カバノキ科

ツノハシバミ

ツノハシバミ (カバノキ科ハシバミ属)【角榛】 (Corylus sieboldiana var. sieboldiana) 別名:ナガハシバミ 「ヘーゼルナッツ」の近縁種で、同様に食用になるナッツが実る木です。 特徴的な花が注目を集める木...
山岳の植物

ジゾウカンバ

ジゾウカンバ (カバノキ科カバノキ属)【地蔵樺】 (Betula globispica) 別名:イヌブシ (写真は樹幹のみ 葉は別物) 栃木から長野までの本州中部、ほとんど埼玉県、群馬県、山梨県、長野県の境界山地中心に限られた分布の希産種の...
6月

タニガワハンノキ

タニガワハンノキ (カバノキ科ハンノキ属)【谷川榛の木】 (Alnus inokumae) 別名:コバノヤマハンノキ 本州中部以北~北海道南部に分布する日本固有種で「ハンノキ」よりも高地性で山岳地から亜高山に生育します。 山地の河原や湿地な...
12月

ウダイカンバ

ウダイカンバ (カバノキ科カバノキ属)【鵜松明樺】 (Betula maximowicziana) 別名:マカバ 日本に自生しているカバノキ類の中で最も大きくなる種類で、大きなものでは樹高30m、直径1mに達するそうです。 北海道から本州中...
樹木

ヤエガワカンバ

ヤエガワカンバ (カバノキ科カバノキ属)【八重皮樺】 (Betula dahurica) 別名:コオノオレ 北海道東部の一部と、本州中部の一部地域に隔離分布し、中部地方では標高1500m前後の日当たりのよい高原に自生します。 樹皮が浮き上が...

イヌシデ

イヌシデ (カバノキ科クマシデ属)【犬四手】 (Carpinus tschonoskii) 丘陵地の雑木林に「クヌギ」や「コナラ」とともに多く生える落葉樹です。 幹は灰色で独特の縦縞模様が入り綺麗です。 には12-15対の側脈がはっきりと入...
12月

ミズメ

ミズメ (カバノキ科カバノキ属)【水芽】 (Betula grossa) 別名:ヨグソミネバリ(夜糞峰榛)、アズサ(梓) 岩手県以南から九州までの山岳地に分布し、ブナ帯あたりに生える高木です。 「ダケカンバ」や「シラカンバ」などと同科ですが...
野山の植物

アカシデ

アカシデ (カバノキ科クマシデ属)【赤四手】 (Carpinus laxiflora) 関東地方の雑木林に多く、公園樹にも植えられています。 同類の「シデ」の中でも、果穂の果苞が細く疎らな形です。 春には葉が出る前に赤い穂状の花がたくさん吊...
野山の植物

オオバヤシャブシ

オオバヤシャブシ (カバノキ科ハンノキ属)【大葉夜叉五倍子】 (Alnus sieboldiana) 福島県以南から紀伊半島あたりまでの太平洋岸地帯に自生し、荒れ地や痩せた土地でもよく育つということで緑化や砂防用に各地で播種されています。 ...
3月

ハンノキ

ハンノキ (カバノキ科ハンノキ属)【榛の木】 (Alnus japonica) 川辺や沼地、湿地に生える落葉高木。 真冬に雌雄異花をつけます。 穂状に下垂するのが雄花、その付け根で紅いワレモコウみたいなのが雌花です。 花粉症の原因植物のひと...
6月

ダケカンバ

ダケカンバ (カバノキ科カバノキ属)【岳樺】 (Betula ermanii) 北アルプスなどの亜高山帯の風景に欠かせない代表的な広葉樹で、「シラカンバ」よりも高いところに生えます。 しばしば高山帯にも灌木のかたちで生え、豪雪地にも根曲がり...
野山の植物

クマシデ

クマシデ (カバノキ科クマシデ属)【熊四手】 (Carpinus japonica) 本州から九州にかけて山地に生育します。 同類の「シデ」の中でも最も整った形の果穂をつけ、「ホップ」の実に似ています。 細長い葉はきわめてはっきりした並行葉...
野山の植物

シラカンバ

シラカンバ (カバノキ科カバノキ属)【白樺】 (Betula platyphylla) シラカバ 温帯から亜寒帯地方に分布する樹木であり、本州中部では高原の樹木の代表のようになっています。 さらに高度の高いところでは同属の「ダケカンバ」に入...