ルリタテハ (タテハチョウ科)【瑠璃立羽】
(学名 Kaniska canace)
似たような柄の傾向が多いタテハチョウの中で、独自の色彩をもつルリタテハですが、やはりタテハらしく渋好みのデザインではあります。
縄張りの習性をもつため、同じような蝶道を繰り返し飛んでくることが多いですが、結構猛スピードで飛び回るので捕虫網で捕ろうとするとなかなか苦労します。
しかし、寒い季節の陽だまりなどに翅を広げて日向ぼっこしているときは、他の蝶と同様、意外と近寄れることがあります。
幼虫がけっこうインパクトのある姿で、食草のホトトギスなどについていることがあります。