ムラサキシジミ (シジミチョウ科)【紫小灰蝶】
(学名:Narathura japonica)
都会周辺でも見ることのできるシジミ類の中で、もっとも綺麗な種類のひとつです。
ただし、羽根裏はたいへん地味なので、羽根を立てて閉じている場合はまったく目立たず、ほとんどの人が関心をもたないでしょう。
お天気の日当たりのよいところでは、写真のように羽根を広げて「日向ぼっこ」をすることがあるのでたいへん目立ちます。
食草がカシ、シイ、コナラ、クヌギなどなので、町周辺の雑木林でも繁殖できるのでしょう。
幼虫を蟻が護衛する習性をもつことでも知られています。