コナラ (ブナ科コナラ属)【小楢】
(Quercus serrata)
「クヌギ」と並んで日本の里山雑木林の代表のような樹種で、代表的ドングリでもある樹木ですが、その花は恥ずかしながら知りませんでした。
里山の林床にニリンソウなどが咲きだすころ、若葉とともに下垂する雄花の花穂をどっさりと咲かせます。
よく似たクヌギの花よりもややまばらで、黄緑色っぽい感じです。
樹皮は深く粗く割れますが、平坦な表面が残る感じで割れ目は縦に走ります。
クヌギによく似る場合もありますが、より明るい色味の幹です。
葉は先太りの倒卵形で粗い鋸歯があります。
【Youtube 山川草木図譜チャンネル】