ハマウツボ科

高山植物

レブンシオガマ

レブンシオガマ (ハマウツボ科シオガマギク属)【礼文塩釜】(Pedicularis chamissonis var. rebunensis)礼文島の固有変種で、「キタヨツバシオガマ」の大型のもの。背丈が50-60cm以上にもなり、葉が5-6...

ネムロシオガマ

ネムロシオガマ (ハマウツボ科シオガマギク属)【根室塩竈】(Pedicularis schistostegia)高山や亜高山に咲く「シオガマ」の仲間は、「ヨツバシオガマ」や「タカネシオガマ」など紅紫色の花のものが多く、白系のものは「エゾシオ...
野山の植物

シオガマギク

シオガマギク (ハマウツボ科シオガマギク属)【塩竈菊】(Pedicularis resupinata subsp. oppositifolia)自分の葉で光合成を行なう一方、他の植物(イネ科)に寄生して栄養分を奪う「半寄生植物」です。山地の...
高山植物

キタヨツバシオガマ

キタヨツバシオガマ (ハマウツボ科シオガマギク属)(旧ゴマノハグサ科)【北四葉塩竈】(Pediculasis chamissonis var. hokkaidoensis) 別名:ハッコウダシオガマ「ヨツバシオガマ」は従来ひとつの種類とされ...
高山植物

トモエシオガマ

トモエシオガマ (ハマウツボ科シオガマギク属)(旧 ゴマノハグサ科)【巴塩竈】(Pedicularis resupinata subsp. teucriifolia)半寄生性の多年草で「シオガマギク」の亜種または変種とされています。花序が茎...
山岳の植物

シコクママコナ

シコクママコナ (ハマウツボ科ママコナ属)【四国飯子菜】(Melampyrum laxum var. laxum)「ミヤマママコナ」の変種で、ミヤマママコナ同様に花冠喉部両脇に黄色斑があり、ミヤマママコナと違って苞葉の一部に刺状の歯牙があり...
高山植物

エゾシオガマ

エゾシオガマ (ハマウツボ科シオガマギク属)(ゴマノハグサ科)【蝦夷塩釜】(Pedicularis yezoensis)高山帯の日当たりのよい草地に生える日本固有種です。本州中部以北から北海道に分布し、低い草地から突き出すように立ち上がって...
7月

ミヤマママコナ

ミヤマママコナ (ハマウツボ科ママコナ属)(ゴマノハグサ科)【深山飯子菜】(Melampyrum laxum var. nikkoense)低地に咲く「ママコマ」の山岳型で、ママコナと同様の花ですが下唇の喉部分が黄色くなり苞葉が全縁で鋸歯が...
高山植物

ミヤマコゴメグサ

ミヤマコゴメグサ (ハマウツボ科コゴメグサ属)(ゴマノハグサ科)【深山小米草】(Euphrasia insignis)コゴメグサの中では花がやや大きめで、北アルプスを中心に山形県から滋賀県にかけての日本海側に分布します。亜高山帯から高山帯に...
野山の植物

キヨスミウツボ

キヨスミウツボ (ハマウツボ科キヨスミウツボ属)【清澄靫】(Phacellanthus tubiflorus)変わり種の寄生植物で構成される「ハマウツボ科」の中で一属一種となっている奇妙な植物です。薄暗い林内に、鎌で刈ったかのような草の切り...
野山の植物

セイヨウヒキヨモギ

セイヨウヒキヨモギ (ハマウツボ科セイヨウヒキヨモギ属)【西洋引蓬】(Bellardia viscosa)堤防の草むらにチガヤやツメクサなどに混ざって立つ黄色い花。まっすぐ直立してなかなか見事な立ち姿です。しかしこれはヨーロッパ原産の路傍や...
野山の植物

ヒキヨモギ

ヒキヨモギ (ハマウツボ科ヒキヨモギ属)【引蓬】(Siphonostegia chinensis)「ヨモギ」という名がついていますがヨモギとは全く関係なく、ハマウツボ科の半寄生植物です。因みにヨモギの名は、葉の形が似ているからということのよ...
山岳の植物

