イヌシデ (カバノキ科クマシデ属)【犬四手】
(Carpinus tschonoskii)
丘陵地の雑木林に「クヌギ」や「コナラ」とともに多く生える落葉樹です。
幹は灰色で独特の縦縞模様が入り綺麗です。
には12-15対の側脈がはっきりと入り不揃いの重鋸歯があります。
雌雄同株で新緑の時期に黄緑色の穂状の花序がたくさん垂れ下がります。
秋には独特の苞に包まれた果穂が垂れ下がります。
同様の里山に生える「アカシデ」とよく似ていますが、アカシデより葉の先端の尖りが少なく、幹の樹形がすっきりと丸くなる傾向があります。