たりの良い草... 2024.08.29 タテハチョウ科8月
7月 ミスジチョウ ミスジチョウ (タテハチョウ科ミスジチョウ属)【三筋蝶】(Neptis philyra)こげ茶の地色に3本の白い筋をもつ「元祖」ミスジチョウ。近縁の「コミスジ」などによく似ていますが、最初の白帯が直線的で途切れず、やや大きめです。また、コミ... 2023.07.21 7月タテハチョウ科蝶類
5月 ミズイロオナガシジミ ミズイロオナガシジミ (シジミチョウ科)(Antigius attilia)全国の雑木林に生息するシジミで、食草がコナラ、クヌギ、カシワなどなので、都市部の林でも普通に生息するようです。何故か「ミズイロ」の名前がついていますが水色の部分は無... 2023.05.25 5月シジミチョウ科
タテハチョウ科 コジャノメ コジャノメ (タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)(Mycalesis francisca)本州以南で平地から低山の雑木林などの林内に普通に見られるジャノメチョウ。薄暗い林下を飛び、樹液などに集まり花にはほとんど来ない地味な蝶です。同類の「ヒ... 2022.05.26 タテハチョウ科5月蝶類
セセリチョウ科 ミヤマセセリ ミヤマセセリ (セセリチョウ科)(Erynnis montanus)セセリチョウの仲間は茶色っぽく地味なのが多く、蛾と思われているものが多いですが、よく見ると地味ながら渋い味わいがあります。このミヤマセセリも特にメスは独特の雲形文様が特徴的... 2023.04.08 4月5月セセリチョウ科
アゲハチョウ科 ヒメギフチョウ ヒメギフチョウ (アゲハチョウ科ギフチョウ属)【姫岐阜蝶】(Luehdorfia puziloi inexpecta) ヒメギフチョウ本州亜種「春の妖精」とも呼ばれ、早春の林に舞う可憐な蝶です。同属の「ギフチョウ」が主に山陰から近畿・中部・... 2024.04.06 5月アゲハチョウ科
6月 キマダラセセリ キマダラセセリ (セセリチョウ科)(Potanthus flavus)「セセリチョウ」の仲間は、どれも蛾に間違われることの多い蝶です。そもそも、蝶と蛾は明確な区別の線引きはできないのですが、その中でもセセリチョウはより蛾に近い特徴をもちあわ... 2021.06.22 6月セセリチョウ科
タテハチョウ科 ヒカゲチョウ ヒカゲチョウ (タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)【日陰蝶】(Lethe sicelis) 別名:ナミヒカゲ雑木林の中など林下の日陰を飛び回り、花より樹液などにやってきます。ジャノメチョウの仲間なので裏面にはっきりした眼状紋がありますが、表... 2023.09.08 タテハチョウ科
アゲハチョウ科 ウスバシロチョウ ウスバシロチョウ (アゲハチョウ科)【薄羽白蝶】(Parnassius citrinarius) 別名:ウスバアゲハ「シロチョウ」の名がつきますが、「モンシロチョウ」「スジグロシロチョウ」などの仲間ではなく、アゲハチョウ科です。ただし、アゲ... 2021.04.24 アゲハチョウ科
9月 クモガタヒョウモン クモガタヒョウモン (タテハチョウ科)(Nephargynnis anadyomene)全国の丘陵地から高原まで林縁の草地に現れるヒョウモンチョウです。斑点が丸っこく、連続模様が少ないのでいかにもヒョウ柄の模様で、裏面ははっきりした模様が無... 2020.10.01 9月タテハチョウ科蝶類
タテハチョウ科 クロヒカゲ クロヒカゲ (タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)【黒日陰】(Lethe diana)全国に普通に生息するジャノメチョウの仲間。翅の表面側は黒褐色の無地で、とても地味な蝶です。普通は日陰の林内にしかいないことが多いですが、この日は霧雨もようだ... 2023.09.08 タテハチョウ科7月
7月 オオウラギンスジヒョウモン オオウラギンスジヒョウモン (タテハチョウ科)【大裏銀筋豹紋】(Argyronome ruslana) 一見したところ、3脈が目立ったので「ミドリヒョウモン」かと思いましたが。後で調べると斑紋のパターンが若干違いました。全国の林縁や渓流沿い... 2020.08.01 7月タテハチョウ科
