キタヨツバシオガマ (ハマウツボ科シオガマギク属)(旧ゴマノハグサ科)【北四葉塩竈】
(Pediculasis chamissonis var. hokkaidoensis) 別名:ハッコウダシオガマ
「ヨツバシオガマ」は従来ひとつの種類とされていましたが、近年遺伝子解析の結果などから、飯豊山以北~北海道のものは「キタヨツバシオガマ」とされ、
東北南部~中部地方の「ヨツバシオガマ」とは別種となりました。
キタヨツバシオガマは花序が長く花が7-12段つき、花冠と萼片の境目がやや折れ曲がるとされています。
確かに花冠上唇の「鶴の首」が水平にうなだれた感じになっているように見えます。
本州中部のヨツバシオガマでは2500m程度以上の高山帯で見られますが、大雪山では亜高山下部の林内からあちこちに咲いています。
さらに礼文島に特産するものはさらに大型で花が20-30段咲き、変種「レブンシオガマ」とされています。
東北中南部などでは両者の分布がきれいに分かれる訳では無いでしょうから、同定に注意が必要でしょう。