シャクジョウソウ (APG:ツツジ科シャクジョウソウ属)(旧イチヤクソウ科)【錫杖草】
(Monotropa hypopithys)
おなじみの「ギンリョウソウ」とよく似ていますが、花期が7-8月と遅く、花が下向きで色がベージュ色です。
ギンリョウソウに比べると数少なく、より山地性のようです。
ギンリョウソウとは別属であり、同属には秋にかけて8-9月に咲く「ギンリョウソウモドキ」があります。
また、シャクジョウソウだけが、1本の茎に多数の花をつけるのですぐ判ります。
どれも同様に菌従属栄養植物で、光合成をせず、特定の菌類と共生することで養分を得ています。
全国28都府県で絶滅危惧指定