6月 ルリシジミ ルリシジミ (シジミチョウ科)【瑠璃蜆】(Celastrina argiolus)全国どこにでも分布するシジミですが、せわしなく飛び回るので分かりにくいです。濡れた林道などで吸水することがあるので、そのときは見やすい感じです。食草が多岐にわ... 2019.06.11 6月シジミチョウ科
6月 イチモンジチョウ イチモンジチョウ (タテハチョウ科)【一文字蝶】(Limenitis camilla)「コミスジ」と並んで、この手の蝶の普通種で都市近郊でもよく見られます。白帯が一本通ったシンプルな意匠ですっきりしています。近似種の「アサマイチモンジ」とよ... 2023.09.09 6月9月7月タテハチョウ科5月
9月 ナミアゲハ ナミアゲハ (アゲハチョウ科)【並揚羽】(学名:Papilio xuthus)アゲハ単に「アゲハ」「アゲハチョウ」といえば、このナミアゲハのことで街中や人里に多く見られ全国に分布します。年2-4回発生し、春型と夏型があります。近縁の「キアゲ... 2023.11.29 9月アゲハチョウ科
6月 ウラナミアカシジミ ウラナミアカシジミ (シジミチョウ科)【裏波赤小灰蝶】(学名:Japonica saepestriata)雑木林に住むゼフィルスの仲間で、「アカシジミ」と同属で表の色柄はたいへん似ていますが、裏模様が全く違います。薄オレンジの地色に黒い太点... 2020.05.24 6月5月シジミチョウ科蝶類
6月 アカシジミ アカシジミ (シジミチョウ科)(Japonica lutea)コナラやクヌギやカシなどを食草とする、いわゆる「ゼフィルス」の仲間のシジミチョウです。雑木林に住み、日中はあまり活発に活動しないので、樹の葉に止まっていることが多く羽根の表を広げ... 2020.08.18 6月シジミチョウ科
6月 スジグロシロチョウ スジグロシロチョウ (シロチョウ科)(Pieris melete)「モンシロチョウ」と並んで東京周辺などでも一番多く見られる蝶ですが、一般には昔からモンシロと混同されていることが多いかもしれません。しかし、昔は東京でもちょっと郊外ではキャベ... 2022.09.22 6月シロチョウ科
4月 アカタテハ アカタテハ (タテハチョウ科)【赤立羽】(学名: Vanessa indica)日本全国に分布し、都市周辺でも普通に見られるタテハです。わりあい秋に多く見られ、幼虫はイラクサ科の植物を食草としています。日当たりのよいところが好きで、写真のよ... 2018.01.09 4月タテハチョウ科蝶類
6月 モンキチョウ モンキチョウ (シロチョウ科)【紋黄蝶】(Colias erate)公園などでもポピュラーな、広く親しまれる蝶ですね。昔、子供の頃の東京の街中では、圧倒的にモンシロチョウが多く、モンキチョウはややレアな蝶だった感じです。今はモンシロチョウや... 2020.05.31 6月10月5月シロチョウ科
9月 クロアゲハ クロアゲハ (アゲハチョウ科)【黒揚羽】(Papilio protenor)街中や低山で真っ黒いアゲハといえばこれ。明るい林の日陰の中をふわふわと飛び、同じルートをたびたび回っているようです。ナミアゲハ同様、食草は柑橘類。 2018.06.09 9月アゲハチョウ科
タテハチョウ科 ヤマキマダラヒカゲ ヤマキマダラヒカゲ (タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)【山黄斑日陰】(Neope niphonica) キマダラヒカゲは、1970年代に「サトキマダラヒカゲ」と「ヤマキマダラヒカゲ」に分けられましたが、それまでは同一の一種類でした。小中学... 2023.09.08 タテハチョウ科蝶類
7月 エゾシロチョウ エゾシロチョウ (シロチョウ科)(Aporia crataegi)大雪山黒岳への山腹にて。「スジグロシロチョウ」に似ているが、白色に黄色みが全くなく、条がくっきりしている。日本では北海道だけに分布するが、現地ではごく普通種。食草は、リンゴ、... 2022.12.26 7月大雪山シロチョウ科
7月 オオムラサキ オオムラサキ (タテハチョウ科)【大紫】(Sasakia charonda)日本の「国蝶」として知られるオオムラサキは、日本最大のタテハチョウです。大きさと同時に重量感のある蝶なので、「ひらひら」というより「バサバサ」という感じで力強く飛び... 2021.07.08 7月タテハチョウ科蝶類
6月 キアゲハ キアゲハ (アゲハチョウ科)【黄揚羽】(学名 Papilio machaon)「ナミアゲハ」に較べて大柄で、黒線や模様がくっきりして、飛び方も力強い感じのアゲハです。何処にでも居る種類ですが、平地より山地に多く、時には高山の尾根や山頂付近で... 2018.10.11 6月10月5月アゲハチョウ科
