クチナシグサ （APG：ハマウツボ科クチナシグサ属）（ゴマノハグサ科）【梔子草】
（Monochasma sheareri） 別名: カガリビソウ
2021/04/09 東村山市
旧ゴマノハグサ科だったところから、現在はハマウツボ科に移った半寄生植物です。
自分で葉を伸ばしちゃんと光合成を行いながら、笹の根に寄生して養分を得ているようです。
明るい雑木林の林下や水田や土手まわりの小さな雑草ですが、意外なことに実は希少な植物。
東京都の区部では絶滅とされ、関東地方をはじめ、関西でも各県で絶滅危惧種に指定されています。
花が茎に対して対生に2個ペアで付く面白い花序で、花の大きさのわりに大きな萼と萼片を備えています。
梔子草といって、何が「クチナシ」かといえば、花が似ているのではなく、実の形が似ているそうです。
2023/04/17 東村山市
2021/04/09 東村山市
水田わきの土手の草薮に「フデリンドウ」が点々と咲いていたので見ていたら、草の中に小さな白い花。
「アゼトウガラシ」か、その他「アゼナ」の仲間だろうと思っていましたが、花弁がこのように尖っているものは無い。
また、唇弁型の花とはいえ、上部の花弁が合着せず分かれているので、ちゃんと5弁の花になっています。
いろいろ調べた結果、判明したのは関東地方以西に分布する「クチナシグサ」。
2018/04 狭山丘陵
2018/04 狭山丘陵
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2018/04 狭山丘陵
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2020/05/24 所沢市
2020/05/24 所沢市
【Youtube 山川草木図譜チャンネル】