オオナンバンギセル

オオナンバンギセル (ハマウツボ科ナンバンギセル属)【大南蛮煙管】(Aeginetia sinensis) 別名:ヤマナンバンギセル普通の「ナンバンギセル」と同様、ススキなどのイネ科植物の根に寄生する寄生植物です。ナンバンギセルよりも大型で...
野山の植物

コシオガマ

コシオガマ (ハマウツボ科コシオガマ属)【小塩竈】(Phtheirospermum japonicum)半寄生植物であるシオガマ類のひとつで、「シオガマギク」に似ていますが少し小型です。日当たりのよいススキ草原のようなところに生え、ピンク色...
野山の植物

タチコゴメグサ

タチコゴメグサ (ハマウツボ科コゴメグサ属)【立小米草】(Euphrasia maximowiczii)いろいろあるコゴメグサの中でも小さな花です。先の尖った葉も小さく、葉も花も柄なしで茎にごちゃごちゃ付くので何だか窮屈な感じがします。この...

クチナシグサ

クチナシグサ (APG:ハマウツボ科クチナシグサ属)(ゴマノハグサ科)【梔子草】(Monochasma sheareri) 別名: カガリビソウ旧ゴマノハグサ科だったところから、現在はハマウツボ科に移った半寄生植物です。自分で葉を伸ばしちゃ...
高山植物

キバナシオガマ

キバナシオガマ (APG:ハマウツボ科シオガマギク属)(ゴマノハグサ科)【黄花塩竈】(Pedicularis oederi)希少な大雪山固有種であり、日本で唯一の黄色のシオガマ類です。形としては「ヨツバシオガマ」に似ていますが、花序は背が低...
野山の植物

ナンバンギセル

ナンバンギセル (ハマウツボ科ナンバンギセル属)【南蛮煙管】(Aeginetia indica)ススキなどの根元に寄生している寄生植物です。「ギンリョウソウ」などにも似た寄生植物で、「ヤセウツボ」などと同科とはいえ、花がピンク系でなかなか綺...
高山植物

タカネシオガマ

タカネシオガマ (APG:ハマウツボ科シオガマギク属)(旧ゴマノハグサ科)【高嶺塩釜】(Pedicularis verticillata)「ヨツバシオガマ」と並んで有名な高山植物です。濃ピンクの色合いが稜線で目立ちます。「ヨツバシオガマ」よ...
高山植物

コバノコゴメグサ

コバノコゴメグサ (ゴマノハグサ科)(APG:ハマウツボ科)【小葉の小米草】(Euphrasia matsumurae)別名:ヒメコゴメグサコゴメグサ類は地域の変種も多く、その分類は難しいようですが、南アルプスではほぼ「コバノコゴメグサ」だ...
山岳の植物

セリバシオガマ

セリバシオガマ (APG:ハマウツボ科シオガマギク属)(ゴマノハグサ科)【芹葉塩竈】(Pedicularis keiskei)亜高山の薄暗い針葉樹林の下草として、すごく地味に咲いています。花の構造がどうなっているのかどうにもよく判りません。...
高山植物

ヨツバシオガマ

ヨツバシオガマ (APG:ハマウツボ科シオガマギク属)(ゴマノハグサ科)【四葉塩釜】(Pedicularis japonica)特徴的な葉が4枚輪生することから「ヨツバ」と言われますが実際には3枚のことも多いようです。茎の先端に花序をつけ、...
野山の植物

ヤセウツボ

ヤセウツボ (ハマウツボ科ハマウツボ属)【痩靫】(学名 Orobanche minor)外来種の寄生植物で、地中海沿岸原産。葉緑素をもたず、ツメクサなどに寄生して栄養を得ています。日本には戦前に入ってきたようで、今では全国的に分布、要注意外...