6月 ベニシジミ ベニシジミ (シジミチョウ科)【紅小灰蝶】(学名:Lycaena phlaeas)「ヤマトシジミ」と並んで、街中でも見られるシジミの代表です。食草が「スイバ」や「ヒメスイバ」、「ギシギシ」といった、どこにも見られるタデ科の雑草のため生息には... 2022.10.08 6月9月4月10月シジミチョウ科
6月 ジャコウアゲハ ジャコウアゲハ (アゲハチョウ科)【麝香揚羽】(学名: Atrophaneura alcinous)雄はほぼ真っ黒で「クロアゲハ」に似ていますが、雌は独特の薄茶色なのですぐに判ります。地味ながら渋い風格のある感じのアゲハです。食草は「ウマノ... 2023.08.21 6月7月8月アゲハチョウ科
6月 ムラサキシジミ ムラサキシジミ (シジミチョウ科)【紫小灰蝶】(学名:Narathura japonica)都会周辺でも見ることのできるシジミ類の中で、もっとも綺麗な種類のひとつです。ただし、羽根裏はたいへん地味なので、羽根を立てて閉じている場合はまったく... 2021.01.22 6月1月シジミチョウ科
9月 ウラナミシジミ ウラナミシジミ (シジミチョウ科)【裏波小灰蝶】(Lampides boeticus)翅の表は光沢のある青紫で黒褐色の縁取りがあり、端正で綺麗なシジミです。メスは全体に黒っぽく地味ですが、どちらも名の通り羽根の裏面は独特の波模様がとても綺麗... 2023.11.05 9月10月シジミチョウ科
タテハチョウ科 リュウキュウアサギマダラ リュウキュウアサギマダラ (タテハチョウ科リュウキュウアサギマダラ属)【琉球浅葱斑】(学名:Ideopsis similis)その名の通り、琉球に生息するアサギマダラの仲間ですが、「アサギマダラ」とは別属になっています。八重山諸島の小浜島の... 2021.12.20 タテハチョウ科8月蝶類
3月 ルリタテハ ルリタテハ (タテハチョウ科)【瑠璃立羽】(学名 Kaniska canace)似たような柄の傾向が多いタテハチョウの中で、独自の色彩をもつルリタテハですが、やはりタテハらしく渋好みのデザインではあります。縄張りの習性をもつため、同じような... 2019.10.16 3月9月4月10月タテハチョウ科蝶類
7月 ヤマトシジミ ヤマトシジミ (シジミチョウ科)【大和小灰蝶】(学名 Pseudozizeeria maha)およそ、人里でどこでも見られる普遍的な蝶ですが、幼虫の食草がカタバミで、道端や空き地などどこにでもあるというのが強みですね。蝶の幼虫というのは食草... 2021.07.28 7月5月シジミチョウ科
5月 アオスジアゲハ アオスジアゲハ (アゲハチョウ科)(学名: Graphium sarpedon)この蝶は関東以南では全く珍しくないのですが、あまり蝶に興味のない人がとても珍しがることがよくあります。多分、花壇とかをひらひら舞っていることは少なく、木の高いと... 2020.01.03 5月8月アゲハチョウ科
タテハチョウ科 スミナガシ スミナガシ (タテハチョウ科)【墨流】(Dichorragia nesimachus)タテハチョウの中でも、オオムラサキやゴマダラチョウに近い仲間で、渋い色模様の蝶です。特別珍しいわけではありませんが、個体数が多くないのでそれほど頻繁に見ら... 2018.01.09 タテハチョウ科8月蝶類
タテハチョウ科 コヒョウモン コヒョウモン (タテハチョウ科)【小豹紋】(Brenthis ino)夏本番となった高原に舞うヒョウモンチョウ類の中でも、やや小型でやや丸っこいので優しい感じのする蝶です。「ヒョウモンチョウ」との区別が微妙で、じっくり見れるか、後で写真判定... 2023.08.12 タテハチョウ科7月8月蝶類
7月 ヒメシジミ ヒメシジミ (シジミチョウ科)(Plebejus argus)本州以北の山地草原に住む、準絶滅危惧種。光の角度によっては紫が鮮やかに見えます。食草は、アザミ類やイタドリ類など。 2020.08.23 7月シジミチョウ科
3月 ヒオドシチョウ ヒオドシチョウ(タテハチョウ科)(緋縅蝶・学名Nymphalis xanthomelas)いかにもタテハチョウらしい、渋い美しさで、日向で見るととても綺麗。「エルタテハ」とそっくりですが、後翅のへりに綺麗な水色の縁取りが入ります。大菩薩の雁... 2021.03.04 3月6月4月タテハチョウ科5月蝶類