シオガマギク

シオガマギク (ハマウツボ科シオガマギク属)【塩竈菊】
Pedicularis resupinata subsp. oppositifolia

シオガマギク

2023/09/18 富士吉田市

自分の葉で光合成を行なう一方、他の植物(イネ科)に寄生して栄養分を奪う「半寄生植物」です。

山地の草原などに生え、北海道南部以南から九州にまで分布します。

茎や枝の上部に苞葉状の葉のかたまりがつき、そこに花が咲きます。

花はシオガマ類独特の分かりにくい唇形で、上唇弁はくちばし状に尖り、下唇弁は末広がりで浅く3裂します。

花序は分岐したあちこちや途中にもつくようで、花序が茎先に集まる「トモエシオガマ」と全体の形状が異なります。

シオガマギク

2023/09/18 富士吉田市

シオガマギク

2023/09/18 富士吉田市


【Youtube 山川草木図譜チャンネル】

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