オオナンバンギセル (ハマウツボ科ナンバンギセル属)【大南蛮煙管】
(Aeginetia sinensis) 別名:ヤマナンバンギセル
普通の「ナンバンギセル」と同様、ススキなどのイネ科植物の根に寄生する寄生植物です。
ナンバンギセルよりも大型で、大きな花を横向きに咲かせ、5裂した花弁がめくれるように広がります。
「キセル」というには大きく立派に開いた花となります。
萼部分の先端があまり尖らず、斑状の模様も少ないようです。
本州、四国、九州に分布し、普通のナンバンギセルよりも深い山の草地に生育します。
全国26都府県で絶滅危惧